小沢健二書き下ろし、映画『リバーズ・エッジ』主題歌に二階堂ふみ&吉沢亮も参加

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小沢健二が、2月公開の映画『リバーズ・エッジ』の主題歌として新曲「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」を書き下ろした。

◆映画『リバーズ・エッジ』関連画像

映画『リバーズ・エッジ』は、『へルタースケルター』などで知られる岡崎京子が原作。映画化されるにあたり、映画製作サイドからかねてより岡崎と親交がある小沢へ主題歌提供を依頼したところ快諾、夢のタッグが実現した。また、小沢にとっては今回が初の映画主題歌となり、楽曲にはメインキャストである二階堂ふみと吉沢亮が参加していることもあわせて発表されている。

二階堂は楽曲の印象について「まるで、問いかけるように、思い出を語らうように、寄り添うように、明日に向かう曲を聴きました。」とコメント。一方吉沢は「初めてデモを聴いた時から今日まで、毎日気が付くと頭の中で流れています。」と楽曲に魅了されている事を明かした。

さらに、歌詞の全文が小沢のオフィシャルサイトで公開されたのでチェックしてみよう。

  ◆  ◆  ◆

■二階堂ふみ コメント
まるで、問いかけるように、思い出を語らうように、寄り添うように、明日に向かう曲を聴きました。
『リバーズエッジ』へと導く小沢さんの唄は、懐かしい新しい、現在進行形の作品だと思います。

■吉沢亮 コメント
映画のラストでこの曲が流れて来た時、大切な何かが過ぎ去っていくのをただじっと見守っているような、切なさと温かさが入り混じった感覚に自然と涙が流れました。初めてデモを聴いた時から今日まで、毎日気が付くと頭の中で流れています。

■行定勲監督 コメント
映画の終わり方として、何かひとつの時代性の総括がほしいと思っていました。「あの時代はなんだったのか」ということを語るのに、岡崎京子を一番理解している人間はメロウじゃなくて感傷的じゃなくて、ものすごく爽やかなんだと。だからこんなにも力強いんだって。僕たちの予想を軽々と裏切ってくる楽曲をとてもすばらしく思いました。

  ◆  ◆  ◆

▲二階堂ふみ

▲吉沢亮


映画『リバーズ・エッジ』

2018年2月、TOHOシネマズ新宿 他 全国ロードショー
出演:二階堂ふみ 吉沢亮
上杉柊平 SUMIRE 土居志央梨  森川葵
監督:行定勲『GO』『パレード』『ナラタージュ』
脚本:瀬戸山美咲
原作:岡崎京子(「リバーズ・エッジ」宝島社)
主題歌:『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』 小沢健二(ユニバーサル ミュージック)/作詞・作曲:小沢健二
配給:キノフィルムズ
映倫区分:R15+
(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
http://movie-riversedge.jp

[ストーリー]
若草ハルナ(二階堂ふみ)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)が苛める山田(吉沢亮)を 助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ放置された<死体>を目にする。 「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。 さらに、宝物として死体の存在を共有しているという後輩でモデルのこずえ(SUMIRE)が現れ、 3人は決して恋愛には発展しない特異な友情で結ばれていく。

ゲイであることを隠し街では売春をする山田、 そんな山田に過激な愛情を募らせるカンナ(森川葵)、 暴力の衝動を押さえられない観音崎、大量の食糧を口にしては吐くこずえ、 観音崎と体の関係を重ねるハルナの友人ルミ(土居志央梨)。

閉ざされた学校の淀んだ日常の中で、 それぞれが爆発寸前の何かを膨らませていた。 そうした彼らの愛憎や孤独に巻き込まれ、強くあろうとするハルナもまた、 何物にも執着が持てない空虚さを抱えていた。 そんなある日、ハルナは新しい死体を見つけたという報せを、山田から受ける…。

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