リンキン・パーク、ライブ・アルバムの予告編映像をリリース

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リンキン・パークが、12月にリリースするライブ・アルバム『One More Light Live』のティーザーを公開した。

◆『One More Light Live』ティーザー映像

バンドは5月に発表した7枚目のスタジオ・アルバム『One More Light』をプロモートし、5月6日アルゼンチンでツアーをスタート。南米、ヨーロッパで21公演を開いた後、7月終わりから北米ツアーを開催する予定だったが、その一週間前にチェスター・ベニントンが亡くなった。

バンドはこのライブ・アルバムをチェスターに捧げたいと以下のような声明を発表している。

「チェスター・チャールズ・ベニントン 1976-2017

僕らはこのライブ・アルバムを、僕らのブラザーで、ONE MORE LIGHTに精魂を注いだチェスター・ベニントンへ捧げる。アルバムのレコーディングを終えたとき、僕らは、彼がスタジオであまりにもたくさん素晴らしいパフォーマンスを見せたから、毎晩ステージでこの魔法を生み出さなきゃならないなんて、彼はハードルをものすごく高く設定してしまったって、チェスターと冗談を言ってたんだ。驚くことではないけど、彼はこのチャレンジを歓迎してた。

2017年夏の初め、僕らが一緒にプレイした数々の公演は格別なものだった。チェスターは、これまでで最高のツアーだと感じていると、僕らに言ってた。ステージで僕らが体験した仲間意識と歓喜は、お互いの、そして僕らのファン、この音楽との深い絆を反映していた。

毎晩、ステージに上がる前、僕らは円陣を組み、集中し、ギリギリになって頭に浮かんだ考えを共有していた。チェスターはいつも、プレイする街の名前を第一級の駄洒落にする役目を買って出ていた。これは僕らの儀式だった。何より、自分たちの夢を実現していることへの感謝を示す時間でもあった。

チェスターは、クルーへの感謝を表明することも決して忘れなかった。僕らと世界を旅し、毎晩、僕らの夢を現実にしてくれた人達だ。彼らがいなければ、これらの公演は不可能だった。

チェスターはほかに類を見ないほど情熱的で、とんでもなく寛大で、繊細で、楽観的で、面白く、優しかった。彼はその声で、痛みをカタルシスに、真正を芸術に、そして情熱を絆に変えた。これらの曲に命を吹き込むことへの彼の献身は勝利をおさめた。このツアーを観に来てくれた人達、ありがとう。来られなかった人達は、このライブ・アルバムによって、これらの公演が僕ら6人にとってどれだけ魅惑的だったか、垣間見られるんじゃないかと願ってる。

ジョー、デイヴ、ロブ、マイク、ブラッド」

『One More Light Live』には「Talking To Myself」「Burn It Down」「Battle Symphony」「New Divide」「Invisible」「Nobody Can Save Me」「One More Light」「Crawling」「Leave Out All The Rest」「Good Goodbye (feat. ストームジー)」「What I've Done」「In The End」「Sharp Edges」「Numb」「Heavy」「Bleed It Out」の16曲を収録。12月15日に世界同時リリースされる。

Ako Suzuki
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