EXILE THE SECOND、Dream AmiらLDHグループがカラオケルームの楽しみ方を披露、ライブ空間の臨場感を演出するDAM最高位機種が登場

ツイート

第一興商から業務用通信カラオケシステムDAMの最高位機種「LIVE DAM STADIUM STAGE(DAM-XG7000 II)」が発表、10月5日より発売される。9月7日に行われた発表会にはEXILE THE SECONDのEXILE NESMITH&EXILE SHOKICHI、DANCE EARTH PARTYのDream Shizuka、そしてDream Ami、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのRIKU、川村壱馬、吉野北人らLDHグループのボーカルメンバーが登場、「LDH流カラオケルームの楽しみ方」を語った。


▲ロイヤルレッドのボディのDAM新フラッグシップモデル「LIVE DAM STADIUM STAGE」。

新機種「LIVE DAM STADIUM STAGE」は、2つの映像で多彩な空間演出を可能にするデュアルモニター機能や、スタジアムライブの臨場感を再現するライブサウンド機能を搭載した新しいフラッグシップモデル。高級感漂うロイヤルレッドを基調とした本体は、フロントパネルにイルミネーション照明を採用し、華やかさを演出。映像・採点コンテンツもより拡充しての登場だ。


▲3月16日に行われた第一興商主催のライブイベントでの映像を、ゲストの7人がデュアル映像で体験。メイン映像とスペシャル映像を2つの画面で楽しめる。

コンテンツではまず、アーティストの本人映像やライブ映像、アニメ映像などデュアルモニター機能対応映像のラインナップを強化。カラオケユーザーにとって魅力的な楽曲を揃えた。デュアルモニターによる豊富な映像コンテンツと圧巻のサウンドが、臨場感と迫力のライブ空間を演出する。


▲コンボでぐんぐん点数がアップ、100万点を超える点数も出る「精密採点DXミリオン」(左)と、よりネイティブに近いルビで英語曲が歌える「Nipponglish(ニッポングリッシュ)」(右)。

大人気の精密採点シリーズには「精密採点DXミリオン」が新登場、100点の上限を超えてうまく歌えばその分得点がグングン加算される。音程を評価したボーナスポイントやコンボも用意され、音楽ゲーム感覚で楽しめる。

英語曲をうまく歌いたいという人は、カラオケ初搭載となる「Nipponglish(ニッポングリッシュ)」に注目。「Nipponglish」は、東洋大学総合情報学部教授の湯舟英一氏とビッグアップルカンパニー社が共同開発した英語発音表記システム。カタカナのルビを読むだけで、よりネイティブに近い英語の発音で歌うことができるというもので、発売時には200曲以上の洋楽曲が対応。今後も順次追加される。

「DAM★ともボーカル」は、よりカラオケを歌いやすくサポートするサービス。全国のDAM★とも会員から募集している自慢の歌声をカラオケのお手本ボーカルとして再生するもので、従来よりもお手本ボーカルの対応曲が増加。新たに曲を覚えたいという人にぴったり。うろ覚えの曲を歌いたいという時にもうれしいサービスだ。

■新しいスタイルのカラオケルーム「FES,KARA!」ルームも登場


▲ダンスはもちろん、飛んだり跳ねたりしてもOKな広いスペース。四方の壁に映し出されるライブ感たっぷりの映像と迫力のサウンド、エキサイティングな照明が楽しめる。気分はまさにクラブかフェス会場か。

新機種発表に続いて現在の音楽市場についても説明がなされた。この10年で音楽ソフトの売上が約60%に縮小する一方で、コンサートは300%超えの成長を見せている。音楽は聴くものから体感するものへとニーズが変化しており、カラオケルームに対する体験価値への期待が高まっている。「すべての人にライブの臨場感を提供できる製品、それがLIVE DAM STADIUM STAGE」「カラオケの場をもっと自由に楽しく、そしてもっと刺激的に。すべての人にSTAGEを提供する、それが第一興商の願い」と説明された。

さらに「カラオケの場所も新たな転換点を迎えている」として紹介されたのが、カラオケを体感型エンタテインメントに進化させる新しいスタイルのカラオケルーム「Private Live Space」、そしてそれを具現化した「FES,KARA!」ルームだ。会場内にモデルルームが用意された「FES,KARA!」ルームの広い空間には、テーブルもソファもなし。固定概念にとらわれず自由な空間づくりをすることでさまざまな体験が可能。迫力の映像とサウンド、照明で音楽フェスの臨場感を最大限に体験できる空間となっている。登場が待ち遠しいルームだ。


▲ド派手な照明で、自分がアーティストになったような気分が味わえる(左)。固定のソファもテーブルもないスペースだが、飲み物や食べ物をこぼさないように壁には埋込み式のホルダー(折りたたみ可能)も用意される(右)。


■人気メンバーが語るLDH流カラオケルームの楽しみ方


そしていよいよLDHグループのボーカルメンバー7人が登場。トークはFES,KARA!ルームの話題からスタート。いち早く体感したというメンバーがその魅力を語った。

まずはNESMITHが、「ただただすごい空間。僕が学生のころは友達とカラオケに行って、椅子に座ってみんなくっつきながらテンションの高い曲や静かな曲を歌ったりしてたんですけど。今回見せていただいたFES,KARA!ルームは、椅子も取っ払われていて、テーブルもなくて、いろんな曲をテンションに合わせて身振り手振り、踊ったりとか、楽しく友達や家族と共有できるスペースになってる」「モニターや照明も僕達がライブをやってるぐらいのスケールですばらしい」と驚いた様子。「時代がここまで来たか!とほんとに思いました。ネオ・カラオケというか。カラオケは日本が誇るべきオリジナルなカルチャーだと思います。ほんとにわくわくしましたし、うれしく思いましたし、誇らしく思いました」とはSHOKICHI。


▲左からEXILE NESMITH、EXILE SHOKICHI、Dream Ami、Dream Shizuka。


続いては、LIVE DAM STADIUM STAGEならではのデュアル映像をステージ上で体験。3月16日に行われた第一興商のライブイベントからDream AmiとTHE RAMPAGE from EXILEの映像が流される。見終わって感想を求められたAmiは、「恥ずかしかったです(笑)。汗までも見えちゃうぐらい、ほんとに大画面で。なかなかこんな臨場感のある感じでカラオケできることもないと思うので、私もちょっとお店に行って、これを自分で一人で体験したいな」と回答。「仲間とではなく? 一人で?」というMCの問いに会場に笑いが起こると、「一人でやりたいです(笑)。もう踊り狂って、我を忘れて」とAmi。隣のShizukaは「その絵を見たいな」と続け、さらに笑いが起こる。


▲笑いの絶えないDream AmiとDANCE EARTH PARTYのDream Shizuka。

一方、RAMPAGEのRIKUは「臨場感がすごかったです。大きな画面で見るとライブ会場にいるような気持ちになって。自分達の映像を見るとちょっと恥ずかしい部分もちょっとあったんですけど。すごく不思議な感覚ですし、すごくうれしい気持ちでいっぱいです」とコメント。


▲THE RAMPAGE from EXILEから登場したのは吉野北人、川村壱馬、RIKU(写真左から)。

NESMITHが「RAMPAGEは人数も多い分、一画面で見れない映像がこういうふうに見ることができて、RAMPAGE16人の全体のパフォーマンスが見れたりとか。ほんとに臨場感、ライブ感のあるシステムだなと思いました。自分達もライブやパフォーマンスはステージ全体を使ってやってるので、僕達の映像も見てみたいですね」とコメントすると、続いてステージに映し出されたのは、9月27日発売のEXILE THE SECONDのニューシングル「Route 66」のMV。今回初公開となるLIVE DAM STADIUM STAGEオリジナルのデュアル映像として、MV本編とメイキング映像が同時に流れる。「表と裏というか、自分達のミュージックビデオを作る上での進め方であったりとか、現場の空気感であったりとかっていうのを感じながら、出来上がったミュージックビデオで歌を歌えるっていう、一度で二度でも三度でもおいしい。ファンの方も、歌っていただいた方も、ミュージックビデオに参加してるような感覚を感じられるんじゃないかと思います」。


この「Route 66」をカラオケで歌う時のポイントを聞かれたSHOKICHIは、「自分がロックスターになって歌うしかないですね。ロッケンロールもちょっと入った、いろんなジャンルが混じり合ったハイブリッドな曲になってるんですけど。基本はロックな要素があるので、ロックスターになりきって歌ってほしいですね。ノリで。ヴァイブス全開で」。盛り上げるコツについて答えたのはNESMITH。「座ってだとできないような、体全体で揺れながら歌って踊ってもらえたら、僕達とミュージックビデオだったり音楽の中に一緒に一つになれるんじゃないかなと思うので、ノリノリで歌ってもらえたら」。続けて「Amiちゃん、歌ってくれますか?」とNESMITHが尋ねると、「歌わせていただきます。ロッケンロールになりきって。覚えます!」とAmi。「一人で?」(NESMITH)、「一人で!」(Ami)というやりとりで会場に再び笑いが。さらにAmiが続ける。「6人目のメンバーみたいな。5? 7人目?」(Ami)、「7人目」(NESMITH)、「一人抜けた。NESMITHさんがいなかったのかな(笑)」(Ami)、「俺がいないの?」(NESMITH)と笑いは絶えない。



■いつもカラオケで歌う曲は? トップ3発表

続いては、ゲスト7人がそれぞれのがカラオケ十八番トップ3を発表。以下、ランキングをコメントともに紹介する。


●NESMITH
1位 Another Orion 藤井フミヤ
2位 奏 スキマスイッチ
3位 春を愛する人 GLAY

「(GLAYは)学生の頃の自分に一番影響を与えていただいたアーティストさんで。学生の頃はよくカラオケに行ってGLAYさんの曲を入れて歌っていたんですけど。その当時、今のようなデジタルのデンモクっていうのはなくて本で探して番号を入れてたんですけど、GLAYさんの番号をある程度覚えていて、最初の4桁を入れて、何がかかるかなと(残り2桁は)ランダムでかけて歌ったりとか。何が来ても歌えるって感じで。」

●EXILE SHOKICH
1位 WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~ H.Jungle with t
2位 今夜はブギー・バック 小沢健二 featuring スチャダラパー
3位 抱きしめたい Mr. Children

「カラオケって1曲目ってけっこう迷うと思うんですけど、WOW WAR TONIGHTとかだと、これ歌っておけば間違いないかな、的な盛り上がりが、ねっ。生まれると思うんで。けっこうこれ歌いますね。」
――1曲目からいく感じですか?
「そうですね。雰囲気見て、いきなりバラード歌うのもな、みたいな感じの時もあると思うんで。こんぐらいがちょうどいいな、みたいな。雰囲気見ますよね。」

「カラオケ行ってまでも気を遣う……。さすがです」とはAmi。


●Dream Shizuka
1位 三日月 絢香
2位 First Love 宇多田ヒカル
3位 未来予想図II DREAMS COME TRUE

――First Loveは特に思いれがあるということですが。
「小学生の頃に町でやっているカラオケ大会に一人で出場した時にこの曲を歌わせていただいたんですけども、すごい緊張しながらも歌った記憶があるので。やっぱカラオケに行くと、その時の気持ちを思い出したくなって、どうしても歌ってしまいますね。」
――町のカラオケでこの曲を歌うのはけっこうたいへんですね?
「けっこうませた小学生だったな(笑)って思いますけど。でも、ほんとに自分自身宇多田ヒカルさんの楽曲がすごく大好きで、この方と出会ったっていうことも自分がこの夢を持った一つのきっかけだったので、やっぱその曲で勝負したかったっていう気持ちがあったので。当時はこの曲を歌わせていただきました。」

●Dream Ami
1位 青い珊瑚礁 松田聖子
2位 オラは人気者 のはらしんのすけ
3位 桃ノ花ビラ 大塚愛

「青い珊瑚礁とか誰でも知ってて、テッパンで、みんなで盛り上がりながら歌えるというのと、ちょっと場がしらけはじめた時にオラは人気者とかを入れて、モノマネをしながら歌うと、ちょっと盛り上がるっていう。」
――聖子さんは、なりきって?
「なりきって、歌って、その後しんちゃんになりきって歌って。なりきるのが好きみたいですね。ギャグスイッチみたいなのが入ってきますね。」

この流れにNESMITHが尋ねる。「一人ではやんないの?」
「それは、さすがに一人ではやんないですけど(笑)。誰かいる時に。一人とかだとバラード多めで、ガチな感じで歌うと思うんですけど。みんながいると盛り上がるものを選んだりします。」


●RIKU
1位 Lullaby 三浦大知
2位 366日 HY
3位 Sexy Love Ne-Yo

「(Lullabyについて)歌って踊れるアーティストになりたいって思ったきっかけが三浦大知さんで。で、RAMPAGEに入るきっかけになったボーカルオーディションで三次審査の時に自由曲のパフォーマンスをする機会がありまして、そこで歌わせていただいた楽曲なんですけども。Lullabyって子守唄っていう意味があって、自分がつらい時とか、ハッピーな時は寄り添ってもらえるような、自分の背中を押してもらえるような楽曲で、すごく大好きで。カラオケ僕一人でよく行くんですけど、一番気合入れて喉があったまった時に一人で熱唱してます、いつも。今、イケルぞっていう時に、立って、PVのことを思ったりとか踊りながら歌ってます。」

「いつかAmiちゃんと隣になってほしいねえ」というNESMITHの一言に一同爆笑。

●川村壱馬
1位 運命のヒト EXILE
2位 スノードーム 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
3位 もっと強く EXILE

――すべて先輩の歌になりました。運命のヒトはいい歌ですよね?
「中学生の時にEXILEさんから衝撃を受けて。ほんとにEXILEさんは僕にとって夢を目指すきっかけになったアーティストの方で。中学生の頃、運命のヒトとかこのランキングに入ってる曲とかも全部めちゃくちゃ友人といつも歌ってました。3位のもっと強くなんかは、当時出てたアルバムの曲だけを聞くというよりもミュージックビデオを見ながら聞くっていう感じで、ずっと毎日DVDを見て、みたいな感じだったんで。僕もこんなふうに歌えるようになりたいっていう。そこでほんとに、この曲がきっかけでアーティストを目指そうと思ったので。めちゃくちゃ歌ってました。」

●吉野北人
1位 I LOVE YOU 尾崎豊
2位 メロディー 玉置浩二
3位 Eternal EXILE

――I LOVE YOUを選んだのは?
「尾崎豊さんはもともと自分は大好きだったんですけども。ちょうど高校生の時に文化祭があって、その時にこのI LOVE YOUを歌わせていただいて、すごい思い入れのある曲でもありますし、すごいバラード曲ではあるんですけも、すごいその時、ちょっとかっこつけちゃって、煽りながら歌っちゃったんですよ。歌詞の内容的にも曲の世界観的にも煽る曲ではないのに、煽ってしまったという苦い思い出もこの曲にはありますね。」
――煽ってしまったのは、テンションが上がってしまって?
「そうですね。その時は何も曲に対してというか、何もわかんないまま、自分が気持ちよく歌ってたっていう状況だったので。なんか曲の世界観を壊してしまいましたね。」

テンション高くバラードを歌い、その途中で友達とハイタッチしているという当時の映像を、現在のメンバーに見られて恥ずかしかったというエピソードが語られると、MCが「見たくなりますよねえ、NESMITHさん」と振る。「今度家にご招待いただいて。ぜひ見に行きたいと思います」(NESMITH)

トークセッションもこれで最後。NESMITHから、これからLIVE DAM STADIUM STAGEを体感する人へのメッセージが語られた。

「僕達も今日初めて新しいLIVE DAM STADIUMと新しいカラオケルームのPrivate Live Spaceの一環であるFES,KARA!ルームを見させていただいたんですけども。僕自身もライブに行った後とかに、盛り上がった気持ちとかを、このまままたカラオケに行って歌いたいっていう衝動に駆られるので、今回のこういったシステムの中で歌うと、違うライブであるんですけど、またその人とまたそのライブの空間を一緒に共有できて楽しめるっていう場所になるんじゃないかな、とすごく感じました。一緒にいた仲間であったり、ええ、恋人なのか……。そしてね、また、家族だったりとかとも行って、またお子さんであったりもこういった場所で歌うとまた、僕達のようにと言うとおこがましいんですけど。また、歌ってて楽しいなあだったり、踊ってて楽しいなあって感じてもらって、そういった夢を持ってもらえる小さい子達も生まれてくると思うので。ぜひね、ここからたくさんの夢を持って、そしてもう、ただ純粋にカラオケという場所を楽しんでいただける……そんな場所になればいいな、と思います。ぜひ、足を運んでいただきたいなと思います。」


この記事をツイート

この記事の関連情報