【ライブレポート】ASH DA HERO、ZIGGYと対バン「ロックンロールを受け継いでいきます」

ASH DA HERO主催2マンイベント＜ASH DA HERO 2MAN SHOW SERIES 2018「CONNECT X」＞の【ACT.5】が1月15日 、Shibuya TSUTAYA O-WESTにて開催された。

◆ASH DA HERO×ZIGGY 画像

＜CONNECT X＞は2017年2月から4ヵ月連続開催されたASH DA HERO主催による2マンイベントだ。その2018年第一弾は「ロックの神様的存在」と語るなどASH自身リスペクトを隠さないZIGGYの登場となる。ZIGGYとは2017年8月3日に新横浜 NEWSIDE BEACH!!で行われたZIGGY主催イベント＜ZIGGY 3番勝負＞で初共演、そのステージ上で「今度はASHが果たし状を持っていきます！」と約束を交わしており、今回のステージはそれが実現する形となる。

まずステージに登場したのはZIGGY。音楽活動30周年を経ている森重樹一(Vo)からASHに贈られた「ロックンロールの道は長く険しいぞ」という言葉は説得力に溢れて重い。その生き様を存分に見せつけるようなステージがロックンロールの大先輩からのエールとして届けられ、ASH DA HEROのライヴへつなげられた。



続くASH DA HEROはヘアスタイルも衣装もこれまでのイメージを一新。2018年一発目はASH DA HEROの2017年を象徴する「BRAND NEW WORLD」で幕を開け、序盤からエンジン全開でロックナンバーをたたみかけていく。

「誰のファンとか、世代とかも関係ねえ！」──ASH DA HERO

という言葉通り、「WAKE UP ROCK AND ROLL BAND」のサビではZIGGYのファンも巻き込んでの大合唱が湧き上がった。途中には得意のフリースタイルラップでZIGGYファンとの距離を一気に縮めたほか、バラードも交えてバラエティに富んだ全11曲を披露。「先輩たちが築き上げてきた清く正しいロックンロールを受け継いでいきます」とZIGGYに敬意を払ってステージを後にした。


ASHと森重樹一がお互いのTシャツ／パーカーを着てステージへ登場したアンコールでは、ASH DA HEROの「からっぽの街」、ZIGGYの大ヒット曲「GLORIA」をセッション。MCで2人が話していたように、「親子ほど年の離れた2人のロックンローラー」による世代を超えた“CONNECT”が、大歓声のなか幕を閉じた。

＜CONNECT X＞はこのあと、2月15日にAKi、3月15日にJUONを迎えて3ヵ月連続開催される。なお、ASH DA HEROは＜CONNECT X＞終了直後の3月末よりワンマンツアー＜ASH DA HERO SPRING TOUR 2018 “STAY FREE”＞で全国6都市をまわることも決定している。

撮影◎進藤 景太／前田俊太郎