笹川美和、デビュー15周年の幕開けとなるAL発売。大橋トリオや安藤裕子らが楽曲提供

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笹川美和が11月26日(日)、自由学園 明日館 講堂にて<笹川美和 concert 2017 ~凩には襟巻と歌を~>を開催した。

◆ライブ画像

ステージは「金木犀」をオープニングに、アンコールラストの「今日」まで全14曲を披露。齊藤工の長編初監督作品『blank13』主題歌の「家族の風景」や、新曲「きぬぎぬ」「紫陽花」も披露するなど笹川美和の新しい世界を堪能できる公演となった。

ライブ中盤には「皆さんにお知らせがございます。ニューアルバムを来年1月31日に発売することが決定しました。有難うございます。このアルバムタイトルは『新しい世界』です。いろいろ意味を込めております。来年は15周年、また初めて楽曲提供して頂いたことなど新たな挑戦となってます。待っていた皆さんのお陰でつくることができました。喜んで頂けたら嬉しいです。」との発表も。


ニューアルバムは、彼女がデビュー14年目にして初めて“自身で作った曲以外”を歌った作品に。初期の笹川作品のようなポーティスヘッドを彷彿とさせるダークなアレンジが施された安藤裕子による書き下ろし曲「melancholic」をはじめ、冨田恵一作曲・安藤裕子作詞による美しいバラード「琥珀色の涙」やアルバムのリード曲でもある大橋トリオによる軽やかで切ないポップス「紫陽花」、孤高のシンガーソングライター浜田真理子作詞・作曲の荘厳なバラード「きぬぎぬ」、手島葵の「明日への手紙」の作者としても知られる池田綾子が作詞・作曲を手掛け村上ゆきがピアノを演奏した「旅人」。さらに笹川本人の新曲「サンクチュアリ」も収録される。

アルバムタイトル通り、笹川美和の“新しい世界”が堪能でき、デビュー15周年を迎える2018年の幕開けに相応しい作品となっているに違いない。笹川美和は12月17日(日)に3年振りの関西公演<笹川美和 concert 2017 ~古都で迎える歌い納め~>を開催、2018年5月13日(日)には日本橋三井ホール公演が決定している。なお、ニューアルバムに携わったアーティストからは下記のコメントが寄せられている。

アーティスト コメント

僕が歌うのでも無く他の誰が歌うのでも無く、笹川さんが歌う為に生まれてきた曲だったのだと、素晴らしい主人に巡り逢えて曲が喜んでいるのが良く分かります。
――大橋トリオ

仕上がった曲はなんとも。笹川美和でした。
その後、冨田さんの曲の作詞をさせて貰うわけだけれど、彼女の声の低音の震えが優しくて、デモを聴いて号泣。
「琥珀色の涙」大人になって初めて味わえる一曲です。お楽しみに。
――安藤裕子

いつどこで聴いても良い曲を目指しました。
時代も国も季節も時間も関係なく、聴くたびに良い曲と感じてもらえるように。
なかなかの目標でしたが、安藤裕子さんに作詞をして頂き、そしてもちろん、笹川さんに歌って頂いたから目標を超えた地点に到達。
ぜひ聴いてください。
――冨田恵一

美和さんの声を始めて耳にしたのは14年前の福岡でした。
ラジオから聴こえてくる、今までに聴いたことのない独特な歌声と世界観に、強く心揺さぶられたことを覚えています。
2011年に出会ってからは、公私共に「笹川美和」という人を、本当に近くから感じてこられたような気がしています。
――池田綾子

アルバムの中の「旅人」のピアノを弾かせていただきましたが、レコーディングの際中から笹川さんの歌ににぐっと引き込まれていきました。
歌にまつわるエピソードなども伺っていたら、さらに共感!
そのタイトルの通り「新しい世界」がそこにあると思います。
等身大の潔い表現が大好きです。
――村上ゆき

『新しい世界』

発売日:1月31日(水)
価格:¥3,000(税抜)
品番:CTCR-14931

収録内容:
紫陽花(作詞 micca 作曲 大橋トリオ 編曲 山本隆二)
melancholic(作詞/作曲 安藤裕子 編曲 横山裕章)
琥珀色の涙(作詞 安藤裕子 作曲/編曲 冨田恵一)
きぬぎぬ(作詞/作曲 浜田真理子 編曲 山本隆二)
サンクチュアリ(作詞/作曲 笹川美和 編曲 横山裕章)
旅人(作詞/作曲 池田綾子 編曲 村上ゆき)
他、全9曲収録予定

<2018 笹川美和 concert『タイトル未定』>

会場:日本橋三井ホール
日程:2018年5月13日(日)
※詳細は後日HPにて

◆笹川美和 オフィシャルサイト
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