コルグ、有機ELディスプレイ搭載ポリフォニック・クリップ・チューナーなどチューナー/メトロノーム新製品を多数発表

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コルグが、有機ELディスプレイを搭載し、これまでにない高い視認性を実現するクリップ・チューナーや、クラシックなデザインのメトロノームをはじめ、数多くのチューナー/メトロノームの新製品を発表した。

■有機ELディスプレイ搭載AW-OTG/AW-OTB、AW-OTG-POLY/AW-OTB-POLY


▲ギター専用の「AW-OTG」、ベース専用の「AW-OTB」。オープンプライスで市場予想価格は税別5,980円)。


▲ポリフォニック・チューナー「AW-OTG-POLY」、「AW-OTB-POLY」。オープンプライスで市場予想価格は税別7,560円)

まずは高い視野角と鮮明な表示を実現した有機ELディスプレイを搭載したクリップ・チューナー新モデル。コード検出機能を搭載したギター専用の「AW-OTG」、テンポ検出機能を搭載し低音のチューニングに最適化されたベース専用の「AW-OTB」、そしてそれぞれポリフォニックに対応した「AW-OTG-POLY」と「AW-OTB-POLY」の4機種がラインナップされる。

最大の特徴は、次世代ディスプレイとして脚光を浴びている有機ELの採用。鮮明なディスプレイは、正面だけでなくあらゆる角度で見やすく、細かい動きまでなめらかに表現する。

また、コルグのクリップ・チューナーでは初となるポリフォニック・チューナーもラインナップ。全弦を一度に弾くと、どの弦のチューニングがずれているかひと目でわかる。全弦を表示しつつ、ずれている弦のチューニングのみメーターが動くので、スピーディでストレスのないチューニングが可能だ。

ギター専用の「AW-OTG」「AW-OTG-POLY」は、個人練習に効果的なコード検出機能を搭載。コルグのプロフェッショナル・アレンジャー・キーボード「Paシリーズ」の技術を応用したもので、スピーディかつ正確に演奏した和音を検出、ディスプレイにコード名を表示するので、コードの変化を視覚的にチェックできる。

ベース専用の「AW-OTB」「AW-OTB-POLY」にはコルグのクリップ・チューナー史上初となる「テンポ検出機能」を搭載。ベース演奏時のテンポを保つツールとして最適な仕様となっている。さらに100Hz以下の低域における検出の感度を高めた専用回路を使用しているのもポイントだ。

チューニングの際のディスプレイ表示は10種類(POLYは11種)、音のズレを直感的に認識できるアニメーションを駆使した表示を揃えた。なめらかな動きで細かい誤差まで表示するストロボモードや、チューニングが合った時のみ見られるユニークなアニメーションなど、コルグならではの確かな技術と遊び心が詰まっている。また、圧倒的な視認性を誇りつつも、単4電池1本で約18時間の連続使用が可能なのも特徴のひとつだ。4機種とも発売は2018年2月下旬予定。

■デジタルならではの便利な機能を搭載したメトロノーム「KDM-3」


▲「KDM-3」のブラックとホワイト。価格は5,500円(税別)。

「KDM-3」は、パワフルな音量と聞き取りやすい音色が特徴のメトロノーム、コルグKDMシリーズの最新作。機械式メトロノームのミニチュアのようなかわいらしいルックスに、豊富なビート・パターンとメトロノーム音を収録。デジタルならではの便利な機能を搭載し、あらゆるジャンル・楽器の演奏に対応するモデルだ。カラーは高級感のあるブラックと、ピュアなホワイトの2色をラインナップする。

コンパクトな本体には新設計のスピーカーを搭載、サイズからは想像できないパワフルな音量を実現。メトロノーム音は、アコースティックな機械式メトロノームの音を新たに収録。クラベスやリムショット、ボイスなど8種類を揃えた。ビート・パターンは0~9拍子から2連符、3連符、3連符中抜き、4連符、4連符中抜きに加え、ソン・クラーベ、ルンバ・クラーベなどのバリエーションも追加した計19種類を内蔵。テンポ設定方法は、スタンダードな機械式メトロノームと同じペンデュラム・ステップと、30~252までの範囲を1ステップ刻みで設定できるフル・ステップ、さらに曲に合わせてTAPボタンを押して設定するタップ・テンポの3タイプから選択可能だ。

このほか、本体スピーカーまたは接続したヘッドホンから基準音を発振することで耳でのチューニングを行える「サウンドアウト・モード」、基礎練習に便利なタイマー・モード(設定した時間だけ動作し、自動的に停止させることが可能)も搭載。約120時間のロングライフ設計で長時間の練習にも安心な仕様となっている。発売は2018年1月下旬予定。

■さらに見やすくなったポケット・タイプのスタンダード・モデル「CA-50」「GA-50」


▲管弦楽器用の「CA-50」(3,200円 税別)と、ギター/ベース専用の「GA-50」(2,800円 税別)。

ポケット・サイズのスタンダード・チューナー「CAシリーズ」は、音名表示を拡大、さらに見やすくなったディスプレイが特徴。管弦楽器用の「CA-50」、ギター/ベース専用の「GA-50」がラインナップされる。

電池寿命は前モデルの約85時間から約135時間へと大幅アップ(マンガン乾電池使用時)。また、譜面台に立てかけた際にチューナーが滑り落ちてしまわないよう、新たに転倒防止機構を導入。演奏中にチューナーが倒れる心配がなく、演奏に集中することができる。


▲両モデルとも本体裏に折りたたみ式スタンドを搭載(写真は「CA-50」)。

なお、本体裏の折りたたみ式スタンドを使用すれば、ディスプレイを見やすい状態で自立させることが可能。新設計のスライド式電池蓋は本体部分と一体化しており、電池交換時になくす心配がないのもポイントだ。発売は2018年2月下旬予定。

■クールなメタリック・グレーの「Pitchblack Advance」が数量限定で登場


堅牢&軽量化なボディに高輝度カラーLEDディスプレイを備えた「Pitchblack Advance」には、新色の「メタリック・グレー」が登場。タフさと上品さを併せ持つカラーリングが、流れるようなフォルムをさらに引き立たせるデザインとなっている。価格は8,500円(税別)。数量限定で2018年3月下旬発売予定。

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