【インタビュー】READY TO KISS「私たちも“なりたいアイドルになります”って励まされた曲」

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■今回の4曲ってどれも頭から離れないスルメ曲(笑)
■きっとみんなもクセになるんじゃないかと思います


──実際、ミュージックビデオでは成増が大フューチャーされています。今回、初めて演技にチャレンジしているので、どんなキャラクターを演じているのか教えてください。

彩菜:私はカフェのシーンに出てくるんですけど、実際に成増にあるカフェなのでぜひ探してほしいですね。演じたのは主人公を励ます友達の役です。LINEしても返信がないので心配しているんですけど、たまたまカフェの外を通りかかった主人公を見て“あっ!”って。演じながらも主人公の気持ちがイタいぐらいにわかりました。

希純:私は試験に落ちた主人公役を演じています。自分自身、学生時代はあまり友達が多くなかったので、グループLINEを見なかったことにする主人公のシーンに「わかるな」って。嫌なことがあったから、みんなに顔向けできないっていう。泣くシーンは勝手がわからなくて10回ぐらい撮りなおして、みんなを待たせちゃったのが辛かったですけど、素敵なミュージックビデオに仕上がって良かったなって。歌っている以外は99%が落ちこんだ顔で映っていますけど、見たファンの人から「笑っているより、きすみんらしくて板についてたよ」って言われたので、感情移入できたキャラクターだったのかなと思いました。

広実:私は主人公の同級生役でアルバイトでカフェの店員をしているんですが、演技に初挑戦して、初めてその難しさを知りました。笑うシーンでも役柄になりきらないとできないなって。自分がカフェで働いていて友達がこういう状況になったら……って想像しながら演じて、いい経験になりました。

咲乃:私もひろみんと同じカフェの店員でお姉さんキャラ。「うん、うん」ってうなづいているシーンが多いです(笑)。


──友達の話や注文を聞いたりとか? 撮影中に印象に残っているエピソードはありますか?

咲乃:ロケの車の中でめっちゃサーモン食べた記憶があります。

全員:(笑)。

歩子:私は仲良しグループの合格した方の女のコの役です。学生時代はグループで遊んだり、つるんだりしたことがなかったので、「こういう華やかな高校生活送ってみたかったな」って夢が叶った感じがしました。充実したJKみたいな(笑)。それと私、このミュージックビデオのように学生時代からツインテールでセーラー服だったんですよ。親にも「あゆちゃんっぽい役だね」って言われたのが嬉しかったです。

美帆:私は仕事で失敗しちゃって落ちこんでいるOL役なので、お仕事を頑張っている人に元気を与えるようにっていう気持ちで演技しました。最後のほうでブランコに乗っているシーンが出てくるんですけど、サンドイッチとコーヒーを食べて飲んでいる場面を3回ぐらい撮ったんです。でも、完成したら食べてるシーンは使われていなかったというおもしろエピソードがあります(笑)。

彩菜:3回も? 頑張ったね。美味しかった?

美帆:美味しかった(笑)。

麗奈:私はストリートミュージシャンみたいな役柄です。主人公が駅のホームに落とした日記を拾って、そこに書いてあったことをもとに「成増になります」を即興で作って歌う設定なんですけど、ギターを弾きながら歌うシーンはけっこう大変でした。

──ふだんはギター弾いたりしないんですよね?

麗奈:そうなんです。なので作曲してくださった方からコードを教えてもらって、実際に指で押さえながら。撮影日は朝から練習していました。

──見どころが盛りだくさんですね。今回のシングルには甘酸っぱいポップチューン「ストロベリー・ソフトキャンディ」や三代目パークマンサーのラップがフィーチャリングされた「I GET CRAZY」、「見つめられない」の2018年ヴァージョンも収録されているので聴きどころをぜひ。

彩菜:「見つめられない」はライブでやらせていただいている曲で、今のメンバーでの2018年ヴァージョンを音源化させてもらいました。「I GET CRAZY」はLINEライブで司会をしてくださっている三代目パークマンサーさんとのコラボ曲ですね。

歩子:台詞があって面白いんですよ。

麗奈:パークさんにちなんだ台詞が多くてメンバーの台詞もあるので注目してもらいたいと思います。曲調もすっごくかわいいよね。

全員:かわいい!

麗奈:タイトルは「I GET CRAZY」だけど、ザ・アイドルソング。

歩子:きゅんきゅんしちゃう恋愛ソングになってます。

広実:歌詞が送られてきた時、パークさんの台詞は括弧になって書いてあったんですけど、完成した曲を聴いたらサビにもツッコミみたいなのが入っていたんですよ。ライブだと聴きとりにくいと思うので、CDで歌詞カードを見てほしいなと思います。

彩菜:あと「ストロベリー・ソフトキャンディ」は新宿ReNYの単独ライブで初披露なんですけど、思った以上に踊りが激しい。

咲乃:みんなでジャンプする振りがあってね。

彩菜:ファンの人も一緒に跳んでくれたら会場が揺れるんじゃないかな。

歩子:ダントツで踊りが激しい曲だね。

彩菜:レディキスのダイナミックジャンプが見られる曲です。歌っていて楽しい曲でもあります。

──カップリングは片思いの曲が多いですね。

咲乃:はい。成就してほしいですね(笑)。

麗奈:片思いの曲が多いので、そろそろ幸せソングを(笑)。

歩子:ラブラブソングね。

美帆:リア充ソングいいですね(笑)。

麗奈:あと、今回、曲を作ってくださった光さんが「レディキスのことをたくさんの人に知ってもらえるような曲にしたい」って言っていて、初めてメンバーカラーの衣装も着させていただいたんですよ。

歩子:ブーツも色を揃えてるしね。

麗奈:そう。全体的に自分たちらしさが出せたシングルになっていると思います。

彩菜:今回のシングルの4曲って自分でも困っているぐらい、どれも頭から離れないんですよ。スルメ曲っていうか(笑)。きっとみんなもクセになるんじゃないかと思います。

──では今後の活動についてメッセージをお願いします。

歩子:シングルがリリースされて単独公演もして、「レディキス波に乗ってるな」と思っていただける活動をしていきたいですね。

彩菜:前作「READY TO KISS」がオリコンウィークリー8位という素晴らしい順位をいただいたので、それを更新できるように。「成増になります」がみんなに愛される曲になるよう、今、奮闘中です!

取材・文●山本弘子

リリース情報

「成増になります」
2018/02/13 RELEASE
定価¥1,111 + 税
1.成増になります
2.ストロベリー・ソフトキャンディ
3.I GET CRAZY (feat.三代目パークマンサー)
4.見つめられない (2018 version)
5.成増になります (off vocal)
6.ストロベリー・ソフトキャンディ (off vocal)
7.I GET CRAZY (feat.三代目パークマンサー) (off vocal)
8.見つめられない (2018 version) (off vocal)

千葉咲乃ver. KICM-91826
上原歩子ver. KICM-91827
清川麗奈ver. KICM-91828
大川彩菜ver. KICM-91829
天羽希純ver. KICM-91830
牧野広実ver. KICM-91831
佐々木美帆ver. KICM-91832
通常盤 KICM-1833

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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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