倉木麻衣、京都観光おもてなし大使就任「美しい京都をたくさんの方に」

倉木麻衣が9月16日、京都観光おもてなし大使に就任することが発表され、岡崎公園プロムナードにて門川大作京都市長による任命式が行われた。

◆倉木麻衣 画像

最新シングル「渡月橋 〜君 想ふ〜」は自身初の地名が曲タイトルに入ったナンバーだ。リリース時には“京都 嵐山一日観光大使”を務めるなど、京都での展開の数々も話題となった。

今回の京都観光おもてなし大使就任式では、門川大作京都市長より「京都とご縁が深く、京都をこよなく愛し、また京都の魅力を国内外に発信してくれる人」との理由で大使に選出されたことが告げられた。

倉木は、この日のために特別に用意されたという薄いピンクの爽やかな京友禅の訪問着で登壇。季節に合わせた菊の花が美しくあしらわれ、亀甲、松の模様がおめでたさを引き立てるハレの日に相応しい着物だ。艶やかな出で立ちがステージを華やかに彩る就任式となった。


倉木といえば学生時代を立命館宇治高校および立命館大学で過ごし、2003年の大学生時代に第一回京都学生祭典の実行委員を務めたほか、2016年には立命館大学産業社会学部客員准教授として招請されている。2017年に入ってからも様々な魅力を発信するスマートフォン用公式アプリ『Hello KYOTO』の応援アーティストになるなど、京都関連の事業にも関わりながらその魅力を発信してきた。

倉木自身、京都を「第二の故郷と」と呼ぶほど愛着が深く、「第一回京都学生祭典実行委員として学生と協力して京都を盛り上げられたことが今でも大切な思い出であり、宝」だと語っている。また、「まだまだ京都にはたくさんの魅力がありますので、素晴らしい、美しい京都をたくさんの方にお伝えできるように、しっかりと取り組んでいきたいと思っています」と意気込みを新たにしていた。

前述したとおり、「渡月橋 〜君 想ふ〜」はタイトルに京都の名所を入れたことに倉木の想いが強く表れており、「京都の風情を取り入れ、彩り豊かな和の一曲に仕上げたかった」と本人も語っている。なお、「渡月橋 〜君 想ふ〜」は既報のとおり、9月13日に“京都盤”がリリースされたばかり。2017年は特に京都とのつながりによって次々と新たなコラボレーションを実現させているが、世界に誇る京都と倉木のさらなる化学反応にも期待が高まるところだ。