サミー・ヘイガー、ヴァン・ヘイレン兄弟から誕生日のお祝いがなく失望
サミー・ヘイガーは10月13日、70歳の誕生日を迎えたが、元バンド・メイト、アレックス&エドワード・ヴァン・ヘイレン兄弟から何の連絡もなく、彼らと旧交を温めるのはあきらめたそうだ。
◆サミー・ヘイガー画像
SiriusXMの番組『Trunk Nation』に出演した彼は、こう話した。「よく“ヴァン・ヘイレンとはどうなってる?”って訊かれる。まったく何もないよ。彼らから連絡はない。俺にしてみれば、俺の70歳の誕生日を祝わないってことで、彼らは実に強い意思表示をしたわけだ。特に、多くの人々が若くして亡くなってるいま、70歳になるっていうのは凄いことなのに。友達になりたいと思っているなら、簡単だ。そして、友達になりたくないと思っているなら、(誕生日を祝わないのは)正しいことなんだろう」
ヘイガーは、マイケル・アンソニーの孫が亡くなったときにもヴァン・ヘイレン兄弟から追悼の言葉はなかったと、こう不満を漏らした。「デイヴ(・リー・ロス)からでさえ、マイクに対しお悔やみの言葉があった。知ってるだろ、デイヴは世界一フレンドリーな男ってわけじゃない(笑)。でも、彼にはそれだけの品位がある。あの2人の兄弟に何の問題があるのか、わからない。マイケルのときに何もなく、そして俺の誕生日にもだ…」
「終わりだ。彼らは俺と友達にはなりたがっていない。友人にならないってことは、リユニオンもないってことだ。じゃなきゃ、俺は金のためだけにリユニオンすることになるだろ? 俺はファンのためにやりたいんだ。あきらめたよ。俺は、ビジネスを一緒に始めるなら、その前に友達でいるべきだって思う。だから、そうだな、俺にとっては最終勧告みたいなものだった」
毎年バースデー・コンサートを開いているヘイガーだが、70歳の今年はとくに豪華なものとなり、マイケル・アンソニー、ジェイソン・ボーナム、ヴィック・ジョンソンに加え、元パンテラのヴィニー・ポール、カントリー歌手のトビー・キース、エディ・マネー、グレイトフル・デッドのボブ・ウェア、アリス・イン・チェインズのジェリー・カントレル、ニッケルバックのチャド・クルーガー、RUN-D.M.C.のダリル・マクダニエルズらが出演し、その模様は、ドキュメンタリー『Red Til I'm Dead: Sammy Hagar's Rock-N-Roll Birthday Party』となり、12月5日に全米各地の映画館で特別上映される。
Ako Suzuki
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