中島みゆき、42枚目のオリジナル・アルバム『相聞』のアナログレコード発売決定

2017年11月22日に発売される、中島みゆき通算42枚目のフル・オリジナル・アルバム『相聞』の、アナログレコード（LP盤）が数量限定で発売されることが発表された。

アナログレコードとしては約17年ぶりに発売された『組曲（Suite）』以来、2年ぶりの発売となる。マスター音源からアナログカッティング（レコードの原盤となるラッカー盤に音の溝を彫る職人作業）を施す作業は前作と同じながらも、本作ではアナログカッティング前のマスタリングをレコード専用に行うことで、前作以上のクオリティアップが図られた。

マスタリングとカッティングを施したのは、レコード・カッティングの巨匠JVCマスタリングセンターの小鐵徹氏。山下達郎を始めスピッツ、くるり　等、日本を代表するシンガーソングライター作品のアナログレコード復刻を行うなど、その高い技術は折り紙付き。

本作では音源マスターを決定するにあたって、小鐵氏立会いの元、DSD、PCMの両方の音源マスターの聴き比べを行いDSDを選択。マスタリングでは小鐵氏による繊細かつ豊かな音で中島みゆきの歌声を再現。レコードならではの小さい音から大きい音へのダイナミズムの中に、繊細な歌のニュアンスを堪能出来る作品に仕上がっている。


ジャケットはアナログレコードならではのA式ダブル（見開き）ジャケット仕様で、11月22日に一足先に発売されるCDとは違った迫力ある写真も楽しめる。さらには2枚組の重量盤（180g）仕様となっており、中島みゆきファンに留まらず、アナログファンにも手にとって欲しい1枚だ。

また、2017年11月26日からは『中島みゆき「夜会工場」VOL.2』が東京都・府中の森芸術劇場を皮切りに全18公演開催される。