フェンダー、分離が良くダイナミックなベーストーンのインイヤーモニター最上位モデル「FXA11」
フェンダーのインイヤーモニター「FXA」シリーズに、ダイナミック型1基とBA型4基の計5基のドライバーを搭載した最上位モデル「FXA11」が登場。11月下旬より国内販売が開始される。
フェンダーのインイヤーモニターは、2016年の登場以来、ライトユーザー向けのエントリーモデルからプロフェッショナル向けのハイエンドモデルまで幅広く展開してきた。今回登場の「FXA11」はシリーズ最上位モデルとなり、常に高いレベルのステージングを要求されるプロフェッショナルの現場にも対応できるハイエンドモデルとなっている。
北米で特許を取得しているハイブリッド・イヤーモニター・テクノロジーを採用し、プロフェッショナルが必要とするさまざまなニーズに対応。音の分離が良く、音量を上げても歪みのないクリアなサウンドで、低音はフェンダーのインイヤーモニターらしいダイナミックなベーストーンに仕上がっている。
ドライバー構成は、ダイナミック型が1基、BA型が高域用2基と中域用2基の合計5基。すべてがハイブリッド向けに新規開発されている。これらが、フェンダーオリジナルのアレイシステム設計と、それをサポートする最小規模のネットワークとGROOVE TUNED BASS PORTにより、クリアでトーンの整った豊かな音場を形成、ライブ感溢れるサウンドを実現している。
ダイナミック型ドライバーは、FXAシリーズでは最大の14.2mmの大口径。エッジとダイアフラム(振動板)が個別の素材から作られたコンポジット・ダイナミック型ドライバーとなっており、エッジがダイアフラムをしっかり支え、レスポンスが向上。これにより大口径ながらエネルギーを減衰させることなく、迫力溢れる低域を再現。長時間にわたり大音量で聴いていてもつかれないのもメリットだ。
3Dデジタル・ハイブリッド・プリンターによる美しいハウジングも魅力の一つ。密閉に優れたハウジングと、フィット感のよいオリジナル・イヤーチップの組み合わせにより、最大で23dBもの外部音を遮断、より音楽にフォーカスできる。ルックス面では流れるように美しいハウジングに、ハイグロスが輝くブルーカラーのシェルとマットチタンカラーのカバープレートには音質を考慮したベント(穴)が空けられ、フェンダーブランド「F」ロゴデザインが存在感を演出する。
着脱式の付属のケーブルは、ローインピーダンス・トリプルシルバープレートケーブルで、3.5mmと3芯設計の2.5mmバランスケーブルを用意(ケーブル長は約1.3m)。銀メッキ仕上げの低酸素銅ケーブルは不要なノイズを抑えるだけでなく、優れた伝導性と高域の再生を実現。2-pinコネクタの採用により、強固で外れにくく、激しいステージパフォーマンスにも耐えうる仕様となっている。
再生周波数帯域は8Hz~22kHz、インピーダンスは43Ω、感度は108dB。デラックス・キャリング・ケース、標準プラグアダプター、SURE SEALチップス(4サイズ)、クリーニングツールが付属する。
製品情報
価格:オープン(市場想定価格 158,000円 税別)
発売日:2017年11月下旬
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