DracoVirgo、初の全国ツアーが2月26日東京・渋谷WWWを皮切りに開催

女角兎 MAAKIII（Vo）、重弦龍 mACKAz（B）、打楽龍 SASSY（Dr）からなるDracoVirgo（ドラコヴァーゴ）が、2月26日の東京・渋谷WWWを皮切りに『DracoVirgo 1st LIVE TOUR “Opportunity”』と名付けられた初の全国ツアーを展開する。

2017年11月29日に配信された「清廉なるHeretics」は、スマートフォン専用ロールプレイングゲーム『Fate/Grand Order』の新章『Epice of Remnant』の4つ目の物語「亜種特異点IV 異端なるセイレム」テーマ曲。YouTube上に公開されてから、わずか1ヶ月足らずで100万回を越える視聴回数を叩き出し、描かれた歌詞の世界観から、新章を探る多くのコメントが寄せられている。

刹那的なピアノの旋律から幕を開け、徐々に狂気と疑心が渦巻く物語の核心へと導くかのように、闇を含んだ重厚なサウンドが畳み掛けられ、無垢な主人公のキャラクターと重なる、曇りのない透き通った声の中に強い意志を感じる歌声は、混沌とした世界の中で迫り来る闇と戦うドラマを浮かび上がらせる。

『Fate/Grand Order』ファンからの熱い支持はもちろんのこと、純粋にその無垢で力強い歌声と重厚なサウンドに惹かれた聴き手も多いことだろう。まさに。これほどまでに強く心を深く捕まれる歌声を放つ者は稀である。

DracoVirgoは、女角兎 MAAKIII（Vo）、重弦龍 mACKAz（B）、打楽龍 SASSY（Dr）からなるバンドプロジェクト。かつてテレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の 第2期オープニングテーマやアニメ『BLEACH』第3期オープニングテーマなどを担当し、どれもオリコン上位を記録したHIGH and MIGHTY COLORで音と声を重ね合わせてきた旧知の仲である。

絶対的な歌声を誇るMAAKIIIと超絶なテクニックとグルーヴで楽曲に深みと躍動感を与るmACKAzと、ヘヴィ・メタルを自身のルーツとし、重厚かつ激しくスピーディーなサウンドを継承しならも、独自のフレーズで楽曲を支えるSASSY。HIGH and MIGHTY COLORの解散後、それぞれにキャリアを重ねて磨き上げたスキルが今、ここに集結する。

バンド名であるDracoVirgoは、ドラゴンと乙女を掛け合わせた造語。彼らのサウンドと歌は、まさしくその造語の具現化。人間の心に棲む悪と破壊的な力の象徴とされるドラゴンと、飛躍や向上心や活動の象徴とされ、女神の使いとも言われる兎が同居する、動と静、闇と光、そして、プラスとマイナス、といった対極が生み出す重合反応だ。

待ち望んだサウンドと歌がそこに在る。

2018年2月。DracoVirgoがいよいよ本格的に始動。2月26日の東京・渋谷WWWを皮切りに全国で行われる『DracoVirgo 1st LIVE TOUR “Opportunity”』と名付けられた初のツアーでは、多くのオーディエンスを魅了することになるだろう。ファーストコンタクトとなるこの機会を逃す手は無い。

文●武市尚子

DracoVirgoから、全国ツアーにかける意気込みを語るメッセージ動画が公開されている。彼らの生映像を見て、ライブへの期待を高めていただきたい。