フェンダーのWiFi搭載アンプ「Mustang GT」シリーズに9つのエフェクト機能が追加された最新ファームウェア公開

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世界初のWiFi搭載アンプとして、また、日本人アーティストによるオリジナルプリセットトーンの公開で注目を集めたフェンダーのモデリングアンプ「Mustang GT」シリーズに、9つのエフェクト機能が追加された最新ファームウェアの配信が開始された。

「Mustang GT」シリーズは、2017年5月に発売されたモデリングアンプシリーズ。定番のアンプやエフェクターに加え、100以上ものプリセットをプリインストール。専用アプリ「FENDER TONE」によってスマートフォンから操作でき、プリセットの作成や管理がカンタンに行える。また、Bluetoothスピーカーとしても使用可能だ。ラインナップは、小型で家庭用の40Wモデル、小規模なライブ用の100Wモデル、中規模から大規模なステージもこなせる200Wの3モデルが用意される。


そんな「Mustang GT」シリーズの最新ファームウェアVersion 1.5.20では以下の9つのエフェクトが追加されている。

●FENDER HARMONIC TREMOLO
1960年代初頭のフェンダー「ブラウンフェイス」アンプからインスパイアされたトレモロエフェクト。高域と低域の周波数特性を交互に強調することで、フェイザーのようなサウンド効果が得られる。

●EQ 5 GRAPHIC
MESA BOOGIE MARK IIC+アンプからインスパイアされた5バンドイコライザーで、細かな音質設定が可能になる。

●EQ7 GRAPHIC
BOSS GE-7ペダルからインスパイアされた7バンドイコライザー。より細かな音質設定が可能になる。

●EQ PARAMETRIC
ミッドコントロール付きの3バンド対応のパラメトリックイコライザー。ソロ演奏時にミッドをブーストしたい時に効果的で、狙いどおりのフィードバックを簡単に得られる。

●VIBE UNIT
ジミ・ヘンドリックスが好んで使用していたUNI-VIBEからインスパイアされたサウンド。

●OCTOBOT
オクターヴァーエフェクトに、強めの1オークターヴダウンパルスと微細な1オクターヴアップパルスを発生させることで、独特のシンセトーンを再現。

●ENVELOPE FILTER
1970年代に人気を博したTEMPLE-OF-FUNKのMU TRON IIIよりインスパイアされたオートワウエフェクト。

●ROUND FUZZ
1969年のシリコントランジスタバージョンの由緒正しいFUZZ FACEディストーションからインスパイアされたエフェクト。

●VARIFUZZ
ROUND FUZZに近いサウンドでありながら、タイトからルーズまで、多彩なベーストーンが得られるファズエフェクト。

なお、「Mustang GT」用アプリ「FENDER TONE」上では、日本人アーティストのオリジナルプリセットトーンが公開中。INORAN (LUNASEA)、大山聡一(BRADIO)、圭(BAROQUE)、Ken(L Arc-en-Ciel)、菰口雄矢、HARUNA & MAMI (SCANDAL)、柳沢進太郎(GO GO VANILLAS)、山内総一郎(フジファブリック)のサウンドを手軽に楽しむことができる。
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