【インタビュー】Candy or Whip、四人のYouTuberレイターズが放つ初期衝動が詰まったミニアルバム『last』

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■難しいことやできないことができるようになるのは楽しいから
■心が折れそうになる時もあるけど負けずに練習を重ねていきます


――Candy or Whipの誕生から、ここまでの流れも味わえる1枚といえますね。では、レコーディングは、いかがでしたか?

S&R:ドラムの難しさを痛感しました。Candy or Whipの曲は裏拍を出す曲が多くて、裏拍を取るのが難しいんですよ。しかも、全体的にテンポが速いから一層難しい。リスナーとして音楽を聴いていた時は、裏を出すドラムは気持ち良いな、叩いている側も気持ち良いんだろうなと思っていたけど、実際にやってみたらめっちゃ大変でした(笑)。「liar woman」とかはサビ前にキメがあるんですけど、それも難しいんですよ。でも、ドラムに限らず好きなことなら誰でもそうだけど、難しいこととか、できないことができるようになるのは楽しいから。心が折れそうになる時もあるけど、負けずに練習を重ねて、ドラマーとしてのスキルをあげていこうと思っています。

SY:僕も、いろいろ大変でした。たとえば「liar woman」で、初めて“クイ(シンコペーション)”というのを知って、タイミングを掴むのに苦労しました。まず、“クイ”という言葉を聞いた時に“なんやそれ?”と思ったし、「7拍から次のコードに行くことだよ」と言われても意味が分からないという(笑)。もう音を何回も何回も聴いて、“ここか? ここか?”と思いながら練習しました(笑)。

――最初は、分からないことが沢山ありますよね。ベースは指弾きでしょうか?

SY:指です。ベースを始めなら、ピック弾きから入ったほうが楽なことは分かっていたんですよ。指弾きは指先が痛くなるし、“クイ”のタイミングとかもオルタネイトでピック弾きしたほうが分かりやすいし。でも、ベースは指弾きがカッコいいなと思ったんです。ギターは基本的にピックで弾くから、指で弾くというのはベースならではの魅力だなというのもあったし。なので、指でがんばることにしました。


▲SN(シン/Gt)

SN:S&Rが言ったように、今回は全体的にテンポが速いというのがあって。S&Rはそれでちょっと苦労したみたいだけど、ギターは弾いていて爽快感があって楽しいです。ただ、速いから、単音の時に“うっ”となる時もありますけど(笑)。あとは、「3年=4つの遺伝子」はギター・ソロがあるので一層弾き甲斐があるし、ソロはギタリストの見せ場なので、ライブで演奏することも楽しみにしています。

YU:歌も、めちゃくちゃ大変でした。バンドを始めてからボイトレとかにも沢山行くようになったんですけど、元々僕は歌が上手いわけではなかったし、ボイトレをすればすぐに上手くなるというものでもないんですよね。だから、レコーディング前は一生懸命練習してから本番に臨みました。今回の歌録りで一番大変だったのは「liar woman」です。この曲のサビはものすごく音程が高いし、だからといって細い声になってしまうのは違うんですよ。キーが高いけど太い声を出す必要があって、一番難しかった。録るのに結構苦労しました。


▲『last』【初回盤】


▲『last』【初回盤】

――キツいからといって低い音程のメロディーに変えたりしなかったことで、「liar woman」は強く響く曲になっています。皆さんの話を聞いて、今は音楽やバンドに没頭されていることが分かりましたが、音楽以外の趣味などはありますか?

SN:僕は洋服が好きで、休みの日とかは一人で服を見に行って、もうめっちゃ買い漁っています。服は自分のペースで見たいから、誰かと一緒に行くのは嫌なんです。渋谷の西武百貨店とか、原宿の行きつけの店に行くことが多いですね。あとは、エリアを決めて回ったりする日もありますし。最近は黒でシックに纏めたファッションが好きで、yohji yamamotoとか、同系列のY'sとかにハマっています。そういうファッションに合うように、今はちょっと髪の毛も伸ばしているんです(笑)。

一同:えっ、そうなんだ? 気づかなかった(笑)。

SN:やっぱりファッションは雰囲気作りも大事かなと思って(笑)。

SY:うん、大事だと思う(笑)。僕は、絵を描くことが趣味です。小学校の低学年の頃から絵を描くのが好きで、今はマンガとか、イラストっぽいものとかをよく描いています。

YU:小学生の頃はマンガとかアニメのキャラクターを描くのが上手いヤツが、必ずクラスにいたよね(笑)。

一同:いたいた!(笑)

SY:でも、俺はその頃から自分でキャラクターを考えていたから(笑)。アニメに出てくるキャラクターを描くよりも、オリジナル・キャラを考えたりするのが好きだったんです。マンガ家になりたいという夢はなかったけど、自分が描いたものが何かに掲載されると良いなと思っていましたね。絵を描くという特技を活かして、今後はCandy or Whipのグッズとかロゴとかのデザインもやれると良いなと思っています。


▲SY(サイ/Ba)

――良いですね。マンガやアニメは?

SY:見ます。漫画家で一番好きというか、尊敬しているのは『バクマン。』とか『DEATH NOTE』『ヒカルの碁』とかの作者の小畑健さんです。めちゃめちゃ絵が独特で、僕は独特な絵が好きなんですよ。それに、小畑さんは漫画家の中で一番絵が上手いと思いますね。本当に独創的な描き方をされる方で、いつも良いなと思いながら読んでいます。

S&R:音楽以外の趣味ですか……とりあえず、僕は絵を描くことは苦手ですけど、マンガを読むのが好きです。アニメじゃなくて、マンガが好きなんですよ。マンガは作家さんの生々しい筆遣いとか技巧が見れるところが良い。だから、家には結構な量のマンガがあります(笑)。『キングダム』みたいな争いを描いた少年マンガとかが好きですし、あとは『HUNTER×HUNTER』に一時期ハマったこともありました。『HUNTER×HUNTER』は発想がすごいなと思って。『HUNTER×HUNTER』の作者の冨樫義博さんの作品は、他にも好きなのがありますね。

YU:僕は、趣味は寝ることです(笑)。好きなだけ寝て、起きる瞬間が好きなんです。あの瞬間はヤバい(笑)。それが幸せです。

一同:それって、趣味かな?(笑)

YU:趣味じゃないか……。でも、今は音楽以外に没頭できるものが無いんですよ。こういう質問もそうですけど、インタビューとかをしていただくことにも、もっと慣れていかないと…と思いますね。


――えっ? 特に問題はないと思いますが?

YU:いや、このインタビューの前に、第一興商さんの『DAM CHANNEL TV』に出させていただいたんですけど、トークが最悪だった……。

――そ、それはどんな風に?

YU:もう、全員めっちゃ緊張してしまって、しどろもどろというか。

SN:収録が始まる前はいろいろ考えていたんですけど、始まった瞬間に全部飛んでしまって。緊張したせいで、声量もあまり出ず…みたいな(笑)。

SY:僕もすごく緊張してしまって。どうにか、がんばって喋ろうとするんですけど、空回りしているなということを自分の中で感じていて(笑)。これはスベッてるな、誰か助けてくれへんかなと思っても、みんな目も合わせてくれなくて(笑)。それで、「まぁ、そういう感じです」といって話を終わらせるという(笑)。いや、悲惨でした……。

S&R:僕も緊張して、同じ発言を繰り返してしまって。“何回、同じこと言ってんねん”と自分の中で突っ込みながら話していました(笑)。きっとDream Amiさんに、変なヤツらだなと思われたと思います(笑)。


――なるほど(笑)。でも、ゼロからスタートして大きくなっていくCandy or Whipを見れるというのは、ファンの皆さんは楽しいと思います。

YU:そうですね。温かい目で見守って頂ければと思います。今後のCandy or Whipの動きとしては3月28日と30日にレイターズのファンミーティングがあって、そこでライブをやる予定です。ただ、28日は会場が中野サンプラザで、30日は大阪のオリックス劇場なんですよ。いきなりデカいホールなんですよね。今はそこにどんどん気持ちを向けているところですけど、イメージしきれなくて、正直不安もあります。でも、今の自分がやれることを全部やったうえで臨めば、何か失敗したりしたとしても後悔は残らないと思うんですよ。なので、今は日々がんばっています。

SN:自分達の準備不足で伝えたいことが伝えられないというのは絶対に嫌なので、万全を期して臨みたいですね。自信を持ってステージに立てるところまで持っていこうと思っています。楽しんでライブをして、自分達の音楽で少しでもお客さんの心を動かせたら良いなと思っています。

SY:Candy or Whipとして人前に立つのは3月が初めてなので、やっぱり緊張感はありますね。でも、それ以上に楽しみたいというのがあって、SNも言ったように楽しむために準備をしっかりやろうと思います。あとは、ファンミーティングは僕らの高校卒業記念イベントなんですよ。卒業をモチーフにしたエンターテイメント的なこともするので、それも楽しみにしていて欲しいです。

S&R:僕は、今から緊張しています(笑)。でも、同時に楽しみで仕方ない。当日までにやれることを全部やって、全力でライブをやりきろうと思っているので、期待していてください。

取材・文●村上孝之

リリース情報

1st mini ALBUM『last』
2018.2.28 on sale
【初回盤】(CD+DVD)2,000円(税別)[FMCD-019]
<収録内容>
[DISC1 CD]
1.last show time
2.3年=4つの遺伝子
3.ヒーローは“悪”に勝てない
4.5秒の世界に君はいない
5.liar woman
[DISC2 DVD]
1.3年=4つの遺伝子 MV
2.liar woman MV
3.liar woman MV(Live ver.)
4.『last』メイキング
【通常盤】(CD)1,500円(税別) [FMCD-018]
<収録内容>
1.last show time
2.3年=4つの遺伝子
3.ヒーローは“悪”に勝てない
4.5秒の世界に君はいない
5.liar woman

ライブ・イベント情報

<Last Show Time~レイターズ高校卒業記念イベント&Candy or Whip 1st Stage~>
3月28日 中野サンプラザ
3月30日 オリックス劇場

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