ジューダス・プリースト「グレンはツアー離脱を発表の数日前に決断した」

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ジューダス・プリーストのグレン・ティプトン(G)は今週月曜日(2月12日)、ツアー活動を止めることを発表したが、ティプトンは先週その決断を下したばかりだったという。

◆インタビュー動画、画像

グレンは基本的に来月スタートするジューダス・プリーストの新ツアーに参加しないが、どこかの公演で1曲もしくは数曲プレイする可能性はあると発表された。その数時間後、フロントマンのロブ・ハルフォードは、何であれ「起こりうる」と『The Quietus』のインタビューで話した。

「なぜなら、俺らはまだこのこと全てを飲み込もうとしている最中だからだ。グレンは、ツアーを全うできないって、先週木曜日(8日)に決断を下したんだ。だから、俺らはまだ様々な可能性を模索している真っ只中だ」

医療は日々発展しており、「誰にわかる? 来年、もしくは再来年、物事は劇的に変化するかもしれない。だが、いまのところ、ああ、グレンは発表したとおり、いつかどこかで(公演で)姿を見せる」と続けた。

ハルフォードはまた、ティプトンは「まだギターをプレイできる」と強調した。「グレンは10年間、パーキンソン病と懸命に闘ってきた。この10年、ライティング、レコーディング、世界ツアー、あらゆる点で止めようとはしなかった。彼はまだギターがプレイできる-俺ら、このことは強調しておかなくてはならない。だが、より挑戦的な曲をセットリストに組み込まなくてはならず、それが彼にはちょっと難しくなりつつある」

「この件に関し、俺らにとって、とくにグレンにとって最もポジティブな面は、彼はこの挑戦が自分の人生を変えることを許していないところだ。グレンは依然グレンだ。いまでもギターがプレイできる。同じ奴だよ。素晴らしい偉大なヘヴィ・メタル・ギター・プレイヤーだ」

ジューダス・プリーストは、ティプトンの代わりに新作『Firepower』を共同プロデュースしたアンディ・スニープを迎え、3月13日から新ワールド・ツアーを開始する。現在のところ、8月10日まで北米、ヨーロッパで60公演近くの日程が告知されている。





Ako Suzuki
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