Sonar Pocket、5年ぶり武道館公演でサプライズ盛り沢山「10周年もSonar Pocketと居て下さい」

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Sonar Pocketが11月10日(金)、11日(土)の2日間にわたり、<Sonar Pocket JAPAN TOUR 2017〜Reload〜>のファイナル公演を5年振りとなる東京・日本武道館にて行った。

◆Sonar Pocket ライブ画像

開演前より、各地から集ったファンが会場の周囲を取り囲んでいた。満員に埋め尽くされた日本武道館には、彼等の登場を待つファンで熱気が充満し、高まる期待と共にオープニング映像が流れ出すと、大歓声の中、遂にメンバーが登場した。

オープニングを飾るのは今月29日に発売される27thシングル「涙雪」のカップリングで、今ツアーのためにメンバーが書き下ろした楽曲「Reload」だ。脈うつBPMが印象的な楽曲で勢いを増していく会場を、さらに煽るようにヴォーカルのeyeronが「日本武道館!」と盛り上げれば、ファンも負けじと声援を送る。

会場のヴォルテージをあげ続け、Sonar Pocketの代名詞とも言えるヒットソング「好きだよ。〜100回の後悔〜」などを披露し、ヴォーカルのko-daiが「最高の笑顔をありがとう」と感謝の言葉を漏らすと、会場の空気は一変し切なさと愛に包まれた。





デビューから9周年を迎え、5年前の武道館公演には見ることの出来なかった、大人の表情を覗かせるSonar Pocketが提示する愛の形は最新曲「涙雪」に詰め込まれた。この楽曲はミュージックビデオの原案をko-daiが担当し、初めて演技にも挑戦。さらにジャケットはeyeronのプロデュースとSonar Pocketの個性が詰まった作品となっている。ステージ上には、この楽曲のストーリーである、別れの道を選ばなければいけなかった男女二人のすれ違っていく様がプロジェクションマッピングで表現された。

アンコールに入ると、照明が落とされた会場に2018年に公開となる映画『honey』の特報が流れ、主題歌をSonar Pocketが担当する事がメンバーから伝えられた。大歓声が巻き起こる中、集まったファンに向けたもう一つのサプライズとして主題歌「108〜永遠〜」(読み:トワ)を初歌唱。映画『honey』は、シリーズ累計200万部超えの大人気同名コミックス(「honey」目黒あむ著/別冊マーガレットコミックス刊)待望の実写映画化作品であり、映画初主演を務める平野紫耀(Mr.KING/ジャニーズJr.)とヒロイン・平祐奈が送るラブストーリーだ。

さらにはeyeronから「また、みんなに会いに行くよ!」と10周年の全国ツアーの開催も伝えられ、日本武道館は歓喜に包まれた。

「どこよりも泣ける場所がある」とサブタイトルを設けた今ツアーのラストを飾るのは「一生一瞬」。メンバーそれぞれに込められたこの一年の集大成にふさわしい究極のラブソングが会場に響き渡ると、ファンそしてメンバーから涙が溢れ出た。

「10周年もSonar Pocketと居て下さい。」ko-daiの一言でツアーは幕を閉じた。



なお、この日本武道館公演は来年2018年2月にDVD化される予定だ。

撮影:平野タカシ

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