■今の時代に強いのは自分達にしかないもの、個性をもったバンドだと思う

――バンドの活動についてもお伺いしたいのですが、これまでメリーバッドエンドとして活動してきて印象に残っている出来事は?

ヒロム:う~ん、色々あったからなぁ。あ、名古屋から車で遠征しているときに贖いのスカーフェイスをサービスエリアに置いてきぼりにしてしまったことかな(笑)。

奇凛:こんなに目立つ風貌なのに、車に乗っていないことに誰も気づかなかったよね。

贖いのスカーフェイス:…(悲しそうな目)。

ヒロム:慌てて引き返して事なきを得たけど、翌日のライブの入り時間になってもリハの時間になってもスカーフェイスが来なくて。怒って名古屋に帰ってしまったのかと不安になって必死に探したら、泊まっていたマンガ喫茶でただ爆睡してただけっていうね(笑)。あのときはバンド活動してて一番焦りました。

ロキ:あとはどんどんスカーフェイスの体がデカくなっていっていることかな…。

ヒロム:真面目に言うなら5月5日に名古屋E.L.Lであった、名古屋バンドが集結する対バンイベントが印象に残っていますね。メリーバッドエンドとして一番大きなイベント出演だったので。


▲真・人間 ヒロム(B)

――楽しくて印象に残っている?

ヒロム:いえ、その5月5日のイベントで動員トップをとれなかったことが悔しくて印象に残っています。対バン相手がどれだけ先輩だったとしても、やっぱり名古屋では僕らが一番でいたいんです。

――メリーバッドエンドさんは名古屋で活動することに重きを置いていますもんね。

ロキ:うむ、正直今の名古屋のヴィジュアル系シーンは盛り上がっているとは言えん。バンドの数も減り、バンドギャルの数も減った。“名古屋系”という言葉が生まれたころと比べると、不甲斐なさに顔向けが出来んな。

――東京と名古屋ではヴィジュアル系シーンの雰囲気が違いますか?

ロキ:東京のバンドは普段のイベントから実力のあるばんどめん達と対バンする機会が多いのもあって、名古屋のバンドと比べると経験値も高く洗練されている。一方、名古屋のバンドは基本的に仲が良くて“みんなで楽しもう”という雰囲気なのだ。東京に来ると仲が良いバンド同士でもライブの間はバチバチでとても刺激的だな。

――活動する場所によってバンドの在り方が変わるというのは面白い現象ですよね。

ロキ:東京のバンドは足の引っ張り合いとかつまらないことよりも単純に相手より格好良くなって上を目指そうと言う意識があるように見えるし、大阪のバンドは互いをライバル視して切磋琢磨している。一方、名古屋はめちゃくちゃ仲が良い友達になってしまうか、ライブとは関係の無い所で脚の引っ張り合いをするかが多いな。

――そんな中、東京や大阪に出ると言う選択肢もあったと思いますが、あえて名古屋で「ネ申・名古屋系」というコンセプトを掲げて活動している意味は?

ロキ:やはり地元を盛り上げられないバンドが他の地域を盛り上げたり売れたりすることはできないと思うのだ。どうせなら我様達が盛り上がっていない、ある意味で始まりの地である名古屋から、もう一度ヴィジュアル系ブームを起こした方がドラマティックだし神っぽいだろう?

ヒロム:そうだね、あくまで僕らは“名古屋のバンド”でいたい。しかも名古屋には“名古屋系”という言葉が生まれたというポテンシャルがあるんだから、僕らが名古屋からシーンを盛り上げていきたいです。


▲感電音劇魔導士-エレクトリックサモナー 奇凛(Mn)

――名古屋バンドであることは誇りなんですね。名古屋からヴィジュアル系シーンを盛り上げていくために、みなさんが目標にしていることは?

ロキ:まずは「名古屋を代表するボーカリストって誰?」って聞かれたときに、我様の名前が出ることが目標。あとYouTuberにも興味がある。バンドもライブも、そもそもV系という文化を知ってもらうためにはエンターテイメントとして盛り上げていかなければならん。それにはYouTubeは外せないツールだと思ってる。

ヒロム:僕はとにかくバンドがやりたくてバンドをやっているので、がんがん曲作ってがんがんライブして、「ネ申・名古屋系バンド」になれたらそれが一番うれしいかな。

贖いのスカーフェイス:…ギターガヒケタラソレデイイ。

奇凛:奇凛は奇凛の可愛さを世界中に広めること。今、女形(女性のメイクをするバンドマン)も減ってきてるし、奇凛の可愛さが広まることで女形文化も広まればいいなーって思ってます。あとアイドルとしてソロデビューとかできたらいいなぁ。

ロキ:いいな、それ!いつでも脱退していいぞ。

奇凛:違う~! メリーバッドエンドのメンバーとしてソロデビューしたいの!

――YouTuberやアイドルデビュー…メリーバッドエンドさんならいつか本当に実現しそうですね。

ロキ:結局、今の時代に強いのは自分達にしかないもの、個性をもったバンドだと思う。だからメリーバッドエンドにしかないものを大切にしていきたいな。しかし今生きている人間共、お前たちは運がいい。この神の歌声が聴ける時代に生まれたのだから!

奇凛:奇凛を早く見つけとかないと損するぞ♡

スカーフェイス:…ソロソロネムイ…zzzz。

ヒロム:と、自由なメンバーだらけなんですが、12月24日(日)には東高円寺二万電圧で二周年記念のワンマンライブもありますし、ここまで読んでくれたみなさん、メリーバッドエンドをどうぞよろしくお願いいたします!

取材・文◎Yoko Hattori(BARKS)

<千歌繚乱vol.13>

日時:2017年6月20日(火)開場16:00 開演16:30
開催日時:2017年8月29日(火)開場17:00/開演17:30
出演:ヴァージュ/グリモア/シェルミィ/DIMLIM/MEIDARA/メリーバッドエンド
会場:渋谷REX
料金:【一般チケット】3,800円 【当日券】4,000円

※ご来場の方に出演バンドのインタビューが掲載された「千歌繚乱ARTIST BOOK」を差し上げます
※当日会場ではバンドのレアグッズが当たる「バンドくじ」企画実施
※その日のライブの写真がすぐに手に入る「ライブ写真即売会」開催

チケット受付:
7月19日(水)12:00~8月28日(月)
チケット購入ページURL:
[イープラス]
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002231039P0030001

NEW SINGLE「もう無理。」

2017年11月15日(水)2TYPE RELEASE

■A TYPE(CD+DVD)
[CD]未発表新曲を含む全2曲収録
[DVD]「もう無理。」(MUSIC CLIP)付き二枚組仕様
DRRD-059A 価格¥2,000(税抜き)
※トレーディングカードA1枚(全5種類)ランダム封入
発売元:Double River Record 販売元:FWD
[CD]
1.もう無理。
2.タイトル未定
[DVD]
「もう無理。」(MUSIC CLIP)

■B TYPE(CDのみ)
未発表新曲を含む全3曲収録
DRRD-059B 価格¥1,500(税抜き)
※トレーディングカードB1枚(全5種類)ランダム封入
発売元:Double River Record 販売元:FWD
[CD]
1.もう無理。
2.タイトル未定
3.タイトル未定

■T TYPE(CDのみ)※高田馬場地域限定発売
「もう無理。-ロキムエディション-」
未発表新曲を含む全2曲収録
DRRD-059T 価格¥1,000(税抜き)
※トレーディングカードT1枚(全4種類)ランダム封入
発売元・販売元:Double River Record
[CD]
1.もう無理。
2.デスロキム