【インタビュー】わーすた、ノンジャンルでカワいくて誰もが楽しめる“パラドックス”なアイドルワールド

■ツアーは「パラドックスワールド」というタイトルで、アルバムを引っさげて行きます
■曲も一年で増えたぶん、見せられるものもすごく増えると思うんです

――「恋するにゃこたん～フリもフラレもあなたのまま～」も楽しい曲ですよね。

松田：わーすたってゲームをイメージした曲が多いんですよ。前作の「うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ」とか、今作でいうと、「NEWにゃーくにゃくにゃ水族館2」もそうなんですけど。「恋するにゃこたん～フリもフラレもあなたのまま～」はその第三弾です。恋愛シミュレーションゲームみたいになっていて、他にはない曲なので歌詞もじっくり読んで欲しいと思います。

三品：選択肢を選んでいくという歌詞なんですけど、そのへんでも恋愛シミュレーションゲームを表現していて。ロック調の楽しい曲なんで。

松田：途中では演歌調にもなって。




――和メロになるところがありますもんね。みんなも新しさを感じたのね？

三品：はい。ライヴでもこれは激しく踊る曲なので。わーすたはあまりそういう系の曲がないので新しい目ですね。

廣川：Blu-ray盤を今回リリースさせていただくんですけど、すごくお得ですよ。4月22日にZepp Diver Cityでフルバンドライヴに初めて挑戦したんですけど、その時の映像が丸々収録されていて。自分たちで見ていても涙が出ちゃうくらい、思いのこもったライヴなんです。Blu-ray盤を買っていただくと、それをすべて見ていただけるので、いろんな人に届けたいと思うんです。だから、ちょっと奮発して、Blu-ray盤を買ってほしい。


――このライヴ自体、わーすた史上最大キャパシティだったんですよね。

三品：はい。このZeppに向けて何ヶ月も前からメンバー、スタッフさん一丸となってやってきたものだったので、この時までのわーすたのすべてを出し切ったライヴだったんですよ。このライヴに来た方も、来てない方もどっちも見てほしい。すごくいいBlu-rayになったと思います。

松田：フルバンドというのもすごくいいんです。めちゃめちゃ力を出して頑張ったライヴなんですけど、これからのわーすたも楽しみと思ってもらえたら嬉しいし、メンバーのエモーショナルあふれた感じを受け取ってもらえるんじゃないかと思います。

廣川：しかも、この『パラドックスワールド』に収録されている曲が、この日に初披露だったりしたので、いろいろ繋がっているんです。

松田：そうそう。だから、アルバムを聴いてもらって、映像も見てもらうと全部が繋がるんですよ。

廣川：初披露で緊張感あふれる感じもライヴには収録されているから、音源と聴き比べると面白いかもしれないです。


――DAM CHANNELでは10月はわーすたがD-PUSH!コーナーのゲストとして出演しますが、撮影はどうでした？

廣川：カラオケに行くと必ず見る画面ですよね。そこに私が映るんだ！今すぐ友達に連絡しなきゃ！って思いました。以前も「Just be yourself」をDAMで流していただいたんですけど、その時もたまたま見た友達が「見たよ」って連絡くれて。すごいものに出演させていただいてるんだなって思いました。しかも今回はD-PUSHなので、今でも信じられないです。撮影は緊張しましたけどね。

松田：緊張したよね。あの画面に映るとなると。いろんな方に見られるものだから、ゆるくてもかしこまりすぎてもダメなので、テンションの調整が……そこも緊張。あとはAmiさんにお会いするのも初めてだったし、尊敬するアーティストさんだったので、「本物だ！」というミーハー心もありつつ。ずっと見ていて「やっぱりキレイだな」って。そういうところでも嬉しかったですし。自分たちの楽曲のことについて話しているところを動画に撮って、それをいろんな方に見てもらえるということを想像するだけでワクワクが止まらなかったです。

廣川：個人的に、あの映像はCGを使っているのでグリーンバックなんですよ。私は自分が消えていないか、小さくなっていました。



――あぁ、奈々聖ちゃんの衣装は緑だもんね(笑）。

廣川：手を動かさないでって言われたり、ちょっと他のメンバーとは離れて撮ってもらったりしていたので、それが緊張しました。「消えてませんように！」って思っていましたね。きっと、実際の映像ではそういう部分はわからないと思うので、裏話として想像していただけると面白いかもしれないですね(笑）。

――確かに！(笑）

廣川：CGはちょっと苦手だったんですが、最近、ちょっと慣れて来ました。PVでCGを使うときもいつも大変なんです(笑）。

三品：個人的な感想なんですけど、わーすたのメンバーになるオーディションを受けた時に、E-girlsさんの曲を歌ったんですよ。それで受かったので、そのメンバーのAmiさんにお会いできたことは感動でしたね。

――自分の運命を変えた人だもんね。

三品：ホントに、その通りで。その人を目の前にしてソワソワしました。なかなかない経験でしたね。

――この夏はいろんなイベントにも出演しましたね。

廣川：はい。セットリストはメンバーが考えることが多いんです。わーすたっていろんな世界観の楽曲があるからこそ、どんなイベントでもわーすたの良さとか雰囲気、イベントに合った曲を見せられると思っているんです。ロック系の方のフェスにも出演したいし、アイドルのくくりに縛られずに活動したいと思っています。アーティストさんばかりの中にも出演したいですね。

三品：そうですね。幅は広いので、選択肢も多くて楽しんでもらえると思う。

――10月22日からは＜わーすた LIVE TOUR 2017 パラドックス ワールド＞も始まりますね。

廣川：一年ぶりのツアーになります。前回は、メンバーの地元5箇所プラス東京だったんですけど、今回は9箇所になって、いろんなところを回れるようになったので、それにワクワクしています。わーすたとしてまた一つ大きくなれたのかなっている嬉しい部分でもあって。何より、ファンの方って、遠くから応援してくれている方もすごく多いので、みんなのところにやっと行けるという嬉しさが大きいですね。今回は「パラドックスワールド」というタイトルで、アルバムを引っさげて行くんですけど、曲も一年で増えたぶん、見せられるものもすごく増えると思うんです。パラドックスを意識したものになったらいいと思います。

三品：東京は1月8日に赤坂BLITZ。ツアーファイナルになるんですが、初めての会場なので、それも楽しみですね。

廣川：どんどん大きい会場でできるようになって、それも嬉しいです。

松田：新しいところにも進出していきたいです。

一同：うん！

廣川：来年はまた海外でも活動したりできたらいいなと思うので、引き続き、応援、よろしくお願いします！

取材・文●大橋美貴子

わーすたは、カラオケの第一興商が強力プッシュする10月度D-PUSH!アーティストに決定しており、「最上級ぱらどっくす」「NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2」「Stay with me baby」が10/4配信、「恋するにゃこたん～フリもフラレもあなたのまま～」がすでに配信されている。また、カラオケ背景画像の本人出演映像（今だけクリップ）に「最上級ぱらどっくす」が登場。さらに、カラオケ演奏の合間に放映される音楽情報コンテンツ「DAM CHANNEL」内のD-PUSH!コーナーにゲスト出演し、パーソナリティとのトークも楽しませてくれる。DAM express（目次本）でも、D-PUSH!ページにてインタビュー記事、アーティスト写真、ジャケット写真が掲載されるなど、カラオケ店で大量に、わーすたと出会えるのだ。お店に行ったときは必ずチェックしてほしい。






◆インタビュー（１）へ戻る