【ライブレポート】夏の風物詩<吉田山田祭り2017>上野に響くワッショイコール

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吉田山田による夏のワンマンライブ<吉田山田祭り2017>が8月26日(土)に上野水上野外音楽堂 (上野恩賜公園 野外ステージ)にて開催された。オフィシャルからのレポートをお届けする。

◆<吉田山田祭り2017>ライブ画像

今年で開催3回目を迎え、吉田山田ファンの間では夏の風物詩として定着し始めた<吉田山田祭り>。昨年は日比谷野音を舞台に開催され、雨に打たれながらも終始熱狂ただようライブとなった。今回は第1回目と同じ上野恩賜公園へカムバックし、会場は立ち見も含めた観客たちで満員に埋めつくされる形に。ニコニコ生放送も実施され、場内にはスタート前から祭り囃子が鳴り響いていた。

ライブの幕開けでは「新しい世界へ」の歌が始まると同時に、銀テープが頭上から降り注いだ。不意をつく演出から「Hello×3」の歌声が流れ、総立ちの観客たちは「Hello」と記された団扇を2人に向けながら声を返してゆく。続く「てんてんてんて」でも軽快な演奏に合わせて大勢の人たちが拳を突き上げ、早くも会場一帯には外気に負けない熱が生まれていた。

「登場で飛び出したパーンの音でいろんなものが飛んでいきましたよ」と山田義孝が言えば、「あれは、山田の頭の中のいろんなものがパーンと飛んでいった音ということで」と吉田結威が突っ込みを入れてゆく。MCのコミカルなやり取りも、吉田山田のライブを形作る魅力のひとつだ。2人は場内の空気を温かく……いや、笑いでさらに熱くしていった。

観客たちと「走れ」の掛け合いを描いた「ガムシャランナー」や、気持ちを熱く奮い立たせた最新シングルの「街」。「戦ってるのは君一人じゃない」と伝えながら、“押し出せ押し出せネガティブ押し出せ”と叫ぶ声を場内中に響かせた「押し出せ」と、吉田山田は序盤から熱気籠もるステージングを投影。「ごめん、やっぱ好きなんだ。」では、繊細な恋心を少しずつ紐解きながら、好きという想いを告白するように2人が歌いかけてゆく。「メリーゴーランド」では、今にも壊れそうな心模様を打ち明けるように歌う姿が観客の心の琴線にふれた。


「今が一番楽しいなと思えてる。でも、タイムマシンがあったらあの頃に戻るかな? と思った気持ちを書きました」という吉田結威の曲紹介から、懐かしむような吉田のアコギ弾き語りへと繋ぐ「タイムマシン」。シンプルな優しい演奏の上で、“あの日に戻れても同じ夢を選ぶだろう”と、彼らは今の幸せを噛みしめるように歌っていたのが印象深かった。

“君に会いたいよ”、“君の側にいたいよ”と、零れそうな涙を瞼に湛えながら、失くしたくない想いを零さぬよう、「キミに会いたいな」を2人は優しく歌いかけてきた。ゆっくりと日が落ちてゆく外の景色。暮れなずむ夕陽は、まるで2人の心の色のようだ。

アコースティックコーナーの最後には、エレクトリックピアノとヴァイオリンの旋律に乗せ「約束のマーチ」を披露。“どれだけアナタに助けられてきただろう”と、2人は感謝の想いと未来へ歩む誓いを、大切な"アナタ"である一人一人へ向け歌っていた。その想いが胸に届いてか、涙する人たちも多かったからだろう、演奏後、会場は割れんばかりの拍手に包まれていた。

「吉田山田は、11月1日に5枚目のアルバム『変身』を出します。 変わっていくことは楽しみでもありますが、怖いことでもあるんです。大事にしていたものが、急に色褪せたり、人を傷つけたり…それでも、変わろうとしている今の吉田山田をこのアルバムに詰め込みました」──吉田結威

ここからは、新曲を立て続けに披露。美しいハーモニーから幕を開けた「浮遊」は、澄み渡る2人の歌声の魅力を味わえる楽曲。演奏が進むごとに躍動してゆく心地好いダンスポップナンバーへ仕上がっているところもポイントだ。歌詞へは、大切な人への愛おしい想いを日常風景を切り取るように描写している。軽快なギターのストロークから歌はスタート。次第に熱を帯びる演奏は、サビで気持ちを一気に開放する。「もし」は、心へ光が降り注ぐ感覚を抱ける楽曲だ。歌詞も、不満抱いた現状から抜け出せる勇気と自信を心へ与えてゆくよう力強さに満ちている。「守人」は、傷つき傷つけられる悲しい現実と自分自身の気持ちを重ね合わせ、自分は守るべき大切な人を照らす存在でありたいと歌う温かいバラード。この3曲が、これからの吉田山田のライブの中で、どんな心揺らす彩りを持った歌として育っていくのか楽しみだ。


メンバーと観客たちで作りあげた「ワッショイ」コールの中、ライブは終盤戦へ。「未来」では山田義孝が観客席を練り歩き、吉田結威まで客席へ向かう。ウキウキと胸を弾ませる歌に合わせ、観客も手拍子をしながら思いきりはしゃがずにいられない。

「まだまだいけるかーい!」、身体中に輝く光を降り注ぐように「涙流星群」が飛び出した。光を浴びて走る歌と演奏に刺激され、何時しか会場中の人たちが無邪気な少年少女に戻り、満面の笑顔で大きく手を振り、舞台上に想いのエールを届けていた。熱した勢いを加速するように流れた「YES!!!」に合わせ、会場中の人たちが一斉に跳ねてゆく。サビでは“YESYESYES!”と歌う山田義孝の歌声に合わせ、手にした“YES!!!”の団扇を大きく振り翳していた。そこへ生まれていたのは、まさに祭りの光景だ。

「繋がるというのは距離じゃないなと思うんですよ。それってね、想いの強さだと思います。それが僕らを繋げていくんじゃないかと思います」──山田義孝

みんなとの繋がりを確認するように吉田山田は、最後に「魔法のような」を届けてくれた。ゆったり弾む演奏に合わせ起きた温かな手拍子。場内にこだました観客たちの大合唱。みんなが気持ちを一つに、想いと歌声で2人と熱い抱擁を交わしあっていた。

これからも一緒に終わらぬ旅を続けていこうと、アンコールで2人は「RAIN」を披露。アコギ1本に乗せた演奏だからこそ、2人の歌声がジンっと胸に染みてきた。吐息まで聞こえそうな2人の歌声と演奏へ、誰もがじっと耳を傾けていた。続く「日々」では、吉田結威の優しく爪弾くアコギの音色の上で、物語を読み聞かせるように山田義孝が歌ってゆく。シンプルな演奏の上に描く想いだからこそ、幸せな風景が瞼の海の中へ滲んで見えていた。

「イッパツ」に合わせ、会場中にこだました合唱と空へ舞い踊った無数のタオル。なんて華やかな光景だ。ワクワクが止まらない。この風に吹かれ、一気に空まで舞い上がれそう。爽快な夏風を感じたまま、吉田結威の和太鼓を叩くリズムに合わせ起きた「ワッショイ ワッショイ」の大コール。終わりゆく夏を惜しむどころか、まだまだ夏は終わらないと祭り上がる観客たち。最後に吉田山田は「夏のペダル」をプレゼント。途中、吉田結威と山田義孝が互いに太鼓を連打する力強い合奏も披露。会場中の人たちを熱帯夜へと巻き込み、みんなで「ワッショイ ワッショイ」と大声を張り上げ、最後まで2人は忘れたくない夏祭りの一夜をほとばしる汗と一緒に描き出していった。

この日のライブは11月1日に発売されるニューアルバム『変身』のスーパーデラックス盤にBlu-rayにて全曲収録される。こちらは完全受注生産盤なので予約をお忘れなく。吉田山田はニューアルバム『変身』を引っさげ、9月より全国ツアー<吉田山田ツアー2017>を、アコースティック/バンドの2スタイルで行なう。

PHOTO:岩崎真子
TEXT:長澤智典
編:BARKS編集部


セットリスト<吉田山田祭り2017>

2017年8月26日(土)に上野水上野外音楽堂 (上野恩賜公園 野外ステージ)
『新しい世界へ』
『てんてんてんて』
『ガムシャランナー』
『街』
『押し出せ』
『ごめん、やっぱ好きなんだ。』
『メリーゴーランド』
『タイムマシン』
『キミに会いたいな』
『約束のマーチ』
『浮遊』
『もし』
『守人』
『未来』
『涙流星群』
『YES!!!』
『魔法のような』

-ENCORE-
『RAIN』
『日々』
『イッパツ』
『夏のペダル』

5th ALBUM『変身』

2017年11月1日(水) 発売
【スーパーデラックス盤】 SCCA.00058/税込10,584円
【デラックス盤】PCCA.04590/税込3,780円
【ボーナストラック盤】PCCA.04589/税込2,700円
■商品形態・内容:
【スーパーデラックス盤(受注生産限定盤)】
・CD+Blu-ray+スタッフTシャツのBOX仕様
・CD収録内容:全11曲収録 ※収録曲は後日発表します
・Blu-ray収録内容:吉田山田祭り2017@2017.08.26 上野恩賜公園水上音楽堂ライブ映像(全曲収録)
・特製フォトブックレット
・“吉田山田スタッフ”Tシャツ (サイズをKIDS/S/M/L/XLよりお選びいただけます)
・プレミアムイベント応募券封入 ※2018年1月に都内某所にて開催します。
※「スーパーデラックス盤(受注生産限定盤)」は8月26日(土)「吉田山田祭り2017」@東京上野水上野外音楽堂の会場予約販売及び特設専用サイトのみでの限定販売となります。一般のCDショップでの取り扱いはございませんのでご注意ください。
特設専用サイトこちら→http://ps.ponycanyon.co.jp/yoshidayamada/5thAL

【デラックス盤(初回限定盤)】
・CD+DVD
・CD収録内容:全11曲収録
・DVD収録内容:「街」MV、「RAIN」MV、撮り下ろしロケ企画映像
・封入特典:イベント参加券

【ボーナストラック盤(通常盤)】
・CD only
・CD収録内容:11曲+ボーナストラック1曲の全12曲収録
・封入特典:イベント参加券

<吉田山田ツアー2017>

■Acoustic Set
9月17日(日) 16:15/17:00 神奈川・YOKOHAMA Bay Hall
9月23日(土・祝) 16:30/17:00 北海道・札幌PENNY LANE24
9月30日(土) 16:30/17:00 鳥取・米子 AZTiC laughs
10月1日(日) 16:30/17:00 島根・松江 AZTiC canova
10月5日(木) 18:30/19:00 静岡・Live House 浜松窓枠
10月7日(土) 16:30/17:00 兵庫・神戸VARIT.
10月8日(日) 16:30/17:00 京都・KYOTO MUSE
10月9日(月・祝) 16:30/17:00 長野・松本 Sound Hall a.C
10月14日(土) 16:30/17:00 香川・高松festhalle
10月15日(日) 16:30/17:00 岡山・CRAZYMAMA KINGDOM
10月21日(土) 16:30/17:00 岐阜・club-G
10月22日(日) 16:30/17:00 石川・金沢Eight Hall
10月25日(水) 18:30/19:00 埼玉・HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3
10月28日(土) 16:30/17:00 福島・郡山HIPSHOT JAPAN
10月29日(日) 16:30/17:00 新潟・新潟LOTS
■Band Set
11月11日(土) 16:30/17:00 広島・HIROSHIMA CLUB QUATTRO
11月12日(日) 16:30/17:00 福岡・ももちパレス (福岡県立ももち文化センター)
12月8日(金) 18:15/19:00 東京・東京国際フォーラム ホールC
12月9日(土) 16:15/17:00 愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
12月17日(日) 16:30/17:00 宮城・仙台Rensa
12月24日(日) 16:15/17:00 大阪・森ノ宮ピロティホール

※チケット発売中

レギュラー情報

■TBSラジオ「山田うどん presents 吉田山田のポッとでなふたり」
オンエア:TBSラジオ 毎週月曜日21:30~22:00
■TBSラジオクラウド「吉田山田のポッとでなふたり」
オンエア:TBSラジオクラウド 毎週月曜日22:00~ ※配信専用コンテンツ
■tvk(テレビ神奈川)「吉田山田のドレミファイル♪」
オンエア:毎週土曜日22:00~22:30
メインMC:吉田山田
コーナー進行:麻生夏子

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