人間椅子、非現実的な世界へ誘う新MV完成「我々が若手のグループに見えます」

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人間椅子が、新曲「虚無の声」のミュージックビデオをYouTubeにて公開した。

◆「虚無の声」ミュージックビデオ

同曲は10月4日にリリースされる20枚目のスタジオアルバム『異次元からの咆哮』に収録される楽曲。今回のミュージックビデオは、プロジェクションマッピングとLEDモニターを駆使して撮影が行なわれた。モニターには事前にメンバーと監督が案を出して合った作った映像の他に当日撮影した映像素材を加工したものを、VJのようにその場で手を加えながら上映して空間を演出している。


■和嶋慎治(Vo&G) コメント

「虚無の声」は、新譜『異次元からの咆哮』全体をうまく言い表している曲になったと思ったので、これでMV撮影を行なうことにしました。色即是空という言葉があります。アジア人の大ベストセラー、般若心経からの一節ですが、形あるものには実体がない、という意味です。実体がなければ無意味なのか。「虚無の声」では、実体がないゆえにむしろそこに愛おしさと美しさを感ずるだろう、と歌ってみました。
MV撮影をするにあたって、この色即是空感をどう表現するかが課題だったのですが、ある縁で、プロジェクションマッピングが得意との監督と出会い、打ち合わせを重ねるうち、きっとこれは現実が崩壊していく有り様(映画「マトリックス」のような)を出せるに違いないと確信しました。
撮影は、六本木の某スタジオにて敢行。あらかじめ編集してある映像を投影した上での演奏でしたので、撮影自体はひじょうに楽なものでした。冒頭の地下室のようなところから、畳み掛けるリズムイントロで現実が崩れていきます。どこともしれないマーブル模様の世界、お経部分では曼荼羅じみた景色があったり…。あるいは、粒子の粗くなった大都会の喧騒。色即是空感満載の背景です。
鈴木君の白装束、ノブ君のドラムセットに怪しい図柄が投影されたり、ギターソロでは白いSGにいろいろな模様が付きます。(和嶋の新しいギター、冥王が使われているところもポイント)中間部の炎の前での演奏もカッコイイです。煩悩の炎でしょうか。最先端の技術を駆使したMV「虚無の声」、何か我々が若手のグループに見えます。
めくるめく非現実的な映像を、存分に楽しんでいただけたらと思います。

リリース情報

New Album『異次元からの咆哮』
2017年10月4日(水)発売
■初回盤(CD+DVD)
¥3,704(税別)TKCA-74561
■通常盤(CD)
¥2,685(税別)TKCA-74562

[CD収録内容]
1.虚無の声
2.風神
3.超自然現象
4.月夜の鬼踊り
5.もののけフィーバー 
6.宇宙のシンフォニー
7.太陽がいっぱい
8.痴人のモノローグ
9.悪魔祈禱書 
10.悪夢の添乗員
11.地獄のヘビーライダー
12.異端者の悲しみ 

[初回盤ライブDVD収録内容]
ライブ盤リリース記念ワンマンツアー「威風堂々」 2017年3月25日(土)赤坂BLITZ
鉄格子黙示録/宇宙遊泳/宇宙からの色/ロックンロール特急/恐怖!!ふじつぼ人間/猟奇が街にやって来る/地獄

[iTunes]
『異次元からの咆哮』プレオーダー受付中
新曲「虚無の声」独占先行配信中

ワンマンツアー情報

2017年
10月31日(火)宮城・SENDAI CLUB JUNK BOX
11月2日(木)青森・LiveHouse Mag-Net
11月4日(土)北海道・cube garden
11月8日(水)兵庫・Chicken George
11月10日(金)香川・高松オリーブホール
11月12日(日)大阪・umeda TRAD(前AKASO)
11月14日(火)福岡・DRUM Be-1
11月16日(木)愛知・Electric Lady Land
11月19日(日)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
9月24日(日)より全公演一般チケット発売開始

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