【連載】Hiroのもいもいフィンランドvol.44「Santa Cruzのバンド名から誕生したCruzfest 2017」

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フィンランドのストリートカルチャーを祝うということから誕生したCruzfest 2017 が先日ヘルシンキのTiivistämö(ティーヴィスタモ)で開催されました。きいたことない場所だったのでどこかな?と思ったら、フィンランド最大のメタルフェス「トゥスカ」の会場のすぐ横にある建物でした。


このフェス名はこの秋サードアルバムを発売するフィンランドのハードロックバンドSanta Cruzにちなんでつけられたとのことで、メインアクトはもちろんSanta Cruz!その他にHunters、Death Hawks、United Seafood、Tyrantti、Current、Maan Tomu、Pietarin Spektaakkeliといった顔ぶれ。このフェスのテーマがストリートカルチャーということもあり、メインアクト以外はアンダーグラウンドなバンドらしく正直なところSanta Cruz以外はほとんど知らないバンドだったので、実際にライブ観ていいバンドが発掘できる機会かもと予習も何もせずに行ってみることに。16時オープンで最初のバンドは17時から。メインアクトのSanta Cruzはなんと午前1時15分スタート!フィンランドでは深夜すぎてからメインアクトも珍しいことではなく、とにかく体力がいるので、最初の2バンドは見逃すことになってしまいましたが、19時過ぎに会場に到着。

中にはいってみるとビニールのプールまで置かれてる庭にサンチェアが並びのんびりと参加無料のビンゴが行われてました。ビンゴには出遅れたのでサンチェアに座り日光浴、、、といってもそんなに太陽は照ってなくジャケット着ててもずっと座ってると肌寒くなってくる気温。音楽フェスでビンゴというのも珍しいですが、2回目のビンゴに参加したらなんと当選!ビール券がもらえました。


メインステージの建物の横の通りにはDJブースがあり、くつろげるようにソファが置かれ、壁と屋根があり、外でも何とか寒さがしのげるスペース。通りの先にはテラスがあり、会場の内側と外を区切っていたのがSanta
Cruzのツアーバス!バーの他屋台も2店舗でてました。


この夏フィンランドは冷夏で、7月といっても夜になると結構寒い。ライブは建物の中だったので助かりました。ライブが終わるごとに皆飲みに行くものでステージ前は空き、メインアクトのために早くから場所取りをしなくてもいいのも助かりました。





3番目のバンドから観ましたが、自分好みのこれだ!というバンドにはなかなか出会えないままメインアクトのひとつ前のHuntersの番が。ちょっと長いイントロの後ボーカルがステージに飛び出してきたとたんぱっと目が覚めました。軽快なロッケンロールでいい、いい、いい!やったー!ギターの一人は絶対アンディ・マッコイのファンだろうなぁと思わせるいでたち。ボーカルはステージを元気いっぱい動きまくり、隣にいた友達にむかっていきなり「ハラキリ」と言葉をかけたのだが、たぶん一番に思い浮かんだ日本語がそれだったに違いない(笑)。途中タンバリンを取り出したり、とにかくロッケンローに元気に動きまくり、観てて楽しい。またライブあったら行きたいなと思わせてくれました。というわけで爽快なロッケンロールが好きな方にはこのバンドHuntersお勧め!




午前1時を過ぎやっとメインアクトのSanta Cruzの番がやってきた。スタートを待ってる間後ろから英語の会話が聞こえてきて、どうやらポルトガルと南米ブラジルから観に来ていたファンがいたようだ。Santa Cruzはすでに国外からもファンをフィンランドに引き寄せる力をもっています。ライブのほうはセカンドアルバムからの「My Remedy」でスタート!最後までぶっ飛ばしたぜ!って感じで、アーチィとジョニーのギターが絡み合い炸裂!超カッコいい!この春発売になった先行シングル「River Phoenix」をはじめ、秋に発売予定のニューアルバムから4曲を披露!初めて披露した曲には観客も少し落ち着いて聴いてた感じはしましたが、最後の曲「Aiming High」では周りヘッドバンの嵐!アメリカのサイトRolling Stoneで聴くべきニューアーティスト10の中のひとつに選ばれた彼ら。先行シングル「River Phoenix」を聴く限り、この秋発売のニューアルバムがとっても楽しみだ!このアルバムで世界的にブレイクしそうな予感がするのは私だけではないはず。ハードロックがお好きな皆さんSanta Cruz 要チェック!






というわけで、知らなかった新しいバンドにも出会え、サンチェア、ソファ、ビンゴなどあり、ライブをのぞけばのんびりゆるゆる感のある今までに体験したことのないフェスでゆったり楽しめました。

文:Hiro
写真:Hiromi Usenius

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