モンゴル民族音楽とメタルが合体、違和感満載のテンガー・カヴァルリー

ツイート

メタルとモンゴルの民族音楽を融合し独特な音楽性で注目を浴びているテンガー・カヴァルリーのアルバム『鮮卑 (せんぴ)』が2月21日に日本先行で発売になる。

◆テンガー・カヴァルリー映像&画像

テンガー・カヴァルリーのサウンドは、モリンホール(馬頭琴)/口琴といった楽器、ホーミーと呼ばれる倍音唱法が聞こえたと思いきや、スリップノットやコーンを思わせるヘヴィなパートが突然出てくる、違和感満載の個性的なものだ。


リーダーであるネイチャーの出身は北京だが、その音楽的バックグラウンドはモンゴルだという。ちなみに現在はニューヨーク在住だ。

オルティンドーなどのモンゴルの民謡は日本の民謡に非常に近い部分があるため、テンガー・カヴァルリーの奏でるフレーズは日本人の耳にも非常に馴染みがいいものだが、ヘビーなサウンドにテクノっぽい打ち込みドラムまで飛び出す意表を突くサウンドで、その耳馴染みの良さをかき乱す。21世紀版蒙古襲来とでも言うべき原始的衝動あふれる彼らのスタイルは、メタルが本来あるべき姿を体現しているのかもしれない。ぜひご一聴を。


テンガー・カヴァルリー『鮮卑 (せんぴ)』

2018年2月21日 日本先行発売予定
【完全生産限定スペシャル・プライス盤CD】¥1,800+税
【通常盤CD】¥2,300+税
※日本盤限定ボーナストラック2曲/日本語解説書封入/歌詞対訳付き
1. アンド・ダークネス・コンティニューズ
2. 鮮卑(ファイト・ユア・ダークネス)
3. アワ・アンセスターズ
4. ストレングス
5. チェイシング・マイ・ホース
6. エレクトリック・シャーマン
7. ライド・イントゥ・グレイヴ・アンド・グローリー(ウォー・ホース II)
8. リディファイン
9. ア・ドロップ・オブ・ザ・ブラッド、ア・リープ・オブ・ザ・フェイス
10. ジ・オールド・ウォー
11. ワン・トライブ、ビヨンド・エニー・ネーション
12. ジャスト・フォーギヴ
13. ワン・トラック・マインド
14. ユー・アンド・アイ、アンダー・ザ・セイム・スカイ
15. シッティング・イン・サークル
《日本盤限定ボーナストラック》
16. ウォー・ホース(ライヴ)
17. テンガー・カヴァルリー(ライヴ)

【メンバー】
ネイチャー・ガンガンベイガル(ヴォーカル/ギター)
アレックス・アバエフ(ベース)
ザキ・アリ(ドラムス)
ボルジギン・チニーレッグ(喉歌/トプショール)
ウルジュムレン・デ(モリンホール)
フィリップ・ニュートン(ギター)

◆テンガー・カヴァルリー『鮮卑 (せんぴ)』レーベルページ
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス