【インタビュー】フロム・ザ・ジャム「3月に会えるのを楽しみにしているよ」

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元ザ・ジャムのブルース・フォクストン率いるフロム・ザ・ジャムの初来日公演が3月に開催となる。40周年を迎えるザ・ジャムの名盤『オール・モッド・コンズ』の楽曲を中心としたアニバーサリーライブと、ザ・ジャムの名曲を携えた『ベスト・オブ・ザ・ジャム』ライブというプレミアムな公演が予定されている。

1977年の結成から1982年の解散に至るまでUKパンク・シーンの旗手としてシーンを席巻し続けた、ポール・ウェラー、ブルース・フォクストン、リック・バックラーの3人で結成されたザ・ジャムは、パンク・ムーブメントの真っ只中にデビューし、パンクロックに留まらずR&Bやソウルなど幅広い音楽を取り入れたサウンドで、後のイギリス音楽シーンに多大な影響を与えてきた。1982年の解散以降、ファンはオリジナル・パフォーマンスを観る機会を失ってしまっていたが、時は流れて2007年…英『NME』誌で同年に「最も影響力のあるベーシスト」の第7位に選出されたベース/ボーカルのブルース・フォクストンを中心に、ボーカルにラッセル・ヘイスティングス、ドラムにマイク・ランドンを迎えてフロム・ザ・ジャムが結成された。ソールドアウトとなった全英ツアーを初め、彼らのパフォーマンスは世界中で絶賛されており、元フロントマンであるポール・ウェラーも彼らのライブには太鼓判を押している。

そんな彼らの日本初上陸だ。3月13日(火)には、40周年を迎える名盤『オール・モッド・コンズ』の楽曲を中心としたショーを、3月14日には「パブリック・ゲッツ・ホワット・パブリック・ウォンツ(公衆は公衆が望むものを手にする)」と題したザ・ジャムのヒット曲で構成されたショーが開催される。それぞれの公演にはメンバー全員のサイン入りポスター等の豪華特典がつくVIPチケットも用意されており、往年のファンには見逃せない特典も満載だ。


──日本のファンのほとんどは、フロム・ザ・ジャムについて詳細を知りません。バンドを結成するに至った経緯を教えてもらえますか?

ブルース・フォクストン:話すと長くなってしまうんだけどね。まず僕はザ・ジャムを1974~75年頃に結成して、1977年にレコード契約を結んだんだ。サリー州ウォーキング出身の3人の若い男…ポール・ウェラー、リック・バックラー、そして僕だ。僕たちは「Going Under Ground」「Start!」「Town Called Malice」「Beat Surrender」の4曲で全英1位を獲った。ザ・ジャムはエネルギッシュなライブをやるってことで評判だったんだよ。それからほどなくして、1982年に僕らは解散した。

──ええ。

ブルース・フォクストン:2007年になって、オリジナル・ドラマーのリック・バックラーと、そしてヴォーカル/ギターとしてラッセル・ヘイスティングスを迎えてフロム・ザ・ジャムを結成して、もう一度ファンに愛された音楽をツアーで披露することにしたんだ。リックは2009年にバンドを脱退してしまったけど、ラッセルと僕とで、こうして今日までツアーを続けているっていうわけさ

──フロム・ザ・ジャムを結成した当初は、ザ・ジャムのファンから受け入れられないのではないかという不安はありましたか?ザ・ジャムのファンからの反応はどのようなものだったのでしょう。


ブルース・フォクストン:確かに僕らはとてもシリアスになっていた。だけど、ひとたびツアーで素晴らしい楽曲たちをプレイしてからは、彼らにとって僕らはいいことをしているような感覚になっていったんだ。100%の情熱と信念をもってパフォーマンスをしたから、観客のみんなもそれに応えてくれたんだと思う。

──日本のファンの前であなたがプレイするのはかなり久しぶりですが、フロム・ザ・ジャムのライブはどんなものに鳴りますか?

ブルース・フォクストン:エネルギッシュで情熱的なパフォーマンスを約束するよ。

──ザ・ジャムの最後の来日公演は1982年ですが、当時の日本での思い出はありますか?

ブルース・フォクストン:当時はちょっとバタバタしていたな。また日本の素晴らしい人々の前でパフォーマンスをできることを心から誇りに思うよ。


──今回の日本ツアーでは、アルバム『オール・モッド・コンズ』の楽曲を中心としたセットと、『ベスト・オブ・ザ・ジャム』と題された2公演がありますが、『オール・モッド・コンズ』のリリースからは40年も経っているんですね。

ブルース・フォクストン:あの楽曲たちは時代を超えて愛されてきたと感じているよ。ラジオで聴いても今っぽく聴こえると思うし、楽曲を生き長らえさせることがフロム・ザ・ジャムの大きな使命なんだ。

──フロム・ザ・ジャムとしてステージに立つのは、ザ・ジャムの時と同じような感覚でしょうか。

ブルース・フォクストン:もちろんさ。ライブでこそ僕らは輝くからね。まあ、ライブに緊張はつきものだけど、オーディエンスを前にしてプレイすることほど素晴らしいことはないよ。

──リード・ヴォーカル/ギターのラッセル・ヘイスティングスには、ポール・ウェラーの後釜として高い期待とプレッシャーを抱えていたと思いますが、いかがですか?

ブルース・フォクストン:ラッセルは元々、ザ・ジャムの大ファンだったんだ。1982年にやったザ・ジャムの最後の公演にもオーディエンスとして参加しているくらいにね。彼は、僕たちの楽曲にオリジナルのテイストを加えてくれたんだ。ラッセル自身もポールに寄せようとしたことはない。ポールの穴埋めということでは決してないからね。

──あなたの最後のソロ・アルバム『スマッシュ・ザ・クロック』はポール・ウェラーのスタジオでレコーディングされ、ポールもそのうちのいくつかに参加していますね。最近のポールとの関係は?

ブルース・フォクストン:ポールと僕は友人だよ。バンドと彼の関係も良好なものだ。僕と同様、ポールは彼自身の活動をしているしね。時々は顔を合わせているよ。

──最後に、日本のファンにメッセージを。

ブルース・フォクストン:3月に会えるのを楽しみにしているよ。



<FROM THE JAM JAPAN TOUR 2018>

ALL MOD CONS 40th ANNIVERSARY SHOW
東京:DUO MUSIC EXCHANGE
3月13日(火)
18:30 OPEN / 19:30 START

THE BEST OF THE JAM - “THE PUBLIC GETS WHAT THE PUBLIC WANTS”
東京:DUO MUSIC EXCHANGE
3月14日(水)
18:30 OPEN / 19:30 START

THE BEST OF THE JAM - “THE PUBLIC GETS WHAT THE PUBLIC WANTS”
3月16日(金)
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1st STAGE 17:30 OPEN / 18:30 START
2nd STAGE 20:30 OPEN / 12:30 START
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