【特別企画】浅草ジンタ × RICOH THETA V × BARKS：最新360°映像体験

2017年8月吉日、マーチングバンドの陽気なサウンドが浅草の街を軽快に彩っていた。この日は、浅草ジンタのパフォーマンスを余すところなく捉えるべく、4K映像が撮影できる最新鋭360°カメラ「RICOH THETA V」で彼らを追う日だ。

浅草ジンタは、日本の持つ伝統文化を新しい形で世界に発信するロックバンドで、地元密着の地酒が世界から注目されるように…あるいは漆のような和の文化が世界に発信されるように、浅草を根城にした音楽活動で世界からの注目を一身に集める連中である。彼らは自分たちのスタイルを“ネオジンタ（Japanese hard march, polka, walt）”と表現する。古き良きチンドン屋を原型とするような小楽団を核とし、最低限の楽器だけでストリートパフォーマンスを繰り広げ、地元の人／通りがかりの人／浅草観光客／老若男女…ありとあらゆる人たちを惹きつけてしまう。


その演奏力と適応力、バンドとしての基礎体力と瞬発力は街によくいるバンドとは桁違いで、どんな場所でもどんな条件でも、彼らが音を出せば一帯の空気はガラリと変わる。日本のフェスはもちろん、世界各国で行ってきたライブの積み重ねが、浅草ジンタという全天候型の強烈なパフォーマンスを生み出したわけだ。





そんな浅草ジンタが“浅草ジンタ・フレイバー”を最大限に振りまく様子を捉えたい。そこで用意されたシチュエーションが、音響付きリアカー自転車“ジンタ号”を携えて浅草の街を練り歩くという、浅草ジンタじゃなければ実現し得ないエンターテイメント空間だ。そしてその様子を100％超絶美麗画質で記録するのが、360°カメラ「RICOH THETA V」というわけである。

THETA Vは9月1日に発表された最新の360°カメラで、どんな動きも見逃さない4Kクオリティと聞こえてくる音の場所までくっきりと描き出す360°空間音声機能を搭載している。どんなところでもパフォーマンスできてしまう浅草ジンタと、どんな映像／音声をも余さず捉えるというTHETA V…、「浅草ジンタ VS THETA V」という一発撮りバトルコラボが面白くないはずがない。



浅草ジンタ率いるリーダーのOshowは、すべての空間を4K品質でキャッチするTHETA Vを「全部見えちゃうんですよね。“カメラが向こう向いている間に、これやっとこう”みたいな逃げの場がない。失敗も何もかも全てが映っている。…でも、だからこそリアルで、ライブ感があり面白いですよね」と、柔和な笑顔でコメントを寄せる。



浅草柳小路を練り歩いたストリートパフォーマンスのあとは、浅草の名店「音のヨーロー堂」の2階ホール「演歌定席」に移動し、THETA Vを囲むようにして「ドンガラガン / Dongaragan」を生でパフォーマンス、この様子もTHETA Vはしっかりと捉えている。バンドのど真ん中にTHETA Vが設置されているので、YouTubeの画面上で映像を回せば音の定位もそのままグルリと回転する。一発撮りならではの臨場感と、一発撮りとは思えぬクオリティが同居する、刺激たっぷりなミュージック映像の出来上がりだ。



「すべてを見せてあげましょう」と余裕を見せる浅草ジンタと全てを映し出すTHETA Vは、まるで相思相愛のような親和性を見せる。世界でも例を見ないような刺激的で個性あふれるエンターテイメントの粋を、類稀なる映像美で360°ぐるりとどうぞ。

文◎BARKS編集長 烏丸哲也



撮影協力：雷門柳小路睦会、音のヨーロー堂
雷門柳小路睦会 (順不同) かね惣 / ice Tokyo / カフェバー鈴楼・弥姫乎 / 紀文寿司 / パラダイスコーブ / アンヂェラス / 海鮮もんじゃ えもん / 茶や あさくさ 文七(2F) / 一丁目 / 金龍 / Rastaman's Cafe / ぬちぐすい / 古雅 / だいまさ / 魚菜 / 文扇堂 / えどこまち / 三角 / 鼈甲（べっこう）磯貝 / かりんかりん / 朝比奈念珠 / Petal / 海老屋本店 / セカイカフェ / 莉花(Licca) / 花月堂雷門店 / 粋れん / ｅｒｉｃａ（2F） / 千茶 / 浅草蒟蒻しゃぼん / Lien(2F) / 杜のいちご / 染の安坊 浅草別館 / えびす屋雷門(3F) / 浅草スタンド / ひなと丸