【インタビュー】ASH DA HERO、<COUNTDOWN JAPAN>初ステージと2018年を語る「圧倒的に勝ちにいきます」

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ASH DA HEROが12月29日、幕張メッセで開催中の<COUNTDOWN JAPAN 17/18>MOON STAGEに出演した。2017年の締めくくりとなるステージは疾風怒濤の勢い。BARKSは、その直後の楽屋裏でライブの興奮冷めやらぬASHにインタビューを行なった。

◆ASH DA HERO 画像

MOON STAGEへ向かう直前、ASHは<COUNTDOWN JAPAN>初ステージの高揚感と緊張感が入り交じった面持ちで「2017年の最後に相応しい最高のライヴを見せます」とBARKSに語った。そして、ステージに飛び出したASHはオープニングナンバーの「You Gotta Power」からして闘志剥き出し。「さあ、やりましょうか、<CDJ>!」と肝の据わった表情でオーディエンスを煽りまくる。「WAKE UP ROCK AND ROLL BAND」から「BRAND NEW WORLD」という隙のない連打を序盤から打ちまくるパフォーマンスは、いつもの大胆不敵さを感じさせるもの。その活きのいいサウンドに引き寄せられるようにフロアの後方まで人が押し寄せた。

「後ろのほうも見えてるぜ! <CDJ>に初めて出演させてもらってます。初めて見る人も、集まってくれたファンも、この時間はASH DA HEROを選んでこのステージに来てくれてると思うので、ガッツリとロックンロールショウを堪能してもらいたい」──ASH DA HERO


MCもそこそこに、ライブは前傾姿勢のスピード感で転がり続ける「反抗声明」へ。「ツーステップしたいんだろ? サークルモッシュやりたいんだろ?」という挑発に続いて、強力なダンスビートに支配された「YELLOW FEVER DANCE」がオーディエンスのタテノリを誘発する。ほぼノンストップで駆け抜ける約30分間の締めくくりは「HELLO NO FUTURE」。フロアの揺れが最高潮に達したころ、強靭なグルーヴが濃縮された状態で解き放たれた全6曲のステージが幕を閉じた。<COUNTDOWN JAPAN>初ステージはロックシンガーとしての存在感を最後の最後まで高める一方だったようだ。

以下にお届けするインタビューは、ASH DA HEROサウンドの残響がまだ耳から離れきらないうちに行われたもの。<COUNTDOWN JAPAN 17/18>の感想と充実の2017年、そして2018年の展望を語ってもらった。

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■“え、もう終わるの!?”くらいの勢いで
■ムダなMCもすべて排除しました

──今、まさに<CDJ>初ステージを終えたばかりですが、まずはその感想から。

ASH:2017年のASHが詰まってたかな、凝縮できたかなと思いますね。僕はいわゆるフェス常連みたいなアーティストではないでしょ。でも、シミュレーションした通りに決められた30分間という持ち時間を進めることができた。その進め方については、A〜Cパターンまで考えてたんですよ。セットリスト自体は事前に決めましたけど、それぞれ味付けが違う。それをカレーにたとえれば、具材は一緒だけどスパイスが異なるんです。ガラムマサラを多めにして、辛口にするか、中辛にするか、甘口にするのか。その感触をリハで掴みつつ。

──サウンドチェックの時間内に、会場の空気を感じながら表現方法のサジ加減まで計算していたとは。結果、辛口でも中辛でもなく、いつものASH全開のステージでした。

ASH:そうです。それに、フェス当日のサウンドチェックって、公開リハーサルみたいになるじゃないですか。幕張メッセ規模の会場は、そんなに頻繁にライブができるものではないし、大会場になればなるほど音も普段と違う。リハーサルもライブ本編もそういうところを楽しみながら出来ましたね。


──ASHは過去に、氣志團<THE GREAT ROCK'N'ROLL SEKIGAHARA 2017>や<VISUAL JAPAN SUMMIT 2016>への出演で、幕張メッセのステージを踏んでますよね?

ASH:同じ幕張メッセでも、ステージはその2公演と同じではないので、音の響き方も違う。サウンドチェックで「I Don't Want To Miss A Thing」(エアロスミス/映画『アルマゲドン』主題歌)を演奏しながら、“あ、今回はこんな感じなんだ!?”って思いました。

──会場特性に瞬時に対応できる柔軟性がアーティスト側に求められるわけですね、フェスでは。

ASH:音の立ち上がり方や鳴り方、その返りがシャープなのかフラットなのか、それを把握しつつ、“今日は0.2秒、声の立ち上げを早くすれば、ここで間に合うな”とか“ここのピッチに届くな”ということを調整できました。

──ライブの率直な感想がマニアックなサウンドの話にまでおよびましたが(笑)。これまでASHは大きなステージも経験しているだけあって、カメラ越しの大型ヴィジョンを使った届け方と、ライブハウスさながらの客席との至近距離のやりとりなど、その両面を上手く使い分けていましたね?

ASH:身近な先輩(※ASH DA HERO所属事務所にはHYDEが在籍)が、その道のプロなんで(笑)。僕は、いつも側でそれを見せてもらってますからね。“ここでカメラさんが寄ってくるだろう”ということも、この1〜2年で学ばせていただきました。であれば後輩として、それをやらない手はない(笑)。

──選曲に関しては、“コール&レスポンス”や“シンガロング”が湧き上がるような、いわゆるライブ映えするナンバーが並んでました。そういうセットリストを組めること自体がASHの強みでもあります。

ASH:僕が出演する時間帯(15:30〜)を考えれば、開場時刻から来ているお客さんにとって、休みたい時間でもあるのかな?と想定していたので、「Everything」のような聴かせるバラードもありかなとは思ってたんです。でも今日のセットリストは、フェス慣れしている人に対していい意味で“入り込みやすいもの”であり、ASHのファンにとっては“攻めのセットリスト”だということが伝わったんじゃないかと思います。


──初見のオーディエンスにも届いたはず。あっという間に駆け抜けた濃縮の30分間でしたから。

ASH:そう感じていただけると嬉しいです。“え、もう終わるの!?”くらいの勢いで、ムダなMCもすべて排除しました。

──いや、フードコートのほうへ向けた、「もしメシに飽きたらこっちへ来なよ!」的な煽りが面白かった。

ASH:ははは! そういう引っかかりは必要でしょ(笑)。「ご飯、美味しいですか?」って言ったところで、なんの面白味もないから。ましてや、その次の曲は「反抗声明」だし。そうじゃないと“クソッくらえ”って歌えないでしょ(笑)。ステージでは自分の心模様を言葉にしているだけなんです。ロックってそもそもそういうもので。ソウルだって、リズム&ブルースだってそうだと思います。

──という意味の大胆さも、いつものASHのステージでしたが、<COUNTDOWN JAPAN>へは今回が初登場だったわけで。ある種のアウェイ感も事前には想定してました?

ASH:どアウェイだと思ってました(笑)。でも、日本のなかでも屈指のフェスだし、そこに出演できることへの感謝のほうが何倍も大きいです。2017年をそういうステージで締めくくれることが本当に嬉しい。

──フロア前方には多くのASHファンが詰めかけていました。そういう光景も心強かったのでは?

ASH:本当に。幕張まで来ることが大変だっていうことを僕は知ってるし、チケットもなかなか取れないだろうと思うんです。にもかかわらず、“楽しいライブにしたい”っていうフロアのヴァイブスがステージに居てもすごく感じられましたから。その気持ちに少しでも応えられたかな?

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