いい音爆音アワー vol.83 「固有の名詞で出ています♪人名編」

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爆音アワー
いい音爆音アワー vol.83 「固有の名詞で出ています♪人名編」
2017年10月11日(水)@風知空知
歌の詞ってふつうは、聴き手の自由な想像を妨げないよう、あるいは無用なトラブルを避けるため(?)、固有名詞はあまり使わないものですが、それだけに特定の人やモノの名前が出てくると、お?!となりますよね。
あえて固有名詞を使う理由は、その名前が持っているイメージで詞の世界観をはっきりさせたいとか、その名前とともに何らかのメッセージを発したいとか、いろいろあると思いますが、東京、大阪、ニューヨークなど「地名」はありふれているので、今回は「人名(グループ名も含む)」に限定してみました。
ふだん歌詞はあまり読まないので、洋楽の場合聞き取れていなくて、何回も聴いている名曲にさりげなく人名が入っているのを今回初めて発見したものもありました。楽しかったです。
ミュージシャン、俳優、歴史上の人物、政治家、小説家、スポーツ選手、……様々な人物が登場し、それぞれに味わい深いです。
福岡智彦 (いい音研究所)

セットリスト

  • The Beatles「Roll Over Beethoven」
    チャイコフスキーの名前も歌い込んでいるのを聞き取れていませんでした!
  • ガロ「学生街の喫茶店」
    ヒット曲の歌詞に出てくるようなミュージシャンが今いないですねぇ。
  • 太田裕美「青春のしおり」
    「CSN&Y」ははじめ「ツェッペリン」だったとNHK-BS2「名盤ドキュメント」で言ってました。
  • 森高千里「青春」
    “PRINCESS PRINCESS”を出してくるところ、「プリプリ」と略称にするところ、実に森高らしいです。
  • Madonna「Illuminati」
    「Illuminati」という秘密結社についての歌。詳しくは後述。
  • 鈴木茂「100ワットの恋人」
    松本さんの詞には固有名詞多いのです。
  • Donald Fagen「New Frontier」
    さすが登場人物がシブい(^^)。
  • Sheryl Crow「Steve McQueen」
    プリファブ・スプラウトには『Steve McQueen』というタイトルのアルバムがあります。
  • 岡村靖幸「聖書(バイブル)」シングル・バージョン
    今のところアルバム未収録。このバージョンのほうがいい♪という声も多いね。
  • David Bowie「China Girl」
    この特集やらなければ、マーロン・ブランドが歌われていることに気づかなかったでしょう。
  • Arctic Monkeys「Who the Fuck Are Arctic Monkeys?」
    1st アルバムからわずか3ヶ月後にリリースされた5曲入りEPから。
  • India. Arie「Wings Of Forgiveness」
    収録アルバムはモータウンにとって12年ぶりの全米1位を獲得。
  • Peter Gabriel「Biko」
    音楽の力を実感させた歌でした。
  • サザンオールスターズ「マンピーのG★SPOT」4:09
    突然「芥川龍之介」と「スライ」が出てくる大胆さ、ステキです。
  • ザ・ナンバーワン・バンド「プロレスを10倍楽しく見る方法/今でも豊登を愛しています」
    桑田佳祐も歌詞の中に固有名詞をよく使う人ですね。
  • 矢野顕子「行け柳田」
    アンチ巨人の私ですが、しょうがない。でも長嶋さんと王さんは好きです。
  • Queen「Bring Back That Leroy Brown」
    クイーンのこういう世界が大好きです。
                        
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