Royz、冬ツアーで自身最大規模の会場に挑戦

Royzが8月17日（木）、中野サンプラザにて3年連続の47都道府県ワンマンツアー＜THE AXIA47-RAVENS CALL-＞のファイナル公演を迎えた。

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Royzは今回のツアーへ出る前、真剣に「解散」まで視野に入れた話をしていたという。さらにツアー中、昴（Vo）が喉を壊し一時期戦線を離脱するなどの試練もあった。そのアクシデントがメンバーたち自身の絆、そしてファンやスタッフたちとの絆を強く深め、結果「Royzとして生き続けたい」という4人の強い意志を確認することへ繋がった。

この日のステージでは、序盤から前半部にかけダークで激しく煽る楽曲をラインナップ。吹き上がる無数の炎を背に歌い、ホールにも関わらず客席を二手に分けぶつけあう「開眼」や、タオルを振りまわして暴れる「CACRIFICE」など、感情を熱くさせる楽曲が次々飛び交っていた。中盤には「夕月夜、淡い夢」や「アテナ」など切なく胸に響かせるロックを用意。 終盤では「Angry wuss Circus.」「マーブルパレット」のような身体を激しく折り畳み頭を振り乱す楽曲で観客たちの気持ちを熱く掻き立てれば、「NOAH」や「0」のように気持ちを高揚させる歌たちを並べる。そして本編最期を飾った「THE BEGINNING」で届けた「僕らは何時でも始められるんだ」「歩きだせるさ」の言葉は、会場中の人たちの心へ彼らがツアーを経て再確認した“Royzでいることが自分たちが歩むべき人生”という強い意志を注ぎ込んでいった。


そしてこの日、Royzからニュースが二つ届けられた。一つ目が、11月8日（水）に通算14枚目となるシングル「ANTHEM」を発売すること。昴は「ANTHEM」について「ずっと前から頭にはあったけど、意味の重み故出し渋っていた“ANTHEM”と言う言葉をこのタイミングなら使ってもいいと思えたので、このタイトルをつけました。「ANTHEM」自体もそうですが、その他に収録される楽曲も自分たち、受け取ってくれる人たちにとっての“アンセム”になるような一枚にしたいと思っています」と語ってくれた。その言葉通り、曲中には「まだまだ終わってねぇ、まだまだ突き進む」という強い意志が、ネガティブな言葉や世間に対する反発心を挟みながら記されている。

二つ目のニュースは、シングル「ANTHEM」を手にした新たな全国ツアー＜Royz WINTER ONEMAN TOUR『AILE OF ANTHEM 』＞の開催だ。11月より全国各地を回るこのツアーのファイナル公演は、1月6日（土）にTOKYO DOME CITY HALLで行われる。TOKYO DOME CITY HALLはRoyzにとってこれまでで一番大きな会場、彼らがより大きな飛躍を遂げるための試金石の場となる。さらに9月28日（木）には、地元大阪にあるライブハウスなんばHatchを舞台に今年で8回目となるRoyzの周年公演＜〜Royz 8th Anniversary ONEMAN LIVE〜【INFINITY∞】＞を開催。2018年2月14日（水）には赤坂BLITZを舞台に、こちらも毎年恒例の＜昴生誕祭～スバフェス2018「───力が欲しいか」＞の開催も発表になっている。

PHOTO：keiko tanabe
TEXT：長澤智典
編集：BARKS編集部





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