メタリカのK・ハメット「音楽がなかったら、悪い道を進み続けたかもしれない」

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メタリカのギタリスト、カーク・ハメットが、環境が良くなかった10代の日々を振り返り、音楽に出会って救われたと話した。

◆カーク・ハメット画像

ハメットは、高校時代いじめに遭っていたと、米サンフランシスコのラジオ局107.7 The Boneのインタビューで語った。「地元の不良どもは、自分らとは異なって見え、カモになりそうな人たちを選んでた……。あいつらはIQがすごく低くて、他の人たちをいじめたり、たかる以外にすることがなかった。いつも俺らを脅かしていた。だからって、街の反対側へ行くと、そこにはメキシコ人のギャングがいる」

そんな心配だらけの環境の中、ハメットはギターに出会ったという。「ガキの頃、それが唯一心を落ち着かせてくれるものだった」「(音楽は)俺の人生を救ってくれた。もし音楽がなければ……。音楽と出会ったとき、俺はかなり悪い道を歩んでた。音楽は俺がそれ以上その道を進まないよう阻止してくれた」

ハメットは16歳のとき、エクソダスを結成。彼らがデビュー・アルバム『Bonded by Blood』(1985年)をリリースする前に脱退したが、ベイエリア・スラッシュメタルのシーンで名を馳せた。

Ako Suzuki
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