パンツァー、緊迫の世界情勢をメタルで表現

デストラクション／元アクセプト／ハンマーフォール／ポルターガイストの各メンバー達で構成されるへヴィ／パワー・メタル・バンド、パンツァーのセカンド・アルバム『フェイタル・コマンド』が10月6日に発売になる。

◆パンツァー画像



パンツァーがスタートした2013年、当時アクセプトに在籍していたステファン・シュヴァルツマンとスイスの有名なロック・クラブ『Z7』のオーナーであるノーベルト・マンデルの2人が「トリオ編成のバンドを組む」と思い立ったのが、そもそもの始まりだ。それから4年の年月が経ち、現在は、ステファン／DESTRUCTIONのシュミーア／GURD、POLTERGEIST、PULVER等で活動してきたV.O.プルヴァー／ハンマーフォールで活躍するポンタス・ノルグレンの4人がパンツァーの構成メンバーだ。。


アクセプトとは少し異なるスタイル…モダンなタッチのあるものやスラッシュ・メタル寄り、シュミーアはデストラクションのヴォーカル・スタイルとは異なる明快なメロディ・ラインを意識した歌唱に取り組んだという。最新作「FATAL COMMAND（＝致命的な指令）」と題された本作は、アートワークにも表われているとおり現在の緊迫した世界情勢を題材にしている。音楽的には前作よりもへヴィでパワフルかつメロディアスという仕上がりになっており、進化し続ける様子が伺える作品となっている。

Photo by Kai Swillus



◆パンツァー『フェイタル・コマンド』オフィシャルページ