たこやきレインボー、サーカス気分の幕張メッセ公演

たこやきレインボーが11月23日（木）に幕張メッセにて、ワンマンライブ＜なにわンダーランド2017〜OH! CIRCUS〜＞を開催した。

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この日の会場ロビーにはストラックアウトや投げ輪、射的などのアトラクションに加え、これまでの衣装の展示に駄菓子屋、ポップコーンや綿あめの交換所、DJ体験ブースなども設置。ピエロをはじめとする大道芸人が観客を出迎え、入場から開演までの時間もサーカス気分を楽しめる空間となっていた。

ライブは大道芸のパフォーマーやダンサーで構成された“なにわンダーアクロバットレインボー”ともに、ライブ初披露となる「ありがとうたこやきレインボーです」で賑やかに幕を開けた。そこからユニコーンの手島いさむ（G）、川西幸一（Dr）、上野一郎（B）、TACOS NAOMI（Key）に3人のホーン隊を加えた7人編成の“なにわンダーたこ虹バンド”と共に、「RAINBOW〜私は私やねんから〜」や「TACOYAKI’s Burning」など、約2時間で全21曲を熱演した。

ジュリ扇が舞うエレポップ「尼崎テクノ」や金色のステッキを手にしたファンク「じゆう！そう！フリーダム！」、切ないガーリィーハウス「にじースターダスト」、椅子を使ったセクシーなジャスダンスとオルタナティブヒップホップが融合した「どっとjpジャパーン！」に加え、ディスコやパンクなど、ジャンルの個性が際立った演目で会場を盛り上げながらも、手島のアコースティックギターを基調にした「オーバー・ザ・たこやきレインボー」のアコーステックバージョンや、チャランポ・ランタンの小春が手がけた「なれたらなぁ」などのスロウテンポの楽曲も堂々と歌いこなし、歌唱力の高さも見せつけてくれた。


アンコールでは、春に大塚 愛が作詞作曲を手がけた新曲を含むメジャー2枚目のアルバム『ダブルレインボー』をリリースすることと、4月より全国8箇所を巡るライブハウスツアー＜CLUB RAINBOW＞を開催することが発表された。清井咲希は「結成から5年。楽しいこともあったし、くじけそうになったこともたくさんありました。だから、絶対にできるとは簡単には言えないけど、これだけは確信をもって言えます。私たちは絶対に諦めません！　これからも私たちに安心してついてきてください」と目に涙を溜めながら意気込み、彩木咲良が「私たちはこんなところで立ち止まってはいけない！」と絶叫すると、客席からは大きな拍手がわき起こる。

最後に清井が「今日のライブはこれで終わりますが、たこやきレインボーの歴史はまだまだ続きます」と高らかに宣言したのちに「ちゃんと走れ!!!!!! 」をまばゆい笑顔で歌い、＜なにわンダーランド2017〜OH! CIRCUS〜＞の幕は閉じた。年内最後となるワンマンライブを終えたたこやきレインボーは、12月31日（日）にグランキューブ大阪で、大阪☆春夏秋冬や大阪女子流などが出演する＜西日本アイドルフェスティバル2017 〜西の方でなんかごちゃごちゃやってます!!〜＞を開催する。





◆たこやきレインボー オフィシャルサイト