【インタビュー】クライ・ヴェノム「好きな日本の2大バンドはX JAPANとGALNERYUS」

twitterツイート

ラスベガスを拠点に活動していたジャッキー・ヴィンセント(G)を中心に、20代メンバーが集結したクライ・ヴェノムから、ジャッキー・ヴィンセント(G)とニコ・ジェミニ(B)がインタビューに応じてくれた。

クライ・ヴェノム◆画像

当初より高い評価を得ていたギタリストのジャッキー・ヴィンセントは、2013年にシュラプネル・レコードよりソロアルバムをリリース、次世代ギターヒーローとして大きな期待が寄せられていた。その頃からクライ・ヴェノムを結成した彼は、単なるギタリストとしてのみならず、楽曲制作へのクリエイティビティをより発揮するようになっていった。

EDMとメタルを融合した多彩な音楽性は“ハイブリッド・スピード・メタル”と名付けられ、2017年に遂に日本上陸を果たし、デビューアルバム『Vanquish the Demon』を引っさげ、オープニングアクトとして<LOUD PARK 2017>のステージに躍り出た。

──初来日での<LOUD PARK 2017>参戦はいかがでしたか?



ジャッキー:僕にとっては人生最良の日と言ってもいいくらい素晴らしい日になった。日本にはずっと来たかったから本当に嬉しいし、初来日でこのフェスティバルに呼んでくれたレコード会社とプロモーターに感謝しているよ。

ニコ:実は昨日もこの会場に来ていたんだ。こんなに大きな会場でこんなにたくさんのオーディエンスが来ていることに凄いと思った。

──オープニングアクトでしたが盛り上がりましたね。今、アメリカでのメタルシーンはいかがですか?

ニコ:アメリカのフェスだとオープニングアクトはちゃんと観てもらえないんだ。ヘッドライナーが目当てだから早い時間にはみんな来ない。でも日本は違うんだね。早い時間でも8000人くらいは来ると聞いていて、「本当かな?」って思ったけど、本当にそのとおりだったから凄く感動した。

──デビューアルバムは様々な音楽の要素が詰まっていますが、メンバーそれぞれの個性ですか?

ジャッキー:僕がメインソングライターになるけど、このバンドを始めるにあたってまずコンセプトを考えたんだ。普段からいつも好きで聴いているのはエレクトロミュージックと、パワーメタルや北欧メタルで、自分のiPodを見るとエレクトロミュージックとメタルを交互に聴いていたんだよね。別々に聴いていた自分の好きなものを融合したら面白いんじゃないかな、と。

──そもそもその2つのジャンルを好きになったきっかけはあるのでしょうか。






ジャッキー:僕には5歳上の兄と7歳上の姉がいて、小さい頃からいつもそれぞれの部屋から好きな音楽が流れていたんだ。兄の部屋からはガンズ・アンド・ローゼスやメタリカが聴こえていて、彼はギターも弾いていたから兄にはギターも教えてもらっていた。姉は1990年代のハウスやトランスが好きだったので、エレクトロミュージックがガンガン流れていた。それで自然とその2つが好きになってしまったんだ。僕はソロアルバムもリリースしているんだけど、その作品でギターの速弾きとエレクトロミュージックをすでに融合させてはいたんだけど、更に一歩進めたものがクライ・ヴェノムだよ。他にもハード・コアやメタル・コアやパンクの影響も入っているかな。最初はこんな事やっていいのかな?とも考えたけど、メタルバンドもたくさんあるし人と同じ事をしても仕方ないしね、普通と違っていても自分の好きな事をやりたかったから。

──日本のメタルバンドも好きだそうですね。

ジャッキー:僕が好きな日本の2大バンドはX JAPANとGALNERYUSだ。あと、VersaillesやJupiterも好きだよ。毎日、毎朝、このバンドは聴いているよ。

ニコ:そもそもジャッキーと僕が出会ったきっかけが、GALNERYUSを好きだったことなんだよ。その共通点から一緒にバンドを組んだんだ。僕は地元がロシアだけど、マキシマム・ザ・ホルモンやGazettE、Girugameshとかも聴きまくっていたんだ。

──詳しいですね。それだけの日本のバンドをどうやって知ったのですか?

ジャッキー:パワーメタルはインターネットとクチコミかな。14歳頃まではアイアン・メイデン最高と思っていたけど、ある時、友達にドラゴンフォースを聴いてみなよと勧められてぶっ飛んだ(笑)。それからヨーロッパや日本のメタルにも目を向けるようになって、それでGALNERYUSを好きになった。その後に後追いでX JAPANも知って好きになった。メタルも流行り廃りがあるけど、日本のメタルはいつの時代も人気あるよね。トレンド志向ではないところにとても惹かれるよ。

ニコ:僕は日本のアニメが好きだったから「デスノート」の主題歌だったり、BUCK-TICKの「ドレス」って曲を別の日本のバンドがカバーしていたりして、それで知るようになったんだ。

──アルバムではGALNERYUSのSYUが参加している曲がありますね。

ジャッキー:アルバム6曲目「Stronger Than Steel」で弾いてもらってね、もう言葉に表せないくらい嬉しかったよ。自分のギターヒーローだから夢のようだ。



──今後のスケジュールは?

ジャッキー:とにかくたくさんツアーをやりたいな。アメリカやヨーロッパでやりたいね。あとは次の曲作りもしないと。

ニコ:曲もできるだけたくさん作りたいしレコーディングもしたい。どの曲にするかは決まっていないけど、MVも作りたいんだ。

──では日本のファンへメッセージを。

ジャッキー:日本のみんな、このバンドに興味を持ってくれてありがとう。また会いたいと思っているよ。

ニコ:ファンあってのバンドだから、みんなありがとう。CDを買ってくれたりMVを観てくれたり、SNSで僕らの事を拡散してくれたり、本当に感謝しているよ。

ジャッキー:みんなに今日の事をたくさん伝えてね。

取材・文 Sweeet Rock / Aki
写真 Yuki Kuroyanagi

CRY VENOM 2017.10.15<LOUD PARK 2017>@さいたまスーパーアリーナ

1.Prelude
2.Wolfsbane
3.Vanquish the Demon
4.Second Wind
5.Unchained
6.Diamond
twitterこの記事をツイート

この記事の関連情報