簡単セッティングでアコースティックドラムにエフェクトやトリガー音色も付加できる「EAD10」

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手持ちのアコースティックドラムキットがパワフルなハイブリッドキットに変身、演奏してみた動画作成にも便利な製品がヤマハより登場。アコースティックドラムの生音にトリガー音色やエフェクトを付加して収音できる、新コンセプトのエレクトロニックアコースティックドラムモジュール「EAD10」が、12月6日より発売される。

「EAD10」は、音源部のメインユニットと、マイクとトリガーが一体となったセンサーユニットから構成。アコースティックドラムのバスドラムにセンサーユニットを装着することで、高音質なアコースティックドラムの収音やエフェクトによる音色加工がカンタンに行える。また、ドラムを叩いた振動をトリガー信号として音源モジュールに送り出すことで、アコースティックドラムの生音にエレクトロニックサウンドを重ねて鳴らせるので、より多彩な演奏表現が可能。さらに専用のiOSアプリを使えば、カンタンに高音質な演奏動画を作成することができる。


▲バスドラムに取り付けるセンサーユニットには、XYステレオコンデンサーマイクとキック用のトリガーセンサーを内蔵。

センサーユニットはバスドラム打面側フープの上部に取り付け。XY型のステレオコンデンサーマイクにより、ドラムセット全体の音を自然なバランスと定位でモニター可能。収音されたドラムサウンドは、メインユニットの内蔵メモリーやUSBフラッシュメモリーに録音して、プレイバックできるほか、AUX端子に音楽プレーヤーなどを接続すれば、プレーヤーの再生音とマイキングされたサウンドを同時にモニターしながら演奏可能。お気に入りの曲での練習にも一役買ってくれる。

ドラマーの可能性を広げてくれるのが多彩なエフェクトとトリガー音色。音源部には、リバーブやディレイなど30種以上のエフェクトや、トリガー音色を組み合わせたプリセットシーンが50種用意されており、好みのエフェクトでドラムサウンドを加工できる。バスドラムを叩いた振動をトリガー信号としてメインユニットの音源部に送り出すことで、バスドラムの打音に750種以上のトリガー音色を追加して演奏可能。また、別売りのドラムトリガー「DT50S」や電子ドラム「DTXパッド」にも対応、組み合わせて使えばさらにドラム演奏の表現力を広げられる。

iOSアプリ「Rec'n'Share」は、iOSデバイス内に保存された楽曲を読み取り、その曲のテンポ変更やクリック音の付加、リピート再生など、ドラム練習を強力にサポート。「AED10」本体とiOSデバイスを別売りのLightning-USBカメラアダプタ経由でUSB接続して動画を撮影すれば、高音質な演奏動画がカンタンに出来上がる。収録だけでなく、ミックスや簡易編集、動画共有サイトへのアップロードもアプリ内で行えるので、演奏動画を作りたいというドラマーは要チェックだ。




製品情報

◆ヤマハ エレクトロニックアコースティックドラムモジュール EAD10
価格:オープン
発売日:2017年12月6日
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