【連載】BAROQUE TOUR DIARY 第3回 「限りなく理想に近い音色」

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BAROQUEギターの圭です。<ALL OF THE LOVE, ALL OF THE DREAM>のTOUR DIARYがBARKS短期連載コラムとしてスタートしました。今回は初日、仙台darwin公演に向けてを綴っていこうかと思います。

◆BAROQUE 画像

僕等は前日に仙台に到着してライブハウスRensaにて本番さながらのRH(※リハーサル)をしてきました。機材は勿論、照明に関してもライブがないのが勿体無いくらい完璧にセッティングされてますね……。ステージ背後のバックドロップは今回のツアーの為に制作しました。<L/D>ロゴが素敵じゃありません?



今回はライブハウスツアーという事で、久し振りにイヤモニでは無い環境なので、その辺りの演奏環境の違いなんかも細かくチェックしたりします。ギターに関しては沢山のアンプやエフェクターを使用しているのでその1つ1つが正しく動作しているかを……。

しかし僕がRHで一番気になるのはファンの皆が居る客席に、どのように音が届いているかという点なので、RH中の多くの時間を客席で演奏して、バンド全体が、ドラムが、ベースが、ギターが、歌がどんな風に届いているかを確認していきます。前回までのライブで問題や改善点がある場合は事前にスタジオに入って修正しているので、そういった部分が実際に会場ではどの様にフィードバックされているかを細部まで確認します。

しかし音というのは難しいもので、その日の気温や湿度、会場の壁や床の材質、電源が何処から来ているかによっても変わってくるので、ライブの内容と同じように毎回全く同じ音にはなりません……。なのでその日の環境にとってのベストをRHを通して探り、見つけていく事が重要になってきます。

照明に関しても同じで、今回のようなライブハウスツアーでは基本其々の箱(※ライブハウス)に常設されている照明設備を使用します。なので毎回使う照明の種類や色や数も違ってくる。バンドが表現したい世界観とその日の環境に合ったベストをRHを通して探って、その日ならではのその会場に合った演出を探っていくことが大切です。今回に関しては、上の写真に写っている縦型の蛍光灯やバックドロップに映像を投影するプロジェクターはバンド側で持ち回って全箇所で使用する事になっています。

この日のように、事前にライブ会場でRHが出来ると、こういったライブ演出に関してもシミュレーションが出来るので当日のクオリティも上がって助かりますね。

   ◆   ◆   ◆

さて、前日にこうしたRHがあって迎えたライブ当日ですが、ツアー中、僕が何をしているか、あまり普段はお伝えしてない気がするのでその辺も軽く……。

ツアー中は移動もあって不規則になりがちなんですが、基本早く起きようと心掛けていて、大体午前中にはホテルで軽くトレーニングしたりストレッチしたりして、その後持ってきたランニングシューズを取り出して外を走ります。東京にいる時もトレッドミルは景色が変わらなくて退屈なので、外を走る方が好きなんですが、ツアー中は景色が新鮮なので楽しいです。体力が落ちると演奏やステージングにも集中出来なくなってくるのでこういう日々の運動も大切に思ってます。

仙台は気温が低いけど、空気が澄んでいて気持ち良いですね。大体走り始めると都市部から離れて自然があるような所を探して向かっていきます。滞在している土地に宿る自然はその日演奏したり、未だ見ぬ新しい音楽を想像するのにとても強いインスピレーションになるのでライブ当日には欠かせない刺激です。


ホテルに戻ってお風呂に入って準備が出来たら会場に向かいます。写真はこの日の時間割。それと、まだツアー未体験な人は見ない方がいい?細かいセットリスト。



会場着いたらすぐにステージに向かい、昨日に続き確認作業です。今回はこの日から登場の新しいギターもあったので、そのギターの鳴りもチェック。ステージで弾いてみて初めて判る事があります。



僕の背後にセッティングされたアンプ。大きな会場でやる時は大抵、実際に音が鳴ってるこのアンプはステージ袖に置かれていて、僕の背後にはアートワークがデザインされた音が出てないダミーのスピーカーが置かれてるんです。が、今回はイヤモニではないので実際に音が鳴っているアンプとスピーカーを背後にセッティングしています。

左上から歪んだサウンド用のアンプ、右上はそれのディレイサウンドのみが出るアンプ(これを2台に分ける事で通常よりも立体的な音響環境が実現します)、右下がクリーンサウンド用のアンプ。3台ものアンプをライブ中に管理してコントロールするのは、とんでもない手間が掛かり大変ですが(運搬も……いつもスタッフの皆ありがとうございます…)、限りなく理想に近い美しい音色を、ライブで演奏する時に素晴らしい効果を発揮します。

RHも順調に終え、後は本番を待つのみです。この日はアンコール用の衣装紛失というトラブルもありましたが、次回はその本番の様子をお伝えしようかと。



<ALL OF THE LOVE, ALL OF THE DREAM>

2017年12月13日(水)仙台darwin
OPEN 18:30/START 19:00
Guest:Gt. 柩 From NIGHTMARE,GREMLINS
(問)GIP 022-222-9999
2017年12月15日(金)梅田BananaHall
OPEN 18:30/START 19:00
Guest:Gt. 海 From vistlip
(問)SOUND CREATOR 06-6357-4400
2017年12月16日(土)名古屋ReNY limited
OPEN 17:30/START 18:00
Guest:Vo. 夕霧 & Gt. なお From DaizyStripper
(問)SUNDAY FOLK PROMOTION 052-320-9100
2017年12月25日(月)ディファ有明
OPEN 18:15/START 19:00
(問)NEXTROAD 03-5114-7444(平日14:00~18:00)
▼チケット
・仙台、大阪、名古屋 公演:¥5,400 ※D別
・ディファ有明 公演:¥5,800 ※D別
※全会場 スタンディング
・チケットぴあ http://w.pia.jp/t/baroque/
・ローソンチケット http://l-tike.com/baroque-tour/
・イープラス http://eplus.jp/baroque17e/
(問)NEXTROAD 03-5114-7444(平日14:00~18:00)
【LIVE MEMBERS】
BAROQUE:Vocal 怜/Guitar 圭
Support Members:Bass 高松浩史(THE NOVEMBERS)/Drums KENZO

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