大黒摩季、新録4曲を加えてセルフカヴァー盤リマスタリング「最高峰の美音を集めました」

大黒摩季が12月20日、2枚組セルフカヴァーアルバム『LUXURY 22-24pm ＆4you』をリリースすることが明らかとなった。同アルバムは2009年にリリースされたセルフカヴァーアルバム『LUXURY 22-24pm』のリマスタリングに新録4曲を加えて復活するものとなる。

◆大黒摩季 画像

「日々を駆け回り疲れた大人のご褒美タイム“22-24pm”に、RichでラグジュアリーなSoundに包まれて、少しいいお酒でも飲みながら、リラックスして欲しい。デジタル時代に逆行するけれど、耳とハートに優しい全曲生演奏生楽器しばり、日本人ミュージシャンしばり、最高峰の美音を集めました☆彡」──大黒摩季

DISC-1には、自らのヒット曲を中心にしたセルフカヴァーが収録されている。オリジナル色の強いヒット曲をリアレンジするに当たっては、奇才なサウンドプロデュース陣が終結した。武部聡志を筆頭に、世界を股にかけるアバンギャルドなサウンドプロジェクト・Jazztronik野崎良太、JAZZ界をリードするTOKU、オルケスタ・デ・ラ・ルスのオリジナルメンバー澤田浩史など、名匠によるリアレンジは圧巻の仕上がりだ。

演奏陣も仲井戸麗市や田中義人をはじめ、DEPAPEPE、そうる透、鮫島秀樹（ex.HOUND DOG）、松原秀樹、大儀見元などゴージャス。上質なバラードやアシッドジャズ、サルサ、AOR、カントリーといったLuxuryな夜にお酒を片手に聴きたいラウンジサウンドに仕上げられた。

そして新録された「ら・ら・ら ～ Christmas ver. ～」は、サウンド・プロデューサーに原田喧太を迎え、生のパイプオルガンやチェンバロ、チェレスタ、などの古典楽器、Sleigh Bells、Stringsなどクラシック楽器を多用したもの。これに加えて、47都道府県ツアー中に録音した客席の大合唱、無垢な子供達の声などをミックスし、煌らかでLOVE & PEACE溢れる大黒摩季からのクリスマスプレゼントとして届けられる。

DISC-2は、オマージュの数々が封じ込められた洋楽カバー集だ。高音域を育ててくれたミニー・リパートン、パワフル＆ソウルフルな歌を学んだホイットニー・ヒューストン、美しく強い歌を教えられたセリーヌ・ディオン、敬愛してやまないジャニス・ジョプリン、バイブルとなるベッド・ミドラーやボニーレイット、ソングライターとして学び続けているキャロル・キングやレオン・ラッセルなど、大黒摩季のルーツを満載。中でも、中西圭三とのデュエット「ALMOST PARADISE」、Skoop On SomebodyのTAKEとのデュエット「Beauty and the Beast」、doaの徳永暁人との共演「You've got a friend」はの説得力と包容力を感じさせる。

こちらのサウンドプロデューサー陣も豪華。天才ギタリストChar、ジャズピアニストであり音楽監督としても世界が認める島健。R&Bソウルサウンドのマスター松原憲など、多種多彩なクリエーターとミュージシャンが集結した。また、ドラマ『コウノドリ』で綾野剛扮するBABYのピアノ監修を務める清塚信也との「The Rose」に広がる美音は感動的だ。

日本を代表するアーティストやミュージシャン総勢100名以上が参加し、全生演奏生楽器で奏でられる“LUXURY=豪華アルバム”は、25周年を迎えた大黒摩季へのご褒美であり、自身の財産といえるもの。また、同アルバムを引っ提げ、12月16日のビルボード大阪を皮切りに行われる東名阪ツアー＜MAKI OHGURO LUXURY＋ TOUR 2017＞は、ジャズ界注目のTOKUを中心にバンドメンバーが構成されるとのこと。頑張り続けて熱くなり過ぎた大人たちを癒してくれるはずだ。

大黒摩季は5月にデビュー25周年を迎え、現在、全国47都道府県ツアーを展開中だが、12月にはその“SEASON II”を終了。＜MAKI OHGURO LUXURY＋ TOUR 2017＞を挟んで行われる“FINAL SEASON”の全公演スケジュールも発表となった。25周年を締めくくる“FINAL SEASON”は、4月11日のふくやま芸術文化ホールからスタートし、デビュー記念日前日となる5月26日の沖縄市民会館で終了。これにて全国47都道府県すべてを訪れることになる。

2017年2月のスタートから1年3ヵ月、トータル70本を超える全国ツアーはこれまで敢えて地方主要都市を外して開催されてきたとのことだが、“FINAL SEASON”は全国6大都市での開催が含まれる。東京は5月7日および8日に中野サンプラザ2Days、大阪は5月12日および13日にオリックス劇場2Daysが開催される予定だ。