スティーヴン・タイラー、慈善イベントでA・クーパーらとグラミーを観賞

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スティーヴン・タイラーは日曜日(1月28日)、ハリウッドにあるRed Studiosを貸し切り、グラミー授賞式を観賞するパーティーを開いたそうだ。このイベントは、虐待されるティーンエイジャーを支援し彼が設立したJanie’s Fundのチャリティー晩餐会も兼ねており、アリス・クーパーやエアロスミスのジョーイ・クレイマー(Ds)、ランディ・ジャクソン、デヴィッド・フォスター、女優のシャロン・ストーン、オリヴィア・ワイルドらが出席したという。

◆当日の様子

彼らはTV中継されたグラミーを見ながら食事を楽しんだ後、Janie’s Fundが支援する10代の少女の体験談を聞き、最後にスティーヴンがナッシュビルで活動するバンドLoving Maryとパフォーマンスしたそうだ。

アリス・クーパーは、「スティーヴンと俺は長い付き合いだ。それに俺ら2人とも娘たちがいる。だからこういう事柄には考えさせられるよ」と、『Billboard』誌にコメントしている。

スティーヴンは2015年、虐待/ネグレクトされる少女たちを支援するためチャリティー団体Janie’s Fundを設立した。トム・ハミルトンと共作した「Janie's Got A Gun」(1989年)で、父親から性的虐待を受けていた娘が銃を手にし復讐を遂げる物語を取り上げて以来、彼のもとには、同じように虐待された経験を持つ人々から多くの手紙が届くようになり、支援団体の設立を決めたという。

スティーヴンは「彼女たち全員に“俺の携帯番号を渡す”と言ってある。だからトラブルが起きたら、彼女たちは俺に電話できる」と、『Billboard』誌に語った。今回のイベントで240万ドル(約2億6,000万円)の寄付金が集まったそうだ。

Ako Suzuki
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