ドラムをギターで鳴らす? ギター演奏でパターン入力できるドラムマシン・ペダル「SDRUM」がDigiTechから登場

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ギタリスト&ベーシストのための世界初のインテリジェント・ドラムマシン、ストラム=ギターをかき鳴らすことでリズム・パターンを入力できる「SDRUM(スドラム)」がDigiTechより登場した。

「SDRUM」はこれまでにないドラムマシン・ペダル。従来のドラムマシンのように本体のキック/スネアパッドを使ってリズム・パターンを作成できるのはもちろん、DigiTechが開発した「Beat Scratch」という機能を活用して基本リズムを入力するだけで、リズムに沿ったドラム演奏を自動作成してくれる。まずはこの動画を見てほしい。


「Beat Scratch」は、「SDRUM」に接続したエレキギター(またはピックアップ付きのアコースティックギター、エレキベースなど)を演奏することで、基本のドラム・パターンを入力する機能。低音弦を鳴らすことでキックを、高音弦を鳴らすことでスネアを入力すれば、右手で叩くハイハット、ライド、タムなどは「SDRUM」が自動生成する。

また、「SDRUM」では1ソングに最大3つのパート(VERSE/CHORUS/BRIDGE)を学習、保存可能。最大で36ソングを本体に保存できる。保存した各ソングおよびパートは、拍子(4/4、3/4)、フィール(ストレート、スウィング)、装飾量(シンプル~ビジー)、パートのインテンシティ(Low、Medium、High)、テンポなどが変更可能。ドラムキットは、E-POP、Brush、Percussion、Power、Cleanから選択でき、各ドラムキットごとに代替のキックとスネアのサウンドを選ぶことも可能。さらにオプションのフットスイッチ「FS3X」(7,500円 税別)を追加すれば、ハンズフリー機能を拡張することもできる。

インプットはギター入力とオプションの「FS3X」入力、アウトプットはAMP OUT(1/4インチ、アンバランス、モノラル)とMIXER L/R OUTタイプ(1/4インチ、バランス、L/R)、DigiTechのルーパー「JamMan」シリーズとテンポ同期するためのJamSync OUTを用意。電源は付属の9V DCパワーサプライを使用する。


▲左側面にアウトプット、右側面にインプットを配置。トップパネルにはキックとスネアのパッドおよび4つのコントロールを備える。写真右はオプションのフットスイッチ。

製品情報

◆SDRUM
価格:34,500円
発売日:2017年10月12日
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