グラミー賞、受賞アーティスト一覧

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日曜日(1月28日)、米ニューヨークで第60回グラミー賞が開かれ、ブルーノ・マーズがアルバム・オブ・ザ・イヤー、レコード・オブ・ザ・イヤー、ソング・オブ・ザ・イヤーの主要3部門を受賞した。

ブルーノ・マーズはこのほか最優秀R&Bアルバム、最優秀R&Bパフォーマンス、最優秀R&Bソングと、ノミネートされていたすべての部門で受賞を果たし、今年最多となる6冠を達成。さらに、『24K Magic』は最優秀アルバム技術賞(ノン・クラシック)にも輝いている。ケンドリック・ラマーがラップ4部門を含む5部門を制してこれに続き、最優秀ニュー・アーティストはアレッシア・カーラが受賞した。



<第60回グラミー賞>ロック/ポップ関連部門の受賞アーティスト/作品は以下のとおり。

●レコード・オブ・ザ・イヤー
ブルーノ・マーズ「24K Magic」

●アルバム・オブ・ザ・イヤー
ブルーノ・マーズ『24K Magic』

●ソング・オブ・ザ・イヤー
ブルーノ・マーズ「That's What I Like」

●最優秀ニュー・アーティスト
アレッシア・カーラ

●最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス
エド・シーラン「Shape Of You」

●最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス
ポルトガル・ザ・マン「Feel It Still」

●最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム
V.A.『Tony Bennett Celebrates 90』

●最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム
エド・シーラン『÷ (Divide)』

●最優秀ダンス・レコーディング
LCDサウンドシステム「Tonite」

●最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム
クラフトワーク『3-D The Catalogue』

●最優秀ロック・パフォーマンス
レナード・コーエン「You Want It Darker」

●最優秀メタル・パフォーマンス
マストドン「Sultan’s Curse」

●最優秀ロック・ソング
フー・ファイターズ「Run」

●最優秀ロック・アルバム
ザ・ウォー・オン・ドラッグス『A Deeper Understanding』

●最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム
ザ・ナショナル『Sleep Well Beast』

●最優秀R&Bパフォーマンス
ブルーノ・マーズ「That's What I Like」

●最優秀R&Bソング
ブルーノ・マーズ「That's What I Like」

●最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム
ザ・ウィークエンド『Starboy』

●最優秀R&Bアルバム
ブルーノ・マーズ『24K Magic』

●最優秀ラップ・パフォーマンス
ケンドリック・ラマー「HUMBLE.」

●最優秀ラップ/サング・パフォーマンス
ケンドリック・ラマー feat.リアーナ「LOYALTY.」

●最優秀ラップ・ソング
ケンドリック・ラマー「HUMBLE.」

●最優秀ラップ・アルバム
ケンドリック・ラマー『DAMN.』

●最優秀サウンドトラック・アルバム賞-映画・テレビ・その他映像部門
『La La Land』

●最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞-映画・テレビ・その他映像部門
『La La Land』

●最優秀楽曲賞-映画・テレビ・その他映像部門
アウリィ・クラヴァーリョ「How Far I'll Go」 - 映画『モアナと伝説の海』

●プロデューサー・オブ・ザ・イヤー(ノン・クラシック)
グレッグ・カースティン

●最優秀ミュージック・ビデオ
ケンドリック・ラマー「HUMBLE.」

●最優秀ミュージック映画
V.A.『The Defiant Ones』



授賞式はケンドリック・ラマーとU2のボノ&ジ・エッジ、デイヴ・シャペルによる「XXX.」「DNA.」「King's Dead」のパフォーマンスで始まり、レディー・ガガとマーク・ロンソンが「Joanne」「Million Reasons」、サム・スミスが「Pray」、リトル・ビッグ・タウンが「Better Man」、ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーが「Despacito」を披露。さらに、チャイルディッシュ・ガンビーノ「Terrified」、ピンク「Wild Hearts Can’t Be Broken」、ブルーノ・マーズ&カーディ・B「Finesse」、スティング&シャギー「Englishman in New York」「Don't Make Me Wait」、リアーナ、DJキャレド&ブライソン・ティラー「Wild Thoughts」、マレン・モリス、エリック・チャーチ&ブラザーズ・オズボーン「Tears In Heaven」、ケシャ、シンディ・ローパー、カミラ・カベロ、ジュリア・マイケルズ、アンドラ・デイ、ビービー・レクサによる「Praying」、U2の「Get Out of Your Own Way」、エルトン・ジョン&マイリー・サイラスの「Tiny Dancer」、シザの「Broken Clocks」、ロジック、アレッシア・カーラ&カリードによる「1-800-273-8255」などのパフォーマンスが披露された。

ファッツ・ドミノとチャック・ベリーの追悼企画ではゲイリー・クラーク・ジュニアとジョン・バティステ、Joe Saylorが「Ain’t That A Shame」と「Maybellene」を披露し、クリス・ステイプルトンとエミルー・ハリスはトム・ペティに捧げる「Wildflowers」をデュエット。また、式典ではスライドとともに、クリス・コーネル、グレッグ・オールマン、チェスター・ベニントン、プロディジー、リル・ピープ、ドロレス・オリオーダンらへの追悼が行なわれた。このほか、ブロードウェイ・トリビュートではベン・プラットがレナード・バーンスタインに捧げる「Somewhere」、パティ・ルポーンがアンドリュー・ロイド・ウェバーに捧げる「Don't Cry for Me Argentina」を届けた。

プレゼンターとして、トニー・ベネット、アリシア・キーズ、ジョン・レジェンド、イヴ、ケリー・クラークソン、ニック・ジョナス、ヘイリー・スタインフェルドらも出演した。

写真:Getty Images

■番組情報

『第60回グラミー賞授賞式』
2018年1月29日(月)夜10:00 [WOWOWライブ] ※字幕版

『第60回グラミー賞授賞式』
2018年2月18日(日) 午後4:00 [WOWOWプライム] ※字幕版

特設サイト: http://www.wowow.co.jp/music/grammy/

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