【ドラマー鼎談】櫻井誠[Dragon Ash]× KOUICHI[10-FEET]× SAMBU[NAMBA69]、「ドラムの話は一番しないです」

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Dragon Ashの櫻井誠、10-FEETのKOUICHI、NAMBA69のSAMBUが、AbemaTV『木曜The NIGHT』のマンスリーパーソナリティを担当、11月9日深夜25時より番組『(株)サク・コウイチ・サンブの木曜The NIGHT』をスタートさせる。ロックドラマー3人による深夜の2時間トークバラエティはブレーキ無しの赤裸々トークをはじめ、3バンドのメンバー達の意外な素顔も明らかにされるとのことだ。

◆『(株)サク・コウイチ・サンブ』画像

各コーナーも充実してオモシロ要素が満載。フェスやツアーで各地を回る3人だからこそ分かる全国各地の“可愛い子”や“美味しいもの”などの情報を持ち寄って「都道府県」をランク付けしていくコーナー、未婚のSAMBUを結婚へと導く「婚活系」コーナーなど、おおよそ音楽とはかけ離れたコーナー企画はこの3人ならではのもの。もちろん爆笑必至だ。視聴者との生電話をつなぐコーナーも用意されているとのことなので、ぜひご参加を。

BARKSはその初回放送収録スタジオにて、3人の鼎談を実施した。番組内容はもとより、熱いドラマー談義を交わしてもらおうと思ったのだが、まさかの「僕らドラムの話はしないんで(笑)」。しかしながら、“KOUICHIがオリジナルスティックを作るなら?”を肴に奇想天外アイデアも飛び出したドラム話や、3人の知られざる関係性など、終始笑いが絶えないトークセッションとなった。番組初回レポートと併せて、放送収録1時間前のドラマー3者鼎談をお届けしたい。

   ◆   ◆   ◆

■スタジオにドラムセットを用意して…
■絶対やりたくないっすから──櫻井誠 [Dragon Ash]

──11月の毎週木曜深夜1時、木曜The NIGHTのパーソナリティとして、御三方が2時間番組を進行するという。相当な重責を感じて……なさそうな表情だったりしますが。

櫻井:うん(笑)。

──まずは、この番組はなんですか?と。

SAMBU:そこを、このインタビューを通して理解していく、って感じですかね(笑)。

KOUICHI:俺ら自身がね(笑)。

櫻井:番組タイトルすら決まってない状態ですから(笑)。

──収録スタート1時間前だというのに。

櫻井:どうなるんでしょう?という(笑)。

SAMBU:番組の中身は、始まってからのお楽しみって感じですよ。

▲櫻井誠 [Dragon Ash]

──3人は昔から仲いいじゃないですか。実際のところ、いつぐらいからですか?

SAMBU:僕だけ遅いんじゃないですか? 2人はいつぐらいですか?

KOUICHI:言うても10年前、<京都大作戦>が立ち上がる前ぐらいから。

SAMBU:僕が2人と出会ったのは、上京した5年前ぐらい。

──Dragon Ash、10-FEET、NAMBA69といえば、フェスでも一緒になることが多いから、会えばいろんな話もしてきたでしょう。普段はどんな話をしてるんですか?

櫻井:メッチャくだらない話してますよ。

SAMBU:何の話とか思い出せないぐらいですよ(笑)。

KOUICHI:ほんまにそうやな。けっこういろんな話はするんやけど。

SAMBU:深い話もたまにしますけど、バンドの話ってありました?

櫻井:あんまりしないね。

──かといってドラムの話もせず?

櫻井:ドラムの話は一番しないですね(笑)。

SAMBU:この3人が一緒にいたらしないですよ。ドラマーはタイプ分かれますよね。延々とドラムの話をするヤツと、一切しないヤツに。僕らは延々としないヤツらなんで、こういうことになってるわけですね(笑)。

KOUICHI:そう、この番組につながってるわけやね。

櫻井:延々とドラムの話をしてるヤツだったら、番組内容が全部、ドラムのことになると思うんですよ。「じゃあ、今回はルーディメンツで」とかいって、スタジオに叩けるドラムセットも用意して。絶対やりたくないっすから、そんなこと(笑)。

SAMBU:そうっすね、打ち合わせ段階から「ドラムにはできるだけ絡めないでくれ」って言ったぐらいで(笑)。

櫻井:そうそう、ドラムと関係ないことをしましょうって。

SAMBU:実は前(※2015年)にKOUICHIさんとニコ生をやってたんですよ、サクさん(櫻井)も準レギュラーぐらいで。ゲストもドラマーしか呼ばないみたいなトーク番組を。普段、ドラマーはメディアに出ても、あんまり前に出ることがないじゃないですか。基本はボーカリストだったりギタリストが前に出る。でもドラマーはおもしろいヤツがけっこういるぞ、と。それがきっかけで始めたんですよ。だからこの番組でもゲストとか呼んでやれたらと。

KOUICHI:そうそう。ドラマーでおもしろいヤツはいっぱいいるんですよ。

──KOUICHI先生がそう言うぐらいだから、“おもしろレベル”が高いんでしょうね。KOUICHI先生はトークだけじゃなくて、歌えるし、いろいろできちゃう。

KOUICHI:いや、この3人とも歌えますから。

▲<THE GREAT ROCK'N'ROLL SEKIGAHARA 2017「〜万博大作戦日本シリーズ〜」>BARKS内特集ページへ

──藤井フミヤも認め、そして共演までしたほどですよ(※THE GREAT ROCK'N'ROLL SEKIGAHARA 2017「〜万博大作戦日本シリーズ〜」)。

櫻井:いや〜、あの共演は羨ましかった、マジで。

KOUICHI:この番組にもいつか来てもらおうかなと思ってます。

櫻井:ダチでしょ、ダチ?

KOUICHI:マブなんで。……怒られるわ、俺(笑)。

SAMBU:フミヤさんが来たら凄いよな〜。

櫻井:いやー、俺も会いたいわ〜。

KOUICHI:でもドラマーをいっぱい呼んで、いろんな話ができたらなと思って。

櫻井:ドラム以外の話ばっかりな。

SAMBU:カッコいいドラムを叩くのは、みんな分かってると思うんですよ。あとカッコいい歌をうたうボーカルが、どんな人なのかって知ってたりするじゃないですか、みんな。

櫻井:カッコいいこと言うしね。

SAMBU:そうそう。でもカッコいいドラムを叩くドラマーが、どんな人なのかって、ほぼみんなは知らないと思うんですよ。それをこの番組で出していきたいっていう。

KOUICHI:そうそう、人間的なところを。

◆ドラマー鼎談(2)へ
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