【インタビュー】VAMPS、「ベストな状態を映像に詰め込めた」

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12月1日(金)18時に活動休止を発表したVAMPSが、本日12月6日、『VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD』をリリースする。同作はVAMPS初見参となったZepp Osaka Bayside公演を完全収録した映像作品となるもの。ここに公開するオフィシャルインタビューでは、活動休止決定前の2人が同作品について、また<ツアー<VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD>について、深い想いを振り返り語っている。

◆VAMPS 画像

約2年半ぶりにリリースしたニューアルバム『UNDERWORLD』を携え、ZEPP TOKYO 6公演をスタートに北は札幌、南は熊本まで5ヵ月に渡って、全国9都市24公演を回ったVAMPS。<VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD>とタイトルされた今ツアー中、初めて訪れたZEPP OSAKA BAYSIDEにて行なわれた全4公演の最終日(7月26日)のステージを完全収録したライヴ映像作品(DVD/Blu-ray)が12月6日にリリースされる。

世界に照準を定め、世界基準のサウンドを求めて渡米し、トップクラスのプロデューサー陣とタッグを組んで制作されたアルバム『UNDERWORLD』を、ライヴという肉体的表現を以て聴覚的にはもちろん視覚的にも見事に体現されたステージと新たに拓かれたVAMPSの魅力を存分に堪能してほしい。今作の見どころ、映像作品に込めた想いについてHYDEとK.A.Zに語ってもらった。

   ◆   ◆   ◆


■断片たちが繋がっていくことで
■初めてひとつの流れになる──K.A.Z

──ツアーベースのライヴ映像作品としては2年ぶりのリリースとなる『VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD』ですが、今、こうしてパッケージされた映像を観て思うことなどはありますか。

HYDE:4月にリリースしたニューアルバム『UNDERWORLD』はVAMPSにとって音楽的な変化が大きな作品だったと思うんですよ。それに伴って今回のツアー<VAMPS LIVE 2017 UNDERWORLD>もライヴの演出的な部分とか、いろいろ大きく変わっていって。かなりヘヴィな部分が強調されたアルバムだし、そのイメージでライヴを作ったので、今までのものとはかなり印象が違いますね。より攻撃的でダークなVAMPSというのは客観的に観ていてもすごく新鮮でした。

K.A.Z:俺も観てて面白かった。『UNDERWORLD』の楽曲と世界観がしっかり映像に入ってていいなと思ったね。

HYDE:そうだね、アルバムの曲は全部入ってるもんね。

K.A.Z:あと、今回のツアーの前にアメリカでもツアーをしてるんだけど、それによって演奏もいっそうタイトになったし、1曲1曲の世界観も音でしっかり表現できるようになって。だから、すごくベストな状態のVAMPSを映像にギュッと詰め込めたんじゃないかな。臨場感も熱気もすごく感じられるし、『UNDERWORLD』の世界観が視覚的にもしっかり表現されてます。

──アルバムからツアーという流れがあって、こうして映像作品としてリリースされることで『UNDERWORLD』の世界観が本当の意味で完成するのかもしれませんね。

K.A.Z:完成というのとはまたちょっと違う気がするかな。アルバムも、ツアーの1公演1公演も、もちろんこのライヴ映像作品も、ひとつひとつが『UNDERWORLD』っていう世界の断片だと思ってて。その断片たちが繋がっていくことで初めてひとつの流れになる。アルバムだけ、とかだと点で終わっちゃう気がして。ちゃんと全部を線にして流れを作っていくことが重要なんじゃないかなと思うね。

──そういう意味でもライヴ映像作品というのはVAMPSにとってアルバムと同じくらい大事なアイテムだという気がします。

HYDE:たしかにそうかもしれないね。僕自身はそこまで考えてなかったけど(笑)。

──でも残したいという気持ちがあるから、こうして作品にされるわけですよね?

HYDE:もちろんそういう気持ちもあるけど、今回の作品は新しいVAMPSを世の中に広めるっていう意味合いのほうが大きかったかな。これまでは“せっかくだから今の演出を映像化しておきたい”っていう気持ちだったけど、今回はそれ以上に今のVAMPSを映像的にも広めたい。そのためのアイテムという感覚のほうが強いです。

──今のVAMPS、ですか。

HYDE:そう。『UNDERWORLD』の世界観を体現した、これまでとはまた雰囲気の違うVAMPSというか。ダークでシアトリカルな。

──例えばメイクにしてもそうですよね。今回は明らかにシアトリカルな世界を意識されていて。そうした細かなところもしっかり観られるのがライヴ映像作品のいいところだと思いました。ZEPPクラスのライヴ会場だと遠目ではわかりづらかったりするので。

HYDE:目が光ってるところとか、客席の前のほうじゃないとなかなか見えないもんね(笑)。そういうところをちゃんと観てもらえるのは僕らもうれしいです。

──あと、ギターを弾いてるK.A.Zさんの手元がアップになったりもするので、ギターキッズは必見だな、と。

K.A.Z:ははははは、それで何か感じてもらえるならうれしいね。自分ではもう見飽きてるんだけど(笑)。

──いやいやいや。あと、すごく細かいことなんですけど……「EVIL」の演奏中にHYDEさん、小指を立てた両手をくっつけてハンドサインをされていますよね。あれにはどんな意味が?

HYDE:これ(メロイックサイン/人差し指と小指を立てたもの)の両手バージョンのつもりでやってるんだけどね。海外のアーティストでもたまにやってるのを見かけるし。

──なるほど! 大きいキツネか?ってちょっと思ってました。

HYDE:そんなわけないじゃん(笑)。

K.A.Z:片手のキツネなら今年の<HALLOWEEN PARTY 2017>で俺がやってたけど(笑)。

◆インタビュー(2)へ
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