【連載】真空ホロウの“ひいてみた” 高原未奈の見える世界 #5

BARKSをご覧の皆様、
真空ホロウベースコーラス高原未奈です。

真空ホロウニューアルバム「いっそやみさえうけいれて」の
内容にかけて「弾いてみた」をお届けするこの連載。

真空ホロウは先月ワンマンツアーを行いました。
（各地ご来場下さった方ありがとうございました！）
全公演、アコースティックでしっとり聴かせるコーナーがあり、
私はエレキベースからアップライトに持ち替えて演奏しました。
アップライト歴はまだ浅いのですが、
温もりのある、アップライトでしか出せない音、
奥の深さにすっかり虜になっている私です。

というワケで、今回はアップライトで「弾いてみた」！
楽曲は、椎名林檎さんの「長く短い祭」！


実はこの曲、Twitterで「何弾いてほしいですか？笑」って呼びかけて
リクエスト頂いた中の１曲なのです。
他にも弾きたい曲沢山あったのですが、
上述の通りアップライトがマイブームなもので、この曲に。笑

椎名林檎さん。
私の一番の音楽のルーツと言っても過言ではない方。

この曲のPVが、とても素晴らしいんです。
曲の意味をPVのストーリーで明らかにしている感じが。
水が溢れ出る浴槽、凛とした表情でクラブで踊る女性、
縛られて浴槽に閉じ込められる男性、を、狂ったように殴る蹴る、、
そして最後の、サイレンが映る女性の表情。

一瞬夜空に輝いては消えてしまう「花火」は
一時の恋。報われない恋。愛、のように見えていた幻想。
そんな意味が含まれてるのではないでしょうか。

女って弱いなぁ。でもそれが女で、人間なんだと思う。

殺めてしまう程の愛ではないですが、
決して報われない恋をしている女性を描いた曲が
真空ホロウニューアルバムのリード曲、
「#フィルター越しに見る世界」です（急な宣伝。笑）


次回の「弾いてみた」もお楽しみにー！！！

真空ホロウ
ベースコーラス
高原未奈