ジョー・サトリアーニ、元教え子S・ヴァイとK・ハメットとの出会いを語る

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デビュー前、米カリフォルニアでギター教師をしており、数々の著名ギタリストを輩出したジョー・サトリアーニが、中でも大成した教え子、スティーヴ・ヴァイとメタリカのカーク・ハメットとの出会いについて語った。

◆ジョー・サトリアーニ画像

サトリアーニは「あの2人は素晴らしかった」と、NYのQ103ラジオ局のインタビューで話した。「スティーヴ・ヴァイに初めて会ったとき、彼は12歳でギターはまったく弾けなかった。彼は、片手にストリングのないギター、もう片手にストリングの入った袋を持って僕の部屋の入口に現れ、“ヘイ、僕の友達にギター教えてるでしょ。僕にも教えてくれる?”って言ったんだ」

「カークはすでにいいギタリストだったよ。初めて会ったとき、もうエクソダスのリード・ギタリストだった。彼はレッスンを求め、僕が教えていた店に来たんだ。僕がほかの大勢のスラッシュ・メタル・キッズに教えているのを知っていたからね。だから、カークとのレッスンはより簡単だった。彼はすでに上級者だった。当時まだエクソダスにいたけど、その後すぐメタリカとプレイすることになった。だから、彼とのレッスンはものすごく重要となり、とても楽しい、ワクワクした時間だったよ。彼ら2人とも今と同じように、素晴らしく熱心なミュージシャンだった」

ハメットは以前、当時のことをこう話していた。「最初のレッスンで、(サトリアーニから)“自分の時間を無駄にするな。俺の時間を無駄にするな。俺が教えたこと全てを一週間で習得しろ”って言われた。俺は、“この人、真剣だ”って思った。彼にはこっぴどくやられたよ。でも、週2回レッスンを受けていてしばらく経つと、俺は彼の教えを渇望するようになってた。“それ来い! 全てが理にかなってる。もっと学びたい”って思ったんだ」

サトリアーニはこのほか、テスタメントのアレックス・スコルニック、アンディ・ティモンズ、元ポゼストのラリー・ラロンデ、サード・アイ・ブラインドのケヴィン・カドガン、チャーリー・ハンター、Jeff Tysonらにギターを教えていた。

Ako Suzuki
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