mouse on the keys、<安藤忠雄展>インスタレーションの音楽担当に抜擢

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2017年9月27日(水)〜12月18日(月)に国立新美術館にて開催される<安藤忠雄展 ―挑戦―>のインスタレーションの音楽担当にmouse on the keysが抜擢されたという。

元プロボクサーであり、独学で建築を学んだという異色の経歴で知られる建築家、安藤忠雄。1969年より“都市ゲリラ”として建築設計活動をスタートさせると、以来、既成概念を打ち破るような斬新な建築作品を次々と世に送り出し、1990年代以降はその活躍の舞台をアジア、ヨーロッパ、アメリカなど各国に広げた。

その安藤忠雄の半世紀に及ぶ挑戦の軌跡と未来への展望を紹介する国立新美術館開催10周年<安藤忠雄展 ― 挑戦―>が、間もなく開催される。展覧会のハイライトの一つである「直島の一連のプロジェクト」インスタレーションの音楽を、インストゥルメンタルバンドのmouse on the keysが手がけることが決定した。

mouse on the keysは、ポスト・ハードコア、テクノ、現代音楽などをミックスした全く新しいサウンドを作り出し、ミニマルで幾何学的抽象を思わせる映像演出によるライブパフォーマンスが、国内のみならず海外でも人気を誇っている。これまで北米、南米、ヨーロッパ、アジアの各国を勢力的にツアーし、2016〜2017年にかけての北米ツアーでは、ロサンゼルス、シアトル、フィラデルフィアなどの都市でソールドアウトを果たしている。

今回の件に関して、mouse on the keysの川﨑昭より下記のコメントも寄せられた。

  ◆  ◆  ◆

私は、安藤忠雄建築の中でも、特に直島の地中美術館から作曲する上での大きなインスピレーションを得て来ました。これはもはや単なる建物ではなく、巨大なインスタレーションであり、音楽であると感じました。コンクリートという素材が、なぜここまでシルクのような手触りになるのか? この静謐な空間はどのようにして作られたのか? 我々は、安藤忠雄建築から受け取った美意識を、今回音楽で表現しお返ししたい、そんな思いで作曲しました。

  ◆  ◆  ◆

なお、展示会にて使用される楽曲は「The Beginnings / The Prophecy (TADAO ANDO:ENDEAVORS version)」と名付けられ、10月18日よりデジタル配信リリースされる。

<安藤忠雄展 ―挑戦―>

会 期:2017年9月27日(水)〜12月18日(月)
休館日:毎週火曜日
開館時間:10時〜18時 金曜日・土曜日は20時まで
※9月30日(土)、10月1日(日)は22時まで
※入場は閉館30分前まで
場所:国立新美術館 企画展示会 1E+野外展示場
〒106-8558 東京都港区六本木 7-22-2 http://www.nact.jp

「The Beginnings / The Prophecy」

レーベル:fractrec
ディストリビューション:SPACE SHOWER MUSIC
価格:600円

[トラックリスト]
1. The Beginnings / The Prophecy (TADAO ANDO:ENDEAVORS version)
2. The Beginnings (Long Version)
3. The Prophecy (Long Version)

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