カシミア・キャット、アリアナら参加の初アルバムを携え東京に帰還

カシミア・キャットが11月16日（木）、デビュー・アルバム『9』を携えた一夜限りの来日公演を東京・shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催した。

◆11月16日（木）東京公演 画像

同公演には、サポートアクトとしてSeihoが登場。過去にもSNSを通じて交流があったという両者だが、『9』の日本盤CDではSeihoが「Quit」のリミックスを手がけているという縁もあって、今回ついに共演実現となった。


Seihoの強力なサポートを受けてカシミア・キャットが登場すると、会場からは一際大きな歓声が上がる。今回のステージでは、MΦとソフィーが参加した「9 (After Coachella)」やアリアナ・グランデを迎えた「Quit」、セレーナ・ゴメスとトリ・レーンズ参加の「Trust Nobody」といった『9』収録曲を中心としながら、過去作からのトラックや自身の客演参加曲なども多数織り交ぜ、その実績に違わぬ鮮やかなDJパフォーマンスを展開。幻想的な照明演出とともに、繊細でスウィートな一面と先鋭性が共存した圧倒的な世界観を見せつけ、最後はDJテーブルの上に立ち上がると、集まったファンへ向けて笑顔で拍手を送りステージを後にした。



カシミア・キャットはこの後、アジア各地とオーストラリアで公演を行ない、年明け1月からはMΦとの＜MEΦW TOUR＞に乗り出す予定となっている。

Photos by Takao Iwasawa