絢香、初の卒業ソングをツアー会場限定リリース

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2017年9月より全国ツアーを開催中の絢香が、10月14日(土)の富山公演から会場限定CD「サクラ」をリリースすることが決定した。

◆スポット映像

今年の春に制作された絢香初の卒業ソングである「サクラ」は、現在開催中の<Acoustic Live Tour 2017-2018 ~3-STAR RAW~>の初日公演から披露されてきた。卒業する若い世代の視点だけでなく、子が巣立つ親の想いも込められた今までにない卒業ソングだけあって、ライブ後のアンケートやメールで様々な世代の来場者から音源化を希望する声が多数寄せられていた。

それがきっかけとなり、ツアー開始時にはリリースが決まっていなかった本楽曲のレコーディングが急遽すすめられ、ツアー会場限定で発売されることになったのだ。絢香の公式Instagramでは完成したばかりの「サクラ」のCDを手に持った自身の写真も公開され、ファンからは喜びの声があがっている。

なお、「サクラ」は現在開催中のライブと各会場で販売されるCDのみでしか聴くことができない貴重な音源であるがファンクラブサイトでも購入することができるとのことだ。


絢香コメント

「サクラ」は私にとって初めての季節ソング、そして卒業や別れを表現した曲です。
この曲を書きながら、人生にはいくつもの視点からなる卒業や別れが存在することに気づきました。
例えば、親からすれば子どもが卒業を重ねていく毎に子育てからの卒業が近づくことを意味していたり、人生の節目や段階を追えば、卒業というくくりに当てはまるような切ない別れの場面がいくつも訪れていきます。
どの世代の方が聴いても、青春時代の回想から人生の歩みに伴い向き合う卒業や別れに至るまで、思いを馳せながら聴き入ることができる曲にしたいと思いました。

私が生きてきた中では、17歳で上京する時が、友達や家族と地元との別れという人生で初めて経験する大きな卒業でした。
そして時を経て、親になって2年が過ぎ、すべての面で支えが必要だった赤ん坊の娘ではもうなくなり、嬉しいけれどとても切なく、早くもこれから重ねていく卒業の1つを迎えたように感じます。
来たる大きな卒業は、きっと娘が巣立つ時だと思うと、想像しただけで涙が溢れます。
私が上京するときの母の心境も、とても切ないものだったはず。
いまならわかります。

時間は止まることなく流れ、人生を歩む過程で誰もが通る「大切な卒業や別れ」にひそむ切なさを、舞い散るサクラに重ねて…

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