音楽とアートのフェス＜Berlin Atonal＞ がベルリンでオーガナイズしてきたイベント＜New Codes＞日本版の詳細発表

ドイツ、ベルリンの音楽とアートのフェスティバルr＜Berlin Atonal＞が日本における国内外のアーティストによる新たな音楽やサウンドアートの制作、奨励、発表することを使命とする実験音楽のプラットフォーム、N/Aが東京と京都の二都市で開催するクラブイベント＜New Codes＞の詳細を発表した。

◆＜New Codes＞ 関連画像＆映像

▲Mark Reeder

2部構成となる今回の＜NewCodes＞の第1部では、日本未公開のドキュメンタリー映画『B-Movie：Lust & Sound in West Berlin 1979 - 1989』を上映。＜Berlin Atonal＞が最初に始まった80年代のベルリンとその音楽シーンの様子が、当時マンチェスターから移住してきた青年マーク・リーダーの視点から描かれている。当日はマーク・リーダー本人を会場に迎え、トークショーとQ&Aも行われる。


第2部のクラブイベントでは、メインフロアに＜Berlin Atonal＞に毎年出演しているモーリッツ・フォン・オズワルドが、昨年のフェスティバルでもTresorを沸かせたテクノDJセットで登場、マンチェスターから常に予想を裏切り続けるデムダイク・ステアが、斬新なリズムを巧みに折衷していくDJセットを披露する。

▲Moritz von Oswald
▲Demdike Stare

さらに大阪を拠点にバンドやコラボレーションなど多角的な活動で才能を開花させているアーティスト、YPYのライブセット、同じく大阪の大ベテランのレコード・バイヤーでありDJとしても信頼の厚いYAMAが出演。京都METROには地元のモジュラーシンセ即興演奏家のbariumとTaguchiのパフォーマンス、東京Contactには日本から独自のベース・サウンドを発信し国際的な注目も集めるTREKKIE TRAXのCarpainter、マーク・リーダー、テクノ/インダストリアルを中心とした選曲で個性を発揮するTakahashi、関東エリアで精力的に活動する気鋭DJ Lil Mofo、Changsie、セーラーかんな子が多彩なDJプレイを聴かせる。エレクトロニック・ミュージックの可能性と先進的なスピリットを感じさせてくれる集いとなるだろう。



◆＜Berlin Atonal＞ オフィシャルサイト