倉木麻衣、“きものの日 PR大使”就任「世界に発信していきたい」

倉木麻衣が11月15日、京都織物卸商業組合の野瀬理事長より“きものの日 PR大使”に任命され、着物着用の豪華100人と京都タワーライトアップ点灯式に出席した。

◆倉木麻衣 画像

「渡月橋 〜君 想ふ〜」がロングヒット中の倉木は、楽曲タイトルにもなった渡月橋にて“嵐山一日観光大使”に任命されたほか、9月には門川京都市長から“京都観光おもてなし大使”にも任命されている。


ホテルグランディアホテル京都「竹取の間」にて行われた“きものの日 PR大使”任命式に、倉木は艶やかなポインセチアがデザインされた着物姿で登場した。12月の季節を先取りし、この日にちなんだ襲色目の着物は息をのむほど美しく、会場は大きな歓声に包まれた。

そして、野瀬兼治郎理事長より「11月15日は着物を着て楽しみましょう。そのことを世界に向けてアピールしていきたい」との挨拶があったほか、門川大作京都市長からは「京都観光おもてなし大使に就任し、また京都学生祭典にも参加した京都を第二の故郷と語っている倉木さんに、着物をおおいにアピールしていただきたい」との言葉が。倉木は野瀬理事長より任命証を受け取り、“きものの日 PR大使”と書かれた襷(たすき)をかけた。

「大変名誉な任をいただき光栄に思うと同時に、とても嬉しく思います。京都は学生時代を過ごしたばかりでなく、今年は様々な活動をさせていただきました。着物を着る度に日本人としての誇り、自信を身にまとっているような感動をいただいております。これからは京都の魅力とともに着物の魅力もしっかり世界に発信していきたい」──倉木麻衣


その後、場所を移して約100名の着物を着た方々とともに京都タワー点灯式に参加。「5, 4, 3, 2, 1, 0！」という掛け声の後、倉木が押したボタンを合図に、後方に見えた京都タワーが美しい紫と緑の二色のツートンカラーにライトアップされた。紫と緑は秋を表す襲色目の“桔梗”であり、この二色で彩られた点灯は京都タワー初ということで拍手はいつまでも鳴り止まなかった。

その後は着物着用の約100名の男女と大記念撮影が行われて終了。京都タワー史上初の試みと合わせて、この日の艶やかな式典はすべての人の心に色鮮やかに刻まれたに違いない。