西村由紀江、“可愛いイレーヌ”に感動の初対面

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ピアニスト西村由紀江が、2018年2月14日(水)から国立新美術館で開催される『至上の印象派展 ビュールレ・コレクション』のコンピレーションCD『至上の印象派~BEST SELECTION~』をリリース。展示される珠玉の作品、ノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」と対面を果たした。

このコンピレーションCD『至上の印象派~BEST SELECTION~』は、12月末までの期間限定商品。西村由紀江が選曲、プロデュースを担当し、印象主義音楽を代表するドビュッシー、ラベル、同時代を共に彩ったクラシック音楽の巨匠達、ファリャ、ホルスト、ラフマニノフ、シベリウス、グリーグ、プッチーニ、アルベニスの代表的な楽曲を葉加瀬太郎、古澤巌、高嶋ちさ子、野崎良太、鈴木慶江、ウェイウェイ・ウー等、日本のインストゥルメンタル、クラシック界を代表する豪華アーティスト陣が競演している。


CDブックレットは、ルノワール1880年の傑作「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」が表紙を飾るほか、今美術展の主要な印象派名画6点(ルノワール、マネ、モネ、ゴッホ、セザンヌ)を掲載している。

また、スペシャル・トラックとして西村由紀江による『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)』イメージソング「少女がみたもの」を収録。チェリスト柏木広樹と演奏を繰り広げ、少女イレーヌの可憐さと後の波乱万丈の人生を表現している。同楽曲は展示室内 展示映像上映コーナーにおいても使用される。

静かで厳かな美術館独特の雰囲気の中、ルノワールの傑作に描かれた“絵画史上、最高の美少女(センター)”と銘打たれたイレーヌ嬢と初対面を果たした西村は、「うわ~、きれい…」と思わず息をのみ、作品にくぎ付け。さらに、「肌の透き通る感じや、頬の赤み、髪の波打つ感じがすごく表現されていますね」とうっとり。許された短い時間の中、アーティストならではの感受性で存分に作品を堪能していた。

プロデュースを手掛けたコンピレーションアルバムについては、「印象派の作品は、画家たちがいろいろなことに挑戦し、革新していった絵なんです。同じく音楽も、ドビュッシー、ラベルの時代は、それまでになかったいろいろな挑戦をしているんです。それが、ピアノを弾く私にとってはとても重なる部分で魅力的。今回は、私の尊敬する長年の音楽仲間の葉加瀬太郎さんをはじめ、一流のアーティストたちが奏でる印象派の時代の音楽と、すばらしい印象派の絵を同時に楽しめる作品になったらいいなという思いでプロデュースをさせていただきました」と語った。

リリース情報

『至上の印象派~BEST SELECTION~』
発売日:2018年2月14日(水)
品番:HUCD‐10253
定価:\2,000(税込)
01. スパニッシュ・ダンス  葉加瀬太郎
作曲:マヌエル・デ・ファリャ
02. Pavane pour une infante defunte  野崎良太 with GOODPEOPLE
作曲:モーリス・ラヴェル /〔亡き王女のためのパヴァーヌ〕
03. 月の光  Repubric of Hungary HATS Orchestra
作曲:クロード・ドビュッシー
04. ジュピター  高嶋ちさ子
作曲:グスターヴ・ホルスト
05. アストゥリアス  ウェイウェイ・ウー
作曲:イサーク・アルベニス
06. ボレロ  鈴木慶江
作曲:モーリス・ラヴェル
07. 愛のシンフォニー  古澤巌
作曲:セルゲイ・ラフマニノフ
08. フィンランディア  KRYZLER & KOMPANY
作曲:ジャン・シベリウス
09. 朝  Repubric of Hungary HATS Orchestra
作曲: エドヴァルド・グリーグ /〔組曲ペールギュントより〕
10. ヌーヴェル・ヴァーグ・デュ・スィング  葉加瀬太郎&古澤巌
作曲:ジャコモ・プッチーニ /〔歌劇トゥーランドットより〕
Special Track
11. 少女がみたもの  西村由紀江
作曲・演奏:西村由紀江 (チェロ 柏木広樹) /〔“可愛いイレーヌ”イメージソング〕
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