ブリット・アワーズのTV放送、ケンドリック・ラマーのパフォーマンス半分が無音に

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英国のテレビ局ITVは、水曜日(2月21日)ロンドンで開催された<BRIT Awards 2018>を中継したが、ケンドリック・ラマーのパフォーマンスで半分近くの音声を消したそうだ。

◆<BRIT Awards>画像

授賞式で、Rich The Kidと共に「FEEL.」と「New Freezer」をパフォーマンスしたラマーは、TV放送を踏まえ、あらかじめ歌詞から下品だったり汚い言葉を取り除いていたと言われ、その上、放送されたのは午後10時近かったが、プロデューサーは問題ありと判断したようだ。

これには、「ラマーがパフォーマンスする意味がない」「9時過ぎなんだからいいじゃない」「8割も音消すのに、なぜケンドリック・ラマーのようなアーティストに出演を依頼するのか?」などと批判の声が上がったが、ITVは「視聴者の層は幅広く、私たちは常に(完全な生中継ではなく)放送を少し遅らせ、視聴者が相応しくないと考える可能性がある言葉をミュートにしています」とコメントしている。

<BRIT Awards>のテレビ放送で、このようなことが起きたのはこれが初めてではなく、2015年にカニエ・ウェストがパフォーマンスしたとき、39回Nワードが口にされ、大半が無音となった。昨年もスケプタの一部パフォーマンスで同じことが起きた。

Ako Suzuki

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