me can juke(神生アキラ&泉奏)、初ワンマンでCD発売をサプライズ発表

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2.5次元コスプレダンスユニット、アルスマグナのメンバー、神生アキラ(A-KIRA)と泉奏(WIT-ME)によるユニット“me can juke”によるワンマンライブ<me can juke First Concert〜FIRE or ICE〜>の東京公演が、11月12日にZepp DiverCity(TOKYO)で開催された。

◆ライブ画像(全13枚)

<FIRE or ICE>のタイトル通り、情熱的なアキラとクールな泉の対照的な二人の個性が炸裂! バックにseed(研究生)のメンバーを従え、ストーリーを盛り込んだアルスマグナのステージとはひと味違う、歌とダンスパフォーマンスに特化したステージで会場を大いに盛り上げた。そのステージ上で彼らは、2018年1月31日にme can jukeの1stミニアルバム『FIRE or ICE』をリリースすることを発表した。

赤と青のサイリウムで埋め尽くされたフロアは、開演前から熱気が高まっていて、ステージの紗幕が落ちると大歓声がme can jukeの2人を迎え入れる。ここから始まる2人のバトルを予感させるシリアスなダンスナンバー「Red or White」、80’sを感じさせるビートロックの「閃夜一夜」と、序盤から息の合ったパフォーマンスで魅せる2人。


me can jukeについて、「アルスマグナさんの神生アキラと泉奏が、キラキラしてぇ!っつーことで、何かできねーかなってことで」結成したユニットだとアキラは説明したが、ここでは神生アキラではなくA-KIRAであり、泉奏ではなくWIT-MEであり、あくまでも別人であるとしたため、その後のMCではお互いのキャラ設定の曖昧さにツッコミを入れ合うシーンも。それも1stツアーならではのお楽しみ。

さらにもう一つ、1stツアーならではと言えば、「この先、本当に知らない曲が多々出てくる。エンタメってそういうものだろ?」とのアキラの言葉どおり、me can jukeとしての新曲が満載。それでも会場のテンションを終始MAXで保っていられたのは、やはり彼らのもつパフォーマンス力の高さ、エンターテインメント性の高さによるものだろう。


AOR調の「BrainPanic」を聞かせた後、黒いマタドール風の衣装に着替えたアキラがMaroon5の「Lucky Strike」に乗せたクールかつ躍動感のあるダンスパフォーマンスと、ソロ曲「流星リビドー」を披露。続いて同じマタドール風衣装の泉が登場すると、ラテン調の「ガードレールに口づけて」をカルメンの踊りを取り入れた熱いパフォーマンスで見せた。その後、泉が一人ステージに残ると、Blueの「One Love」をBGMにムーディーなダンスを披露。身につけていたアダルトな黒ジャケットとハットをアキラに奪われ、派手なシルバーのハッピを渡されると、ソロ曲の「ぶっぱな青春Happy!!」で会場を一転、お祭りソングで会場を沸かせた。


キックボードでステージを2人で駆け回ったり、アルスマグナの「勝手に親衛隊」でお馴染みのお題を出し合ったり、コミカルに楽しませながらも、締めるところはちゃんと締める2人。「アルスマグナさんの曲で1曲いい曲があるから、それをカバーしたい」とアキラが言うと、「アルスマグナさんもまだやったことがないらしいな」と泉。ステージにはキーボードが設置され、泉の演奏、アキラのヴォーカルによるミディアムナンバー「Letter」が披露された。その情感こもった歌声を、微動だにせず聴き入る観客の様子が印象的だった。続いて「SHA-BA-DA-BA-」を歌い上げ、seed達のダンスコーナーの後、再び2人がステージに登場すると「JUST」「トキメキラ」とアップチューンで一体感を高め、温かみのあるラブソング「My precious one」で本編を終えた。

アンコールではペンライトコーナーで盛り上げた後、冒頭にあるようにアキラが1月31日にme can jukeのミニアルバムのリリースを告知すると、泉が「改めて1stコンサート東京ファイナル、ありがとう。みかんちゃんたち(ファン)の声があったからこそ、ミニアルバムができました。ほんと、みかんちゃんの声がすべてです。よそ見せず、俺たちだけを見てしっかりついてきてほしい」と感謝の想いを語り、アキラも「みんなが楽しめるよう、笑顔を作れるように頑張ります」と語った。そしてカバー曲「WAになって踊ろう」を全員で大合唱して大団円。そしてme can jukeとみかんちゃんたちの合言葉、「Can you enjoy?」「Yes, me can!」で、約2時間のステージを締め括った。

この日、11月23日にパシフィコ横浜で行われるアルスマグナのステージにも出演することを発表したme can juke。今後の活躍にも増々期待が高まる。


文◎大窪由香
撮影◎NAITO

1st Mini Album『FIRE or ICE』

2018年1月31日(水)発売
■A-KIRA盤(CD+DVD)
¥3,148+税 ¥3,400(税込)
■WIT-ME盤(CD+DVD)
¥3,148+税 ¥3,400(税込)
■通常盤(CD)
¥2,000+税 ¥2,160(税込)
※A-KIRA盤・WIT-ME盤にそれぞれのソロブロマイド封入

[CD収録楽曲] ※曲順未定
・ガードレールに口づけて
・SHA-BA-DA-BA
・Brain Panic
・閃夜一夜
・JUST
・Red or White
・My Precious One
・トキメキラ
・流星のリビドー ※A-KIRA盤のみ収録
・ぶっぱな青春Happy! ※WIT-ME盤のみ収録

[DVD収録内容]
・ガードレールに口づけてMusic Video
・ガードレールに口づけてMusic Videoメイキング
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