いい音爆音アワー vol.82 「カウントでいこう♪の巻」

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爆音アワー
いい音爆音アワー vol.82 「カウントでいこう♪の巻」
2017年9月13日(水)@風知空知
スタジオ録音なのに”1!2!3!4!”などのカウントで始まる曲がありますよね。演奏するときに録音されていたとしても、後で編集してカットしてしまうのが普通ですが、何らかの理由により残したんですね。中には意図的に後からつけたしたのもあったり。
ライブのような臨場感を出したいから?
あるいはせーので演奏してしてるんだぞと言いたいために?
いくつかの曲は、そのアーティストがステップ・アップするきっかけとなった作品です。これで勝負だ!という意気込みがカウントに込められているのかもしれませんね。
福岡智彦 (いい音研究所)

セットリスト

  • The Beatles「I Saw Her Standing There」
    ポールの元気なカウントで始まるデビュー・アルバムの1曲目。
  • Wilson Pickett「You Can't Stand Alone」
    歌自体がビートのかたまりって感じ。
  • James Brown「Hot Pants (She Got to Use What She Got to Get What She Wants)」
    「ホットパンツ!」って叫ぶだけで曲にしちゃうこのファンキー・パワー。
  • Chic「Le Freak(おしゃれフリーク)」
    このカウントは完全にイントロの一部だね。
  • The Police「Masoko Tanga」
    長いけど、グルーヴだけで聴けてしまう演奏力。
  • Todd Rundgren「Baby Let's Swing〜The Last Thing You Said〜Don’t Tie My Hands」
    3曲それぞれいいのに、なぜ初出のアルバムでメドレーにしちゃったんだろ?
  • Led Zeppelin「The Ocean」
    ジョン・ボーナムによる「もう4テイクも録ったけど、おかげで今度はバッチリだ…」というラップ?に続けてのカウントが粋。
  • Bruce Springsteen「Born to Run」
    この1曲の録音に6ヶ月もかかったという大作。音が洪水のようです。
  • Wink「ケ・セラ・セラヴィ」
    あきらかに英語スピーカーのカウントですが、クレジットがなくてミュージシャンがわからん。
  • ピチカート・ファイヴ
    「スウィート・ソウル・レヴュー」
    このメロディアスじゃないメロディは画期的でした。
  • フジファブリック「夜明けのビート」
    「モテキ」を観てこの曲が好きになり、この曲のせいで「モテキ」を好きになりました。
  • いまみちともたか、そして浜崎貴司
    「うまくやれ」
    できたてホヤホヤの今の音。ヤンチャだけど大人のロック。
  • Peter Gabriel「Games Without Frontiers」
    アトランティックが売れそうもないと米国での販売を断った。結果は全英1位、全米でも22位。
  • Electric Light Orchestra「All Over The World」
    映画は大外れ。サントラは大ヒット。
  • U2「Vertigo」
    ボノがかっこよくスペイン語でカウントしているが、間違ってる(笑)。
  • Maroon 5「Can't Stop」
    2ndアルバムが1stの5年後ってのも珍しい。
  • John Mayer「Who Says」
    映画「Back To the Future」(1985)を観て、ギターに興味を抱いたらしい。若いね!
  • Sheryl Crow「Love Is Free」
    「恋は自由だ」と思っていたら、「恋はタダだ」という意味でした。
                        
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